静岡のホップを使ったビールが完成―大人の社会見学からの美味しい一杯―
先日、見学に伺った静岡のホップ園で収穫したホップを使ったビールがついに完成しました!
心待ちにしていたビールの完成、よーく冷やしていざ試飲という名の乾杯!
このホップがこうなるのか!と感動の一口目を。

生姜の香りが広がり、すっきりとした飲み口に生姜のスパイシーさが加わりまさにジンジャービール!
すり下ろした生姜が入っているのでは、と思うくらいにしっかりとした生姜の風味を楽しめます。寒い日にこそ飲みたいビールです!
感動の余韻に浸りながら、このホップがこうなるのか!と改めて感動を覚える瞬間でした。

静岡で育って、元板前として学んだ“素材の背景”の価値
私が社会人1年目、板前として修業していた頃に
料理の世界では「素材の背景まで含めて味になる」と教わってきました。
誰がどんな想いで
どんな土地と気候で
どうやって台所に届いたのか?
その想いを最終的にお客様のお口まで最高の状態で届け、伝えていく料理を心がけていました。
同じ素材でも季節によって、その収穫の年によって味も変わります。
今回、あのホップがこのジンジャービールになっていく、背景や想いを伺っていたからこそより一層の感動と親しみを覚えました。
静岡で生まれ育った身として、自分が踏んできた土の上で、こうして素材の“始まり”を体験できることは大変貴重な経験です。
耕作放棄地から生まれるビールという希望
今回ホップを植えた場所は、もともと茶畑だった耕作放棄地です。
静岡県内もそうですが、全国的にこうした土地は増え続けています。
社長さんの「まずやってみよう精神」が生姜を育て、さらにホップを育て、ご縁が繋がり地域の未来に繋がっていく。
耕作放棄地 × ホップ × クラフトビール
これは地域活性だけではなく、SDGsの要素も自然に内包しています。
地道に継続してきてようやくの商品化され、県外の方にも知って頂く機会に繋がっていく。
なんて素敵な循環なんでしょう!
静岡のものを、都内のショップから広げていくという使命感
いま、私は都内でショップを営んでいます。
東京には情報も人も集まる。
だからこそ、“地方の魅力をもう一度届ける拠点”としての場所でもあると感じています。
静岡は、食材も自然も、人のあたたかさも、可能性に溢れるの土地の一つだと思います。(もちろん、しっかり地元愛という偏見が入っています!)
温和な人も多く、親しみやすい人が多い地域です。
ただ、地元にいるとそういった価値や機会が当たり前すぎて気づきにくいこともあります。
だからこそ、東京にいるから見える視点や東京だから伝えられる発信の仕方がきっとあると思っています。
「静岡で育った恩を都内でショップ経営する今の自分を使って返していきたい」
東京にある私のショップが、静岡の魅力が旅立つ“第二の故郷”になれたらいいなと思いながら日々地元愛を語っています。
そこからひとりでも多くの人が静岡に興味を持ったり、訪れたり、関心を持ってくれたりしたら、そんな嬉しいご縁や循環が起きたら嬉しいなと思っています。
今回のホップビールで、私は大切なことを再確認しました。
静岡が好き!
静岡の土地に恩返しがしたい!
この想いから立ち上げたショップはやはりパワフルな起点として地元と繋がっているということ。
地方創生というと難しく聞こえるけれど、私にとっては、とてもシンプルなことだと思っています。
「自分が惚れ込んだ土地の魅力を、たくさんのご縁でつないでいく」
こういった循環が、地方を元気にする一歩だと信じています。
来年の夏は本格的にホップの収穫体験ツアーを企画してみようかと画策中です。
ジンジャービールぜひ、ご賞味くださいね♪
