【旅の実践編⑤】代行バスと発熱と、それでもプラハへ|シニア夫婦の32日間ヨーロッパ旅行
朝5時起床。
夫の熱もすっかり下がっていた。
シャワーを浴びて着替えをし、洗濯機を回す。ひげをそったら、ようやく人間らしくなった(笑)。
宿を軽く掃除して荷物をまとめ、8時半にはチェックアウト。
移動日までに回復して本当によかった。
10:11発 IC641に乗車
「これで合ってるよね?」
と何度も確認しながら列車に乗る。
海外の鉄道移動は、ホームも突然変わるし、本当に最後まで気が抜けない。
リンツでまさかの代行バス
せっかく「1回乗り換えで安心なチケットを買った!」と思っていたのに、駅の掲示板には指定列車が「BUS」と表示されている。
え、バス??
とりあえず駅の外へ出て、「Bus Terminal」の表示に沿って移動する。
近くには、ハネムーナーらしき韓国人カップルもいて、どうしたらいいのかわからない様子で立ち尽くしていた。
“Are you going to Prague?”
(プラハへ行く予定ですか?)
そう聞くと、「Yes!」と返ってきた。
日本人と韓国人でも、英語があればちゃんと理解し合えるんだなあと、ちょっと感動する。
近くにいた運転手さんらしき人に工程表を見せながら、
「このバスはどこですか?」
と聞くと、ドイツ語だったけれど、身振りで「あっち!」と教えてくれた。
向かった先には、5〜6台のバスが並んでいる。
「どれでもいいよ」と言われ、とりあえず空いているバスへ。
乗客は7人ほど。
……ほんとにこれで合ってる??
気づけばチェスケー・ブジェヨヴィツェ
Googleマップで確認すると、とにかくプラハ方面には向かっているらしい。
あと何回乗り換えるのか。
この先どうなるのか。
不安いっぱいだったけれど、結局、代行バスで直接チェスケー・ブジェヨヴィツェまで到着できた。
そこから再び駅構内へ入り、掲示板を見ながらホームへ向かう。
案内らしき案内もほとんどない。
ようやく見つけた指定席には、知らないお姉さんが普通に座っていた。
もうサバイバルである。
とりあえず、プラハには向かっている。
それでもちゃんと前に進んでいる
プラハ駅に着いてからもしばらくうろうろ。大きな駅だ、出口はどっち?
エレベーターがホームの端にしかなく、大きなスーツケースを持って移動するのがなかなか大変だった。
でも、初挑戦のBoltは驚くほどスムーズ。
ようやく宿にチェックインできた。
今回選んだAirbnbは、カレル橋にも旧市街広場にも徒歩圏内という最高の立地。


今日から6泊7日。
プラハでどんな日々が待っているのだろうと、わくわくしていたのだが・・・。
荷物を片付けて一息ついたあと、カレル橋を渡り、そのまま買い出しがてら旧市街広場へ向かった。
けれど、なんだか食欲がない。
少し寒気もする。
外食はやめて部屋へ戻り、熱を測ると37.8℃。
さらに膀胱炎のような症状まで出てきた。
……え、膀胱炎で熱って出るんだっけ。
今度は私が発熱
夫の看病と、移動の緊張。
ようやくプラハに着いたところで、今度は私自身が体調を崩してしまった。
トイレに行きたいのに、あまり出ない。
終わった直後なのにまた行きたくなる。
あの、もじもじする感じ。
さらに寒気もして、熱は37.9℃。
これは、ただの膀胱炎ではないかもしれない。
実は時々膀胱炎になることがあって、日本から持ってきていた抗生剤の残りが4錠だけあった。
でも、それだけでは心もとない。
ひどくなったら、観光どころではない。
旅行保険のサポート窓口のメモを持ってきていたので、LINE経由で電話をかけた。
すると、受診できる病院を探して、翌朝メールで連絡をくれるとのこと。
海外旅行保険って、こういう時に本当にありがたい。
そして翌朝。
5時半に目が覚めると、熱は下がり、おしっこの違和感もかなり改善していた。
とりあえず病院の受診は見送ることにする。
ようやく、二人でちゃんと観光を始められそう。
プラハで過ごすこれからの数日が、楽しみだ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
夫の発熱から始まり、代行バスに振り回され、ようやくたどり着いたプラハ。
「これで合ってる?」
「ほんとにプラハへ行ける?」
そんなことを何度も繰り返しながら、そのたびにChatGPTに相談し、自分でも調べて考えて、なんとか進んできました。
昔だったら、こういう状況は「もう無理!」と不安でいっぱいになっていた気がします。
でも今回は、迷いながらも、自分たちで動いている感覚がある。
ちょっとずつ、旅力がついてきているのかもしれません。
次回からは、ようやくプラハの街歩き。
カレル橋、旧市街広場、プラハ城……。
6泊するからこそできる、“暮らすように味わうプラハ”を書いていけたらと思っています。
続きも読んでいただけたらうれしいです。
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