【旅の実践編⑦プラハその②】|暮らすように旅してどんどん好きになる|シニア夫婦の32日間ヨーロッパ旅行
1. プラハ城へ再訪
プラハ滞在3日目の朝は、6時に起きて朝食。
この日、プラハ城を再訪することにした。だって、チケットは2日間有効だもの。
せっかくなら、聖ヴィート大聖堂をオーディオガイド付きでもう一度じっくり味わいたいと考えた。
プラハ城のインフォメーションで、日本語のオーディオガイドを使いたいと尋ねた。
だが、あっさりと「NO」と即答。
こういう時、日本なら、
「申し訳ありません、あいにくご用意がございません」
みたいなお詫びがありそうだが、こちらの人は本当にあっさりしている。
音声ガイド対応言語は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、チェコ語、ポーランド語、中国語(簡体字)のみ。
日本語はなかった。ちょっと残念。
仕方ない。それでは聖ヴィート大聖堂へ入ろうと、ゲートでチケットのバーコードを読ませる。すると赤いバツ印が出た。
係のおばさまに、
“I bought this ticket yesterday.”
と、「2日間有効のはずでしょ」的な気持ちを込めて伝えると、
“You can get it only once.”
チケットは2日間有効でも、各施設への入場は1回きりらしい。
がっかりしていたら、入り口のおばちゃんが、「しゃーないね、どうぞ」と言わんばかりにロープを外して入れてくれた。
ラッキー!ありがとう。愛してる。
そこで思いついた。
写真を撮ってはChatGPTにアップして、一つ一つ解説してもらう作戦だ。
“聖ヴィート大聖堂日本語オーディオなかったです。写真を送るので解説よろしく”
ミュシャのステンドグラスの写真を送ると、
「これは、聖ヴィート大聖堂でも特に有名な、アルフォンス・ミュシャ(Mucha)がデザインしたステンドグラスです。」
と始まり、
「写真より“光そのものが色になって降ってくる”感じありませんでした?」
など、こちらの気持ちに寄り添うような説明までしてくれる。

こんな調子で、とても分かりやすく私目線で解説してくれる。
ステンドグラスの意味や、時代背景、宗教的な意味が分かると、見え方がまるで変わる。
ChatGPTガイド作戦、すごくよかった。
2. ストラホフ修道院をあきらめかける
聖ヴィート大聖堂を堪能し、ストラホフ修道院へ向かって歩く。
石畳を歩きながら、じわじわ登っていくので地味にこたえる。
修道院へ入ると、修学旅行生らしき団体客がどんどんやって来た。
その数に圧倒され、いったんペトシーン展望台方面へ向かうことにする。
修道院から歩いて行けそうだが、公園の下からケーブルカーがあるらしい。
しかし行ってみると、動いている気配がない。
調べると、今年秋に向けて改修工事中だった。
あきらめて宿に戻ることにする。
3. 親友からFacebookにコメント
宿に戻り、パソコンを開く。
インスタにアップしたプラハの写真に、Facebookでコメントがついていた。
親友のMさんからだった。
私がヨーロッパ旅行の行き先の一つにプラハを選んだのは、何を隠そう、彼女がくれた一枚の絵葉書がきっかけ。
その彼女から、
「プラハ、素敵だよねー。
ストラホフ修道院も行ってみた?おすすめだよ。」
というコメント。
え〜、おすすめの場所の前まで行って帰ってきちゃったじゃない。
これはいかん。
4. もう一度ストラホフ修道院へ
午後、少し休憩してから、もう一度ストラホフ修道院へいくことにした。
今度は電車で出かけた。
ストラホフ修道院では、フルチケット
(図書館ホール、ギャラリー、歴史的エリア全域アクセス/340CZK)
を購入。
この修道院で最も有名なのは、「哲学の間」と「神学の間」と呼ばれる二つの図書室。圧巻だ。


だが、ギャラリーの方へ降りてびっくり。
素晴らしい宗教画と、たくさんの宝石がついた装飾品が並んでいて、ゆっくり見られてすごくよかった。


5. ペトシーン公園と絶景
ストラホフ修道院から歩いてペトシーン公園へ。
ペトシーン公園は、プラハ城の西に広がる、丘の上にある緑に覆われた美しい公園だ。そしてパリのエッフェル塔を真似して建てられたペトシーンタワーがある。

カレル橋からもその塔がよく見えていた。
塔の展望台へは歩いて登ることもできるが、塔の中央にエレベーターが設置されている。
もちろん、「2シニア、オフコース、エレベータプリーズ」である。
3人も乗ればいっぱいになるような小さなエレベーターに乗り込む。
塔自体の高さは約63.5メートルとエッフェル塔よりずっと小さい。
だが、標高327メートルの丘の上に建っているので、展望台からの360度の景色は絶景だ。
高いところから俯瞰してみるプラハ城とストラホフ修道院、
フラチャニーの家々、
遠くにThe Powder Towerの黒い姿も見える。
ブルタワ川にかかるいくつもの橋。
見飽きることがない。
ゆっくり展望台を2周。写真を撮る手が止まらない。
スマホの中は、オレンジ屋根の写真と動画だらけになっていく。

下りの階段からも、プラハ城やマラーストラナ地区、ストラホフ修道院まで見渡せて最高だった。
ペトシーン公園は遊歩道がとてもよく整備されている。
地元の人たちだろうベンチや草むらに思い思いに座ったり寝転んだりしてくつろいでいる姿がほほえましかった。

さて、お家へ帰ろう。
Googleマップがあれば、トラムもバスも自由自在だ。
6. 地図なしで帰れる
宿に近いトラム駅で降り、薬局でのど飴を買った。
ザルツブルクで引いた風邪が治りきらず、2人とも咳が続いている。
翻訳ソフトで、
「喉がイガイガして、咳に効くのど飴はありますか」
とチェコ語に訳して見せる。ちゃんと通じて、のど飴が買えた。
向かいにはTESCOという大きなスーパー。
こんな近くに大型スーパーがあったのか。
初日、二日目のうろうろは何だったのかと思ってしまう。
もう何度も歩いたので、そこから宿までの道のりは地図なしでも完璧に分かる。
そんなことを夫と話しながら宿へ戻る。
7. 自炊と結婚記念日前夜
毎日洗濯して、自炊して、早起きして、歩き回って、9時には寝る。
超健康的な生活だ。
洗っていない洗濯物がないって、本当に気分がいい。
明日は結婚記念日。
ここ数日、歩きすぎて疲れているので、少しゆるっと過ごそうと思う。
夕食だけ、おしゃれなレストランを予約した。
明日はどんな一日になるだろう?
最後までお読みいただきありがとうございます。
32日間のヨーロッパ旅行、旅をしながらリアルタイムで
書いていきます。
また読みに来ていただけたらうれしいです。
スキやコメントをいただけると、とても励みになります。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます! 