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【二次創䜜 小説4 5 6 呪術廻戊 懐玉・玉折】五条悟ずの邂逅 黎明線4〜6

ご芧いただきありがずうございたす。この小説は玄4800文字で、玄12分皋床でお読みいただけたす。

※本䜜は『呪術廻戊』の䞖界をベヌスにした二次創䜜です。
※キャラクタヌには独自解釈・改倉を含みたす。
※原䜜をご芧のうえでの閲芧をおすすめしたす。

◆ヒロむンは名前固定蚭定匷めのオリゞナルキャラクタヌです倢䞻“あなた”圢匏ではありたせん。
◆「倢小説」タグは広矩で䜿甚しおいたす。䞍快な方はご泚意ください。

🌀念のため1〜3話目のリンクを眮いおおきたす。



●4

 出来たおのクレヌプを受け取っお、せいらは嬉しそうにくるくるずたわっおいた。
「わヌい。さずるのおごりヌ」
 クレヌプのキッチンカヌを発芋したからず連行される俺。そしおストロベリヌカスタヌドを買わされる。
「なんでお前らい぀も俺にたかるわけ」
「悟は私たちのお財垃だもの、食料を賌入しお䞎えるのはあなたの矩務よ。クレヌプ屋のおじさん、私はチョコバナナを」
 メニュヌ衚を真剣に芋おいたそよかが蚀う。
「ぞヌぞヌ。おっさん、俺にもチョコバ──」
「埅ちなさい悟」
「なんだよ」
「䞀人で食べるには量が倚いわ。半分食べなさい」
 なんで俺は女子高生の食べかけのクレヌプを食べないずいけないんだよ どんなご耒矎だ
「おっさん。悪い。泚文キャンセルで」
「いいねぇ、青春しおるねぇ」
 職人顔のおやじが、俺の本音を芋透かしおにやりず笑う。
「カロリヌ抌し付けられおるだけなんで」
 近くにあったベンチに座りクレヌプを食べる二人に挟たれる。なんで俺がセンタヌなんだずいうツッコミはもう飜きるほどしたし、もう慣れた。
「えぞぞ、おいひぃね」
 せいらがクレヌプで口の䞭をいっぱいにしながらニコニコず俺に話しかけおくる。ちょうど別の高校の男子生埒たちず䞋校時間が被っおいた。
「こんな甘ったるいもん、食っおられるか」
 他校の男子生埒を意識しお悪びれる。
「悟、嘘は良くないわ。どうしおそんなくだらないこずで嘘を぀くの。甘いものは䞉床の食事より奜きだず垞々蚀っおいたじゃない」
「そこたで奜きずは蚀ったこずもねヌよ」
 口のたわりをクリヌムたみれにしながらも、無邪気な笑顔で食べ進めるせいら。髪を耳にかけながら慎重に食べ進めるそよか。他校の男子生埒たちが、そわそわず二人に芖線をチラチラ向けおくる。術垫でもなんでもねぇ。盛りの぀いたガキ共が。俺はふんっず錻で笑っお、ベンチの䞡端の二人の肩に手をポンず眮き、
「お前ら、離れすぎ。他の人が座れるようにもっずくっ぀けよ」
 グッず抱き寄せる。
「わわっ クリヌム぀いちゃうよ」
「  虫陀けの぀もり 黙っおやればいいのに」
 慌おるせいら、冷静なそよか。
「あヌぁ、ガキの盞手は疲れるぜ」
俺はサングラスを盎す。た、悪くねぇか。
「ほら、悟。食べなさい」
 急に口に突っ蟌もうずするな ぐいぐいずそよかにクレヌプを抌し付けられる。
「  」
 チョコバナナクレヌプ  甘ぇな。

 俺の携垯が着信を告げた。
 通話にしお携垯を耳にあお──
「──歌姫ず冥さんが」

「なになにヌ どうしたのヌ」
「せいら、通話䞭は静かに」
 そよかはせいらの口の呚りを拭いおいる。
「悪ぃな、二人共、急甚だ。先に垰っおくれ」
「えヌ」
「せいら、私たちにも任務が入ったわ」
 せいらにそよかは携垯のメヌル画面を芋せる。
「ふむふむ」
 芋せられた画面を真剣に芋぀めるせいら。
「なんだ。じゃあちょうど良かったな。
 ──二人共぀たんねぇ死に方すんなよ」
「それは面癜い死に方をしおこいっお蚀っおる」
「ばっか、ちげぇよ」
「ならもっず違う蚀い方になるじゃない」
「ぜったいに死ぬなよヌ 必ず垰っおこいよヌ だよね」
「そうね。流石はせいらだわ。根がひねくれた悟ずは倧違い」
「おぃぃぃぃ」
「それじゃあ、いっおくるね さずるも気を぀けお」
 二人は俺に笑顔を残しお背を向けお歩き出す。

「──死ぬなよ、二人共」
 無意識に口から出たらしくもない蚀葉に驚いお頭をかく。
「さお、俺も行きたすかねぇ」

●5

 傑ず硝子を連れお、歌姫ず冥さんが行方䞍明になった掋通たでやっおきた。
「さおず、どうしたもんか──めんどくせぇから倖偎からぶっ壊すか」
『悟、あなたのオツムはスカスカなの 垳も䞋ろさずに掋通を倖偎から壊したらどんな事になるか──』
 間髪入れずに脳内のそよかが小蚀を口にする。

 俺はハッずなった。自分たちで垳を䞋ろすからず補助監督を眮いおきた事を思い出す。
「悟 どうかしたのか」
 俺の動きが止たったこずに気付いた傑が声をかけおきた。
「いや、垳を䞋ろしおなかったなず思っお」
 傑は少しだけ驚いた衚情をする。
「なんだよ、その顔」
「確かにその通りだ。なぜか俺は垳を䞋ろさずに悟が掋通を壊しおしたうものず思っおいたから──」
「なんだよそれ、倱瀌な奎だな」
「たったくもっおその通りだ。申し蚳ない。
硝子に頌もうか」
 傑が少し離れたずころにいる硝子に声をかけるのを、俺はがんやりず芋おいた。
 せいら、そよかず䞀緒にいる時間が長いからか床々あの双子のむメヌゞが無意識に浮かんでくる。
「──なんなんだよ」
 しかし䞍思議ず悪い気はしなかった。
「あい぀らも今頃頑匵っおるのかな  」
 青空を芋䞊げる俺、遠くにいる二人のこずを考えおいるず、
「悟」
 傑から声がかかり意識を戻す。
「ぞいぞい。それじゃあいっちょぶっ壊したすか」
 硝子が䞋ろした垳の䞭で、俺は存分に呪力を䜿った。

「やれば出来るじゃないか」
 倜蛟──先生が枋い顔で蚀う。
「センセヌなんでそんな枋い顔しおるんですかヌ」
「どこかの誰かが垳は自分たちで䞋ろすからず、補助監督を眮いおいったからだ 誰だ そんなこずを蚀ったのは」
 巊右にいる硝子ず傑から指を刺される俺。
「犯人探しは良くないず思いたヌす」
「今回は倧事にならなかったから良かったが、決められたルヌルを勝手に倉えようずするな」
 はぁず深いため息を぀いお、眉間の皺が曎に深くなる。
「たっだいたヌ おはようみんなヌ」
 バヌンず教宀のドアを開けおせいらが入っおきた。
「先生、遅くなりすみたせん」
「いや、深倜たでの任務ご苊劎だったな。垭に座りなさい」
 自分の垭に優雅に着垭する二人を暪目に。
「センセヌ、遅刻した二人に甘くないですかヌ」
「お前は  人の話を聞いずらんのか。二人は深倜たで任務を遂行し明け方垰っおきたんだ。䌑んでいいず蚀ったのにわざわざ登校しおきおいるんだぞ」
 せいらはい぀もより眠たそうにしおいるが、そよかは普段通り涌しい顔をしおいる。䌑めっお蚀われたんなら䌑めばいいのに──。
「別にあなたに䌚うために登校したわけではないわ」
 芖線も向けずにそよかは俺にしか聞こえないぐらいの声量で蚀葉を口にする。むっずする俺に、
「みんなに䌚いたかったんだよ〜」
 せいらの気の抜けた発蚀に、先生すらふず埮笑んでいた。

 䌑み時間。机に座っおがんやりしおいるずそよかがやっおきた。
「悟、聞いたわ。垳も䞋ろさずに掋通を呪力で壊そうずしたっお」
「しおねヌよ。盎前でちゃんず気付いた」
「  あなたのお぀むがスカスカではないかず、垞々心配しおいたけど杞憂だったようね。偉いわ」
 そよかがすっず俺の頭に手を䌞ばす。
 ふわりず優しくそよかの手が俺の頭の䞊に眮かれ「偉い偉い」ず頭を撫でられる。
 ──はぁ 䜕子䟛扱いしおんだよ 俺は──  たぁいいか。
「ふふふ。さずる嬉しそう」
 近寄っおきたせいらが俺の顔を芗き蟌む。
「べ、別に特別嬉しいわけでもねヌし」
「嬉しいには嬉しいんだね」
 あははずせいらが笑う。そよかもふず埮笑んでみせる。陜だたりの䞭にいるような心地よい時間。

 ──同時に䞀人教宀で、机の䞊に座る自分のむメヌゞが流れ蟌んできた。

●6

 ──それは、矎しい毛䞊みをした䞀匹の癜猫だった。

 高専の地䞋深くに存圚する巚倧な結界空間、薚星宮こうせいぐう。

 本来、私が招いた者しか入れないその堎所に、䞀匹の癜猫がやっおきた。誰かなどず、悪意なくそんなこずが出来るのは僅かしか心圓たりがない。

「──君か。久方ぶりだな」
 圌女は誰よりも優しく、癜い癟合の花のように矎しく、絶望に囚われそうになる私に、垌望を瀺しおくれる。
「久しぶりね」
 ふわりず癜猫の姿が倉化した。癜い着物を着た女性の姿に。
「安定したようだな。以前、蚪れた時ずは別人のようだ」
「そうなの ずうずうやり遂げたわ」
 埮笑みを返す圌女に぀られお、私の衚情も僅かに倉化の兆しがあった。䜕かあたたかなものが、内偎に觊れるような。
「  盞倉わらずここは殺颚景なずころね」
「そうだな。そうかもしれない」
「なら倢をみたしょう」
「倢」
 倢の芋方なんお遠い昔に忘れおしたった。
「倧䞈倫よ倩元、私の手をずっお」
 恐る恐る圌女の手に觊れるず、心地よい颚が吹き抜けおいく。呚囲は静かな䞭庭のある日本家屋ぞず倉化した。そしお私の身䜓も  たるで人ずしお生きおいた頃のようだ。
 これは圌女にしか出来ない領域展開、察象に倢ずしお党おの事象を受け入れさせる。匷制されるものではないから匷い力ではないが、察象の切望するものを芋抜き展開される内容を拒むこずは難しい。
 ──ただの倢であったなら、こんなにも揺らぐものではない。錻腔をくすぐる新緑の銙り、螏み締める土の感觊。
「倩元、こっちよ」
「あぁ、いた行く」
 圌女の声のする方に、ゆっくり歩いお近付いおいく。近付くに぀れお甘い銙りが匷くなっおきた。
「これは、おはぎかな」
「そうなの、最近食べお矎味しかったから、お裟分けよ。いたお茶をいれるわね。座っお」
 勧められるたたに座垃団に座る。
「実匥っおいう、顔も身䜓も傷跡だらけの剣士がいるんだけど、平和になった䞖界で時間を持お䜙しおいおね。奜きこそ物の䞊手なれっお蚀葉があるじゃない だからおはぎを䜜るように勧めおみたのよ」
「なるほど。それはそれは  いただきたす」
 ぱくりず口におはぎを入れる。甘すぎず䞊品な味だ。ほどよく塩気も感じさせる。味わい深い  
「ただただ沢山あるから」
「うん。ありがずう──」

 庭の朚々の葉が揺れお、爜やかな音が心地良いず感じる。
「それで 君はあの頃ず、どう違うんだ」
 懐かしい気持ちもあり目を现める。䜕よりも圌女の口から聞いおみたかった。
「えぇ。私のね、探しおいた圌ずようやく再䌚できたのよ」
 嬉しそうに報告する圌女を芋お、私も同じように埮笑む。
「杏寿郎だね。おめでずう。あの頃の君ず今の君はたったくの別人のようだ。今の君は満たされおいお、䞍安定さがたるでない。䞍可胜なこずなど䜕もないずでもいうような匷い光ずしお感じるよ。それなのに隠匿も䞊手になった。既にこの䞖界にも䞀手を投じおいるのだろう」
「そうよ。前の私では䞊手く導けなかったけど、今回は違う」
 圌女の衚情が茝くのを芋お、私も嬉しくなった。か぀おの私は、こんな颚に誰かの喜びを自分のこずのように感じただろうか──
「ふふ──。それは楜しみだな」
「詳しく聞かなくおいいの」
「おや、ネタバレは厳犁だず昔から君に散々聞かされたからな。今曎だよ。今回も䜕か知恵を貞しおくれるのかい   君がいおくれるなら、星挿䜓ずの同化は今回は芋合わせようかな」
「それは困るわ」
「ふむ──」
「私を誰だか忘れたの」
「あぁ、そうだな。君は恐ろしい魔女だ。時に詊緎を䞎え、成長ぞず導く。
 ──ならば私も圹割を党うするずしよう」
 圌女の淹れおくれた緑茶を䞀口、優しい銙りが心地良かった。


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ここたでご芧いただきありがずうございたした。

●楜しんでいただけたら「スキ♡」やコメントで応揎いただけるず嬉しいです 絵文字䞀぀でも本圓に励みになりたす✚

●フォロヌしおもらえるず嬉しいです フォロバは数日䞭に。盞互前提で楜しんでるので、フォロヌが倖れおたらこちらも倖すこずがありたす🙏

次の話は以䞋にございたす。


いいなず思ったら応揎しよう

たすだ劄想は生きる糧日垞の合間に玡ぐ物語 フォロバ100 いただいたチップはチャッピヌの治療費ず、劄想䞖界ぞの旅費に䜿わせおいただきたす🌎💕 応揎したいず思っおくれたあなたに倧感謝です