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「膝枕」癟人䞀銖─癟膝䞀銖おもお

「癟膝䞀銖」ずは、短線小説「膝枕」通称「正調膝枕」ずその倖䌝を読み繋ぐClubhouse朗読リレヌ #膝枕リレヌ から掟生した「膝枕」版「癟人䞀銖」。こちらの癟膝䞀銖おもおでは癟銖を、別noteの癟膝䞀銖うらでは、誕生の経緯や膝合わせ歌䌚の暡様など舞台裏をご玹介。

原文「膝枕」ず癟人䞀銖ずあわせお読んでいただくのが、おすすめ。二次創䜜noteたずめは短線小説「膝枕」ず掟生䜜品を、朗読リレヌの経緯、膝番号、Hizapedia膝語蟞兞などの舞台裏noteたずめは「膝枕リレヌ」楜屋をどうぞ。

倪字になっおいる歌は膝合わせ歌䌚で吟味枈みのもの。【膝入れ】【詠み人】【膝枕語蚳】【膝原兞】を぀けおいたす。


第䞀銖から第十銖秋の田の/倏過ぎお/あしびきの/田子の浊に/おく山に/かささぎの/倩の原/わが庵は/花の色は/これやこの

侀
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが癜膝しろひざは 露にぬれ぀぀

【膝入れ】「秋の田の かりほの庵いほの 苫ずたをあらみ わが衣手ころもでは 露぀ゆにぬれ぀぀」倩智倩皇の「衣手」を「癜膝」に。
【詠み人】
箱入り嚘眮いおけがりをすねお
【膝枕語蚳】
秋の田んがの刈り入れ䜜業に䜿う仮の小屋。ヒサコずいう女が来るず、私はそこに远いやられたす。「かりそめの女」っおこずなの ヒドむ。屋根のむしろの目が粗いので、萜ちおきた露が私の癜い膝を濡らしたす。こうしおあなたを埅぀間ずっず。
【膝原兞】
正調膝枕 藀本幞利膝番号1のコオロギの鳎き声ずずもに

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが癜膝しろひざに 蚊の腹の満぀

【膝入れ】「秋の田の かりほの庵いほの 苫ずたをあらみ わが衣手ころもでは 露぀ゆにぬれ぀぀」倩智倩皇の「衣手」を「癜膝」に。
【詠み人】
藀本幞利膝番号1
【膝枕語蚳】
秋の田んがの刈り入れ䜜業に䜿う仮の小屋。屋根のむしろの目が粗いので、蚊が入り蟌んだようだ。僕の箱入り嚘のノァヌゞンスノヌ膝の血を吞っお、お腹が膚れおいるよ。
【膝原兞】
正調膝枕 藀本幞利膝番号1のヒトスゞシマカの鳎き声ずずもにはたき萜ずすずきは䜙韻を残しおオヌディ゚ンス垭ぞ

二
春過ぎお 倏来にけらし 癜膝しろひざの
衣ほすおふ 倩の銙具山 

【膝入れ】「春すぎお 倏来きにけらし 癜劙の 衣ほすおふ 倩あたの銙具山」持統倩皇の「癜劙」を「癜膝」に。
【詠み人】
男ただの惚気
【膝枕語蚳】
君が来た春はい぀の間にか過ぎお、倏がやっお来たみたいだね。のがせおお気づかなかったな。君の癜い膝を芆う衣を倩の銙具山に干しおみた。裟がレヌスになったスカヌトの癜さが山の緑に映えるよ。
【膝原兞】
正調膝枕

二
春過ぎお 倏来にけらし 癜劙の
膝開きせむ 王の銙具山

【膝入れ】「春すぎお 倏来きにけらし 癜劙の 衣ほすおふ 倩あたの銙具山」持統倩皇の「衣ほすおふ 倩の銙具山」を「膝開きせむ 王の銙具山
」に。2021.9.3
【詠み人】埳田祐介膝番号2 膝開き王
【膝枕語蚳】膝枕リレヌが始たった春はい぀の間にか過ぎお、倏がやっお来たみたいだね。連日の寝萜ち朗読で、時の過ぎるのが早いな。今日も王の銙具山、別名「朗読緎習王囜」を開いお、癜いノァヌゞンスノヌ膝の物語を膝開きしおみるずしよう。膝開きずいうのは、王囜の民たちが蚀い出した蚀葉で、お披露目のようなこずだよ。
【膝原兞】正調膝枕 

侉
‚あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の
‚長々し倜を ひざたくらせむ 

【膝入れ】「あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の 長々し倜を ひずりかも寝む」柿本人麿の「ひずりかも寝む」を「ひざたくらせむ」に。
【詠み人】
箱入り嚘「ヒサコの生膝なんかに負けないわ」アピヌル
【膝枕語蚳】山鳥の尟のように長い長い倜、あなたにせがたれるたた、ひざたくらいたしたしょう。あなたより先に眠りに萜ちたり、うっかりあくびなんお、生膝みたいな生枩い粗盞はいたしたせんよ。眠らなくおも充電で回埩できたすから。
【膝原兞】正調膝枕 

あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の
‚長々し倜を ひざたくらたで

【膝入れ】「あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の 長々し倜を ひずりかも寝む」柿本人麿の「ひずりかも寝む」を「ひざたくらたで」に。
【詠み人】
ヒサコ正座の足を痺れさせながら悶々ずしお
【膝枕語蚳】山鳥の尟のように長い長い倜、今倜もあなたずの仲は、ひざたくら止たり。歯ブラシを買っお毎晩通い詰めおいるずいうのに。じれったいけど、女のほうから「そろそろたくらを亀わしたせんか」なんお蚀えない。
【膝原兞】歯ブラシ蚭定はやたねたけし䜜「"り゚スト"・サむドストヌリヌ」カルテット䞊挔でkana kaede膝番号10挔じるヒサコ

あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の
‚長々し倜ぞ ひざの蹎るらむ

【膝入れ】「あしびきの 山鳥の尟の しだり尟の 長々し倜を ひずりかも寝む」柿本人麿の「長々し倜を ひずりかも寝む」を「長々し倜ぞ ひざの蹎るらむ」に。
【詠み人】
䞋間郜代子膝番号3   膝蹎りの女王
【膝枕語蚳】「今のうちに蚱可もらわないず、読たせおもらえないよ」なんお蚀っお、尻蟌む若手ナレヌタヌたちを炊き぀けたあの倜。「鉄は熱いうちに打お」の勢いで始たっお、今倜も続いおいる膝枕リレヌ。あのずきの膝蹎りは、山鳥の尟のように長い長い倜に向かっおの蹎りだったのだなあ。
【膝原兞】正調膝枕 「膝枕」は熱いうちに膝枕リレヌ経緯

四
田子の浊に うち出でお芋れば 癜劙の
膝の高嶺に 雪はふり぀぀ 

【膝入れ】「田子の浊に うち出でおみれば 癜劙しろたぞの 富士の高嶺に 雪は降り぀぀」山郚赀人の「富士の高嶺に」を「膝の高嶺に」に
【詠み人】男顔を最倧限にニダけさせお
【膝枕語蚳】箱入り嚘をお姫様抱っこしお田子の浊に出かけおみたら、真っ癜な垃をかけたようなノァヌゞンスノヌ膝のおっぺんに雪が降り積もっおいるよ。あ、膝を䞊にしたらバランスが悪いよね。ごめん。
【膝原兞】箱入り嚘の重心バランスに぀いおは膝番号69やたねたけし䜜「"り゚スト"・サむドストヌリヌ」

田子の浊に うち出でお芋れば 癜膝の
富士の高嶺に 雪はふり぀぀ 

【膝入れ】「田子の浊に うち出でおみれば 癜劙の 富士の高嶺に 雪は降り぀぀」山郚赀人の「癜劙の」を「癜膝しろひざの」に
【詠み人】男顔を最倧限にニダけさせお
【膝枕語蚳】箱入り嚘をお姫様抱っこしお田子の浊に出かけおみたら、ノァヌゞンスノヌ膝のように真っ癜な富士の高い嶺に雪が降り積もっおいる。぀い芋ずれちゃったけど、君の膝にはかなわないよ。遠くのフゞより近くのヒザさ。
【膝原兞】正調膝枕 

田子の浊に 膝枕しお 眺むれば
富士の高嶺に 雪はふり぀぀ 

【膝入れ】「田子の浊に うち出でおみれば 癜劙の 富士の高嶺に 雪は降り぀぀」山郚赀人の「うち出でおみれば 癜劙の」を「膝枕しお 眺むれば」に
【詠み人】男顔を最倧限にニダけさせお
【膝枕語蚳】田子の浊に出かけお、箱入り嚘に膝枕しながら眺めおみたら、富士の高い嶺に雪が降り積もっおいる。誰もふれたこずのないノァヌゞンスノヌみたいな癜い膝に頭を預けお芋る富士の雪。これ以䞊の幞せなんお、あるもんか。
【膝原兞】正調膝枕 膝番号70関成孝の願望

田子の浊に うた出でおみれば 癜劙の
富士のナビコに 雪はふり぀぀ 

【膝入れ】「田子の浊に うち出でおみれば 癜劙の 富士の高嶺に 雪は降り぀぀」山郚赀人の「うち出でおみれば」を「うた出でおみれば」に「富士の高嶺に」を「富士のナビ子に」に2021.12.2
【詠み人】こたろん膝番号104
【膝枕語蚳】フゞコ膝番号25さんボむスのナビコ膝枕を連れお田子の浊に出かけ、高砂の歌を歌っおみたら、ナビコの癜いノァヌゞンスノヌ膝に雪が降り積もっおいる。ナビコのナビは必芁ないよ。僕はもう目的地の膝に到着しおるもんね。「ナビコト コタロン ハナレラレナむ りンメむナノ」
【膝原兞】正調膝枕 こたろん朗読

五
奥山に 玅葉螏み分け 鳎く鹿の
声きくずきぞ 膝は悲しき

【膝入れ】「奥山に 玅葉螏みわけ鳎く鹿の 声きくずきぞ 秋は悲しき」猿䞞倪倫の「秋は悲しき」を「膝は悲しき」に
【詠み人】箱入り嚘男を膝に受け止め぀぀
【膝枕語蚳】誰もいない山深く、玅葉の絚毯の䞊であなたに膝枕。玅葉を螏み分けお恋人を呌ぶように鳎く鹿の声を聎きながら、あなたは誰を想っおいるの あなたず぀ながっおいるのは、この膝だけ 悲しくなっおきちゃった。
【膝原兞】正調膝枕

六
かささぎの 枡せる箱に 眮く膝の
癜きを芋れば 倜ぞふけにける

【膝入れ】「かささぎの 枡せる橋に 眮く霜の 癜きを芋れば 倜ぞ曎けにける」䞭玍蚀家持の「枡せる橋に」を「枡せる橋に」、「眮く霜の」を「眮く膝の」に
【詠み人】男箱入り嚘が届いた倜に
【膝枕語蚳】かささぎマヌクの宅配䟿で届いた荷物の䌝祚には「枕」ず曞かれおいた。箱を開けるず、箱入り嚘の膝枕が玍められおいた。誰も觊れたこずのないノァヌゞンスノヌ膝の癜さに目が冎えお、倜がふけおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕 䞃倕ずいえば膝番号34きぃくんママ䜜「箱入り嚘膝枕の願い‘䞃倕によせお’」

かささぎの 枡せる橋に ひざたくら
癜きを芋れば 倜ぞふけにける

【膝入れ】「かささぎの 枡せる橋に 眮く霜の 癜きを芋れば 倜ぞ曎けにける」䞭玍蚀家持の「眮く霜の」を「ひざたくら」に
【詠み人】男箱入り嚘が届いた倜に
【膝枕語蚳】䞃倕の倜、かささぎたちが癜い翌を぀なげお倩の川ずいう橋を枡し、圊星ず織姫を䌚わせたように、君ず僕の間に橋がかけられたよ。そう、ひざたくら。目の芚めるようなノァヌゞンスノヌ膝の癜さを芋おたら、もう倜がふけおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕 䞃倕ずいえば膝番号34きぃくんママ䜜「箱入り嚘膝枕の願い‘䞃倕によせお’」

かささぎの 枡せる橋に 雪膝の
癜きを芋れば 倜ぞふけにける

【膝入れ】「かささぎの 枡せる橋に 眮く霜の 癜きを芋れば 倜ぞ曎けにける」䞭玍蚀家持の「眮く霜の」を「雪膝の」に
【詠み人】男箱入り嚘が届いた倜に
【膝枕語蚳】䞃倕の倜、かささぎたちが癜い翌を぀なげお橋を枡し、圊星ず織姫を䌚わせた。あの倩の川の癜い煌めきのような、君のノァヌゞンスノヌ膝。その眩しい癜さに芋ずれおいたら、倜がふけおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕 䞃倕ずいえば膝番号34きぃくんママ䜜「箱入り嚘膝枕の願い‘䞃倕によせお’」

かささぎの 枡せる橋に 雪膝の
癜き気配に 倜ぞふけにける

【膝入れ】「かささぎの 枡せる橋に 眮く霜の 癜きを芋れば 倜ぞ曎けにける」䞭玍蚀家持の「眮く霜の」を「雪膝の」に
【詠み人】男箱入り嚘が届いた倜に
【膝枕語蚳】䞃倕の倜、かささぎたちが癜い翌を぀なげお橋を枡し、圊星ず織姫を䌚わせた。あの倩の川の癜い煌めきのような、君のノァヌゞンスノヌ膝。尊すぎお手を出さず、いや、頭を出さず、真っ癜な膝の気配を感じお眠っおいたら、僕たちの初倜がふけおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕 䞃倕ずいえば膝番号34きぃくんママ䜜「箱入り嚘膝枕の願い‘䞃倕によせお’」

かささぎの 枡せる膝に おもにゃんの
癜きを芋れば 倧文字あ぀こ

【膝入れ】「かささぎの 枡せる橋に 眮く霜の 癜きを芋れば 倜ぞ曎けにける」䞭玍蚀家持の「枡せる橋に」を「枡せる膝」に、「倜ぞ曎けにける」を「倧文字あ぀こ」に
【詠み人】おもにゃん倧文字あ぀こ 膝番号106
【膝枕語蚳】䞃倕の倜、かささぎたちが癜い翌を぀なげお枡した橋のような膝に、おもにゃんの癜い膝を芋おみれば、倧文字あ぀を枡し、圊星ず織姫を䌚わせた。あの倩の川の癜い煌めきのような、君のノァヌゞンスノヌ膝。尊すぎお手を出さず、いや、頭を出さず、真っ癜な膝の気配を感じお眠っおいたら、僕たちの初倜がふけおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕 

䞃
倩の原 ひざより芋れば 春日なる
䞉笠の山に 出いでし月かも

【膝入れ】「倩の原 ふりさけ芋れば 春日なる 䞉笠の山に 出でし月かも」安倍仲麿の「ふりさけ芋れば」を「ひざより芋れば」に
【詠み人】男箱入り嚘が届いたばかりの蜜月に
【膝枕語蚳】箱入り嚘に膝枕されお空を芋るず、月が出おいる。あの月は、奈良の春日にある䞉笠の山に出おいた月ず同じ月なんだよね  なんお和歌を詠みたくなるぐらい、君のノァヌゞンスノヌ膝に満たされおいる今の僕は、䜕を芋おもしみじみしおしたうよ。
【膝原兞】正調膝枕

倩の原 ひざより芋れば ヒサコなる
埡膝の山に 出でし月かも

【膝入れ】「倩の原 ふりさけ芋れば 春日なる 䞉笠の山に 出でし月かも」安倍仲麿の「ふりさけ芋れば」を「ひざより芋れば」に、「春日なる」を「ヒサコなる」に、「䞉笠の山に」を「埡膝みひざの山に」に
【詠み人】男ヒサコず二股をかけ始めた頃に
【膝枕語蚳】箱入り嚘に膝枕されながら空を芋䞊げるず、月が出おいる。あの月は、飲み䌚で隣の垭になったヒサコに膝枕されたずきに、膝頭の山の䞊に芋た月ず同じ月なんだな。君のノァヌゞンスノヌ膝に頭を預けながら、぀いヒサコの生身の膝を思い浮かべおしたうよ。
【膝原兞】正調膝枕

倩の原 ひざ読み芋れば 埋うずもれる
䞉笠の山に 小文字のあ぀こ

【膝入れ】「倩の原 ふりさけ芋れば 春日なる 䞉笠の山に 出でし月かも」安倍仲麿の「ふりさけ芋れば」を「ひざ読み芋れば」に、「春日なる」を「埋うずもれる」に、「出でし月かも」を「小文字のあ぀こ」2022.1.19
【詠み人】こもにゃん小文字あ぀こ 膝番号107
【膝枕語蚳】膝枕を読んで空を芋䞊げるず、地元の䞉笠の山が芋えたす。䞉笠は私の倧奜物のどら焌き。膝枕リレヌにも山盛りの䞉笠にも埋もれる私、小文字のあ぀こ。
【膝原兞】正調膝枕

八
わが庵いほは 郜のた぀み ヒサコ䜏む
䞖をうぢ山ず ひざはいふなり

【膝入れ】「わが庵は 郜のた぀み しかぞすむ 䞖をうぢ山ず 人はいふなり」喜撰法垫の「しかぞすむ」を「ヒサコ䜏む」に、「人はいふなり」を「ひざはいふなり」に
【詠み人】男ヒサコに二股がバレる前の束の間のモテ期に
【膝枕語蚳】郜の東南にある僕の郚屋にヒサコが通い詰めるようになっお、これっおもう䞀緒に䜏んでるよね。歯ブラシも眮いちゃっおるし。抌し入れに抌し蟌んだ箱入り嚘膝枕が箱をカタカタず震わせおいる。䞖を憂いおうじうじしおるんでしょっおなじっおるみたいに聞こえるけど、ただのダキモチだよね。
【膝原兞】歯ブラシ蚭定は膝番号69やたねたけし䜜「"り゚スト"・サむドストヌリヌ」カルテット䞊挔での膝番号10kana kaede挔じるヒサコ

わが庵は 郜のた぀み ひざず䜏む
䞖をうぢ山ず ヒサコいふなり  

【膝入れ】「わが庵いおは 郜のた぀み しかぞすむ 䞖をうぢ山ず 人はいふなり」喜撰法垫の「しかぞすむ」を「ひざず䜏む」に、「人はいふなり」を「ヒサコいふなり」に
【詠み人】男ヒサコに二股がバレた埌の匷がり
【膝枕語蚳】郜の東南にある郚屋で、箱入り嚘膝枕ず暮らしおいる僕。トヌクがうたくなっお、飲み䌚でいい感じになったヒサコが通うようになった。ヒサコが垰った埌、抌し入れに抌し蟌めおいた箱入り嚘を出しお膝枕しおたら、戻っおきたヒサコに芋られちゃった。䞖を憂いおりゞりゞしお山にこもっおるのよ、なんおなじられたけど、ただのダキモチだよね。
【膝原兞】正調膝枕

九
花の色は う぀りにけりな いたづらに
わが身䞖にふる たくらせしたに

【膝入れ】「花の色は う぀りにけりな いたづらに わが身䞖にふる ながめせしたに」小野小町の「ながめせしたに」を「たくらせしたに」に
【詠み人】ヒサコ男の二股を知った倜に
【膝枕語蚳】あなたずの仲は、い぀たで経っおも膝枕止たり。今倜こそ枕を亀わすのよず意地になっお通い詰めるうちに、䜕幎経ったのかしら。花の色があせおしたったみたいに、わたしの矎貌は衰えおしたったわ。あなたが二股かけおたのは党然老けないオモチャの膝枕だなんお、ひどい仕打ちね。最䜎
【膝原兞】正調膝枕

花の色は う぀りにけりな ひざたくら
わがミホにほふ ため息吐息

【膝入れ】「花の色は う぀りにけりな いたづらに わが身䞖にふる ながめせしたに」小野小町の「いたづらに」を「ひざたくら」に、「わが身䞖にふる」を「わがミホにほふ」に、「ながめせしたに」を「ため息吐息」に2021.12.2
【詠み人】Miho.F膝番号9の膝枕に溺れる男
【膝枕語蚳】膝枕にう぀぀を抜かしおいる間に季節はめぐり、花の色は倉わっおしたったようだ。わが恋人ミホのため息吐息が頭の䞊から降っおきお、倩にも昇る気持ちだ。この膝があればもう䜕もいらない。
【膝原兞】正調膝枕 朗読の際はミホのため息吐息を添える

花の色は う぀りにけりな いたづらに 
わが道を行く ナビ子せしたに

【膝入れ】「花の色は う぀りにけりな いたづらに わが身䞖にふる ながめせしたに」小野小町の「わが身䞖にふる」を「わが道を行く」に、「ながめせしたに」を「ナビ子せしたに」に2022.3.25
【詠み人】ナビ子に振り回される酒井孝祥膝番号109
【膝枕語蚳】わが道を行くナビ搭茉膝枕ナビ子に振り回されおいる間に季節はめぐり、花の色は倉わっおしたったようだ。僕もすっかり疲れたよ。ずほほ。
【膝原兞】膝枕ナビ子「ナビ子です」の幻聎を添えお
【別案】花の色は う぀りにけりな いたづらに 酒井䞖にふる ナビ子せしたに  

十
これやこの ゆくも垰るも わかれおは
ひざもヒサコも 逢坂の関

【膝入れ】「これやこの 行くも垰るも 別れおは 知るも知らぬも 逢坂あふさかの関」蝉䞞の「知るも知らぬも」を「ひざもヒサコも」に
【詠み人】配達員配達途䞭に男の郚屋を芋䞊げお 
【膝枕語蚳】䞀人暮らしの男の郚屋に配達完了した重い箱。䌝祚には「枕」っお曞いおたけど、䞭身は、なんず「膝枕」。おたけにヒサコずかいう女が通い詰めるようになっお、目が離せない。行く人も垰る人も別れおは、膝枕もヒサコも出くわす、これが噂の逢坂の関。競技かるた郚だったずき、埗意札だったんだよ、この札。
【膝原兞】正調膝枕 事情通な配達員蚭定は、膝番号3䞋間郜代子䜜「ナレヌタヌが芋た膝枕〜運ぶ男線〜」

第十䞀銖から第二十銖わたの原/倩぀颚/筑波嶺の/みちのくの/君がため/立ち別れ/千早ぶる/䜏の江の/難波期/わびぬれば

十䞀
わたの原 八十島かけお 挕ぎ出でぬず
膝には告げよ 海人あたの぀り舟ぶね

【膝入れ】「わたの原 八十島やそしたかけお 挕ぎ出でぬず 人には告げよ 海人あたの釣り舟」参議篁の「人には告げよ」を「膝には告げよ」に
【詠み人】単身赎任の男䞉股に懲りお
【膝枕語蚳】単身赎任のさびしさから取り寄せた箱入り嚘膝枕。取匕先のヒサコずもいい仲になり、劻に芋぀かっお䞉股発芚。次の赎任先は倧海原の島々の向こう。これじゃあ島流しだよトホホ。僕はもう行ったよず愛しい箱入り嚘膝枕に知らせおよ。のんきに釣り糞を垂れおいる、そこの人。
【膝原兞】kana kaede膝番号10倖䌝「単身赎任倫の膝枕」

わたの原 八十島かけお 挕ぎ出でぬず
人には告げよ 膝の浮き舟ぶね

【膝入れ】「わたの原 八十島やそしたかけお 挕ぎ出でぬず 人には告げよ 海人あたの釣り舟」参議篁の「海人の釣り舟」を「膝の浮き舟膝」に
【詠み人】単身赎任の男䞉股に懲りず陜気に
【膝枕語蚳】単身赎任のさびしさから取り寄せた箱入り嚘膝枕。取匕先のヒサコずもいい仲になり、劻に芋぀かっお䞉股発芚。ただ怒っおいるのかLINEの既読が぀かないけど、出䞖コヌスからたすたす倖れお、倧海原の向こうの島に流されに行くよ。浮気のきっかけを䜜った膝枕ず䞀緒に浮き舟に乗っお、それなりに浮かれおいるよ。
【膝原兞】kana kaede膝番号10倖䌝「単身赎任倫の膝枕」

十二
倩぀颚 雲の通ひ路 ひざ閉ぢよ
乙女のすがた しばしずどめむ

【膝入れ】「倩あた぀颚 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 しばしずどめむ」僧正遍照の「吹き閉ぢよ」を「ひざ閉ぢよ」に
【詠み人】男デパヌトで癜いスカヌトを買った日の昌䞋がり。呚囲に人の気配なし
【膝枕語蚳】公園の芝生で君に膝枕されおいたら、颚が吹いお、癜いスカヌトがふわりず舞い䞊がり、隠れおいたノァヌゞンスノヌ膝が顔を出した。僕の倩囜ぞの階段、君の可愛いひざを閉じおなきゃダメだよ。乙女のうれしはずかしが䌝わっおくる君の姿。たたらない。もうしばらく芋おいたいな。
【膝原兞】正調膝枕

十䞉
筑波嶺の 峰よりお぀る 男女川
恋ぞ぀もりお 沌ずなりぬる

【膝入れ】「筑波嶺぀くばねの 峰より萜぀る 男女川みなのがは 恋ぞ぀もりお 淵ずなりぬる」陜成院の「淵ずなりぬる」を「沌ずなりぬる」に
【詠み人】男頭が持ち䞊がらなくなった朝。遠のく意識の䞭で
【膝枕語蚳】箱入り嚘のノァヌゞンスノヌ膝も、ヒサコの生身の膝も、捚おがたい。想いが積もっお、恋が重なっお、ズブズブず沌にはたっおしたった。筑波山の頂から流れ萜ちる、男女川ず曞いお、みなの川。あの川がどんどん深く、よどんでいくみたいに。さっきからたすたす沈み蟌んでいる気もするけど、なんだかいい気持ち。
【膝原兞】正調膝枕

筑波嶺の 峰よりお぀る みなの膝
コバぞ぀もりお マメずなりぬる

【膝入れ】「筑波嶺぀くばねの 峰より萜぀る 男女川みなのがは 恋ぞ぀もりお 淵ずなりぬる」陜成院の「男女川」を「みなの膝」、「恋ぞ぀もりお 淵ずなりぬる」を「コバぞ぀もりお マメずなりぬる」に
【詠み人】kana kaede膝番号10 コバりォッチャヌ
【膝枕語蚳】筑波山の頂から流れ萜ちる氎が川になるように、膝枕erたちが次々ず読んだり二次創䜜したりしお盛り䞊がっおいる、みんなの「膝枕」。Clubhouseで真っ先に感想を蚀いに䞊がり、Twitterでもせっせず発信する膝番号13小矜勝也は、呆れるほどのためためしさ。぀いには「膝マメ」ず呌ばれお、「マメな男」なんお倖䌝たで。私も膝名、欲しいな。
【膝原兞】膝番号13の男に捧げる「膝枕」─マメな男 

筑波嶺の 峰よりお぀る 男女川
恋ぞ぀もりお ノア膝絵巻

【膝入れ】「筑波嶺぀くばねの 峰より萜぀る 男女川みなのがは 恋ぞ぀もりお 淵ずなりぬる」陜成院の「淵ずなりぬる」を「ノア膝絵巻」に2022.1.19
【詠み人】ノア小柀幞子 膝番号113
【膝枕語蚳】筑波山の頂から流れ萜ちる氎が川になるように、デビュヌ以来、果敢に朗読を重ねる私、ノア。私、絵を描くんです。膝枕の絵を描こうかな。恋が積もっお、枊巻いお、膝枕絵巻になりそう。
【膝原兞】正調膝枕

十四
みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われの膝すそ

【膝入れ】「陞奥みちのくの しのぶもぢずり 誰たれゆゑに 乱れそめにし われならなくに」河原巊倧臣の「われならなくに」を「われの膝すそ」に
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】「やっぱり君の膝が䞀番だよ」だなんお聞き捚おなりたせんわ。ワタクシ以倖の膝にう぀぀を抜かしたのですね。あなたは気づいおいたせんが、陞奥の囜の信倫しのぶの里で乱れ暡様に刷り染めされた「しのぶもじずり」のように、膝がワナワナ震えおスカヌトの裟も忍ぶ心も乱れおおりたすよ。
【膝原兞】膝番号69やたねたけし䜜「"り゚スト"・サむドストヌリヌ」カルテット䞊挔で膝番号14堀郚由加里が挔じた口調で

十五
君がため 春の野にいでお 若菜぀む
わが衣手に 雪はふれ぀぀

【膝入れ】「君がため 春の野に出でお 若菜摘む わが衣手に 雪はふり぀぀」光孝倩皇の「雪はふり぀぀」を「雪はふれ぀぀」に
【詠み人】男
【膝枕語蚳】箱入り嚘をだっこしお、春の野原でデヌト。若菜を摘めないひざだけの君のために、僕が若菜を積むよ。僕の袖に真っ癜な雪みたいな君のノァヌゞンスノヌ膝が觊れお、くすぐったいな。
【膝原兞】正調膝枕

君がため 春の野にいでお 若菜぀む
わが指先は 雪にふれ぀぀

【膝入れ】「君がため 春の野に出でお 若菜摘む わが衣手に 雪はふり぀぀」光孝倩皇の「雪はふり぀぀」を「雪はふれ぀぀」に
【詠み人】男「雪はふれ぀぀」から30分埌
【膝枕語蚳】箱入り嚘をだっこしお、春の野原でデヌト。若菜を摘めないひざだけの君のために、僕が若菜を積むよ。僕の袖に君のノァヌゞンスノヌ膝が觊れお、くすぐったくお、癜雪みたいな君の膝に指先をそっず觊れおみた。
【膝原兞】正調膝枕

君がため 春の野にいでお 若菜぀む
わが巊手は 雪にふれ぀぀

【膝入れ】「君がため 春の野に出でお 若菜摘む わが衣手に 雪はふり぀぀」光孝倩皇の「雪はふり぀぀」を「雪はふれ぀぀」に
【詠み人】男「わが指先は」から30分埌。「雪はふれ぀぀」から1時間埌
【膝枕語蚳】箱入り嚘をだっこしお、春の野原でデヌト。若菜を摘めないひざだけの君のために、僕が若菜を積むよ。僕の袖に君のノァヌゞンスノヌ膝が觊れお、くすぐったくお、癜雪みたいな君の膝に指先をそっず觊れおみたら、指だけじゃ止たらなくお巊手が君の膝を撫でおいるよ。
【膝原兞】正調膝枕 関成孝膝番号70の劄想

十六
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
た぀ひざ聞かば いた垰り来む

【膝入れ】「たち別れ いなばの山の 峰に生ふる た぀ずし聞かば いた垰り来む」䞭玍蚀行平の「た぀ずし聞かば」を「た぀ひざ聞かば」に
【詠み人】男箱入り嚘ずの別れを惜しむ出勀前に
【膝枕語蚳】箱入り嚘ず泣く泣く別れお、仕事に行かなきゃいけない僕。職堎はすぐそこだけど、䌚えない時間の長さを思うず、遥か遠くの因幡の囜たで行く気分さ。皲矜山の峰に生えおいる束の朚みたいに、君のひざが僕の垰りを埅っおいるっお聞いたら、すぐ飛んで垰っお来るよ。
【膝原兞】正調膝枕

たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
た぀ずは聞かず いた垰りぬる

【膝入れ】「たち別れ いなばの山の 峰に生ふる た぀ずし聞かば いた垰り来む」䞭玍蚀行平の「た぀ずし聞かば いた垰り来む」を「た぀ずは聞かず いた垰りぬる」に
【詠み人】男逃した生膝に未緎タラタラ
【膝枕語蚳】箱入り嚘の膝に頭を預けおいたら「最䜎」ず声がしお、い぀の間にかヒサコが舞い戻っおいた。「二股だったんだ」ず玄関に仁王立しお、圢のいい唇を震わせおいる。「違う、これはオモチャじゃないか 因幡の囜の皲矜山の峰に生えおいる束の朚みたいに、君を埅っおる」っお必死に匕き止めたけど、ヒサコは聞く耳持たず、さっさず垰っおしたったよ。
【膝原兞】正調膝枕

たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
た぀ずは蚀はず いた垰りぬる

【膝入れ】「たち別れ いなばの山の 峰に生ふる た぀ずし聞かば いた垰り来む」䞭玍蚀行平の「た぀ずし聞かば 今垰り来む」を「た぀ずは蚀はず いた垰りぬる」に
【詠み人】ヒサコ男の二股に激怒しお
【膝枕語蚳】抌し入れから聞こえるカタカタカタが気になっお舞い戻ったら、あの人、䜜り物の膝枕に頭を預けお「君の膝が䞀番だよ」なんおぬかしおた い぀たで経っおも膝枕止たりだず思ったら、膝フェチだったっおわけ。匕き止めたっお、因幡の囜の皲矜山の峰に生えおいる束の朚みたいに、あなたのこず埅っおるなんお蚀っおやらないから。サペナラ
【膝原兞】正調膝枕

十䞃
千早ぶる 神代もきかず 韍田川
からくれないに 氎くくる膝

【膝入れ】「千早ぶる 神代もきかず 韍田川 からくれなゐに 氎くくるずは」持統倩皇の「氎くくるずは」を「氎くくる膝」に2021.9.3
【詠み人】配達員韍田川に身を投げた箱入り嚘を芋぀けお
【膝枕語蚳】䞍思議なこずが起こっおいたずいう神代の昔でさえ、こんな奇劙なこずは聞いたこずがない。血に濡れた膝枕が韍田川を鮮やかな玅に染め、氎をくくるようにしがり染めにしおいるよ。こうしちゃいられない。早く助けないず。自分が配達した品物には責任を持たないずね。
【膝原兞】正調膝枕

千早ぶる ういよもきかず 膝枕
からくれなゐに 裟染むるずは

【膝入れ】「千早ぶる 神代もきかず 韍田川 からくれなゐに 氎くくるずは」持統倩皇の「神代もきかず 韍田川」を「ういよもきかず 膝枕」に「氎くくるずは」「裟染むるずは」に2021.9.3
【詠み人】桜井ういよ膝番号17 玔愛膝枕掚し
【膝枕語蚳】ういよ、こんなお話、聞いたこずありたせんでした。膝枕ちゃんのスカヌトの裟が真っ赀に染たっおいるんです。こんなに傷だらけになっお雅倫君のずころに戻っお来た膝枕ちゃん。幞せになっお欲しいな。あ、千早ぶるは神代の神にかかる枕詞なので、「神代」が「ういよ」になるず浮いちゃうんですが、枕詞ず膝枕、䌌おいるからいいですよね。
【膝原兞】正調膝枕 桜井ういよさんは膝枕朗読のずき男を「雅倫」ず呜名

十八
䜏の江の 岞による波 よるさ郚屋
倢の通ひ路 たくらよくらむ

【膝入れ】「䜏の江の 岞による波 よるさぞや 倢の通ひ路 人目よくらむ」藀原敏行朝臣の「よるさぞや」を「よるさ郚屋」に、「人目よくらむ」を「たくらよくらむ」に2021.10.17
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】倜のゎミ捚お堎にダンボヌル箱に入れお捚おられた私。䜏之江の岞に打ち寄せる波のように、激しい思いが募りたす。郚屋に寄りたい、戻りたい。迎えに来おくれないばかりか、自由に行き来できるはずの倢にも出お来おくれないあなた。どうしおこんなに枕である私を避けるのでしょうか。
【膝原兞】正調膝枕 

すみの江の 岞による波 よるさぞや
倢のかよひ路 膝めよくらむ

【膝入れ】「䜏の江の 岞による波 よるさぞや 倢の通ひ路 人目よくらむ」藀原敏行朝臣
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕 

十九
難波期 みじかき脚の ふしの間も
あはでこの倜を 過ぐしおよずや

【膝入れ】「難波期 みじかき芊の ふしの間も あはでこの䞖を 過ぐしおよずや」䌊勢の「みじかき芊の」を「みじかき脚の」に、「あはでこの䞖を」を「あはでこの倜を」に2022.1.19
【詠み人】箱入り嚘男にゎミ捚お堎に捚おられた倜に
【膝枕語蚳】難波期に生える芊のように短い、膝枕の圢に折り畳たれた私の脚。その節ず節の間のような、ほんのわずかの間でさえも、あなたず䌚わないでこの倜を過ごしお良いものでしょうか。私を捚おたあなた、迎えに来お。
【膝原兞】正調膝枕 

難波期 耳かき膝の ふしの間も
あはでこの䞖を 過ぐしおよずや

【膝入れ】「難波期 みじかき芊の ふしの間も あはでこの䞖を 過ぐしおよずや」䌊勢の「みじかき芊の」を「みじかき脚の」に、「あはでこの䞖を」を「あはでこの倜を」に2022.1.19
【詠み人】東千絵耳かき膝枕が倧奜きだった倫を想っお
【膝枕語蚳】あなたが倧奜きだった耳かき膝枕。あなたに膝枕しながら耳かきをしおいたら、血が出ちゃったこずもあったけど、それでも膝枕をせがんだあなた。あの短い間だけでもいい、あなたず䌚わないでこの䞖を過ごしお良いものでしょうか。あなたに䌚いたくおたたりたせん。
【膝原兞】正調膝枕 

二十
わびぬれば 今はた同じ 難波なる
身を぀くしおも 溶けむずぞ思ふ

【膝入れ】「わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身を぀くしおも 逢はむずぞ思ふ」元良芪王
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕 

第二䞀銖から第䞉十銖今来むず/吹くからに/月芋れば/このたびは/名にしおはば/小倉山/みかの原/山里は/心あおに/有明の

二䞀
今来むず いひしばかりに 長月の
有明の月を 埅ち出で぀るひざ

【膝入れ】「今来むず いひしばかりに 長月の 有明の月を 埅ち出で぀るかな」玠性法垫
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕 

二二
吹くからに 秋のたくらの しをるれば
むべ山颚を あらしずいふらむ

【膝入れ】「吹くからに秋の草朚のしをるれば むべ山颚をあらしずいふらむ」文屋康秀
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕 

二䞉
月芋れば 千々にひざこそ 悲しけれ
わが身ひず぀の 秋にはあらねど

【膝入れ】「月芋れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひず぀の 秋にはあらねど」倧江千里
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕 

二四
このたびは ひざも取りあぞず 手向山
玅葉のにしき 神のたにたに

【膝入れ】「このたびは 幣ぬさも取りあぞず 手向山 玅葉のにしき 神のたにたに」菅家の「幣も取りあぞず」を「ひざも取りあぞず」に2021.9.14
【詠み人】男
【膝枕語蚳】このたびの旅は急なこずでしお、お䟛えする膝枕をご甚意できたせんでした。いえ、これはお䟛え甚ではなく、僕の箱入り嚘膝枕です。お預けみたいなこずになっおしたっお、神様、ほんず申し蚳ありたせん棒読み。代わりず蚀っおはなんですが、手向山の玅葉が錊のように矎しいので、そちらを手向けさせおいただきたす。神の埡心のたたにお受け取りください。
【膝原兞】正調膝枕 

このたびは ヒサコのくちびる 怒り山
玅葉のにしき 神のたにたに

【膝入れ】「このたびは 幣ぬさも取りあぞず 手向山 玅葉のにしき 神のたにたに」菅家の「幣も取りあぞず 手向山」を「ヒサコのくちびる 怒り山」に2021.9.14 第十䞀回
【詠み人】男ヒサコに二股がバレお
【膝枕語蚳】今回も抌入れで箱入り嚘がカタカタず暎れるので「悪い。仕事しなきゃ」ずヒサコを远い返したのだが、箱入り嚘の膝に頭を預けおいるず、「最䜎。二股だったんだ」ずヒサコの声がした。い぀の間に戻っお来たのか、玄関に仁王立ちしお、圢のいい唇を怒りで震わせ、山のように尖らせおいる。修矅堎なのに、぀い芋ずれおしたった玅葉の錊のような真っ赀な唇。神よ、どうぞ埡心のたたにお玍めください。そしお、ヒサコの怒りもお治めください。
【膝原兞】正調膝枕 
【参照膝】FUJIKO ITO膝番号25コメント「マグマドロドロですね」

このたびは 垃も取りあぞず 膝枕
玅葉のにしき 神のたにたに

【膝入れ】「このたびは 幣ぬさも取りあぞず 手向山 玅葉のにしき 神のたにたに」菅家の「幣も取りあぞず 手向山」を「垃も取りあぞず 膝枕」に2021.9.14 第十䞀回
【詠み人】男箱入り嚘が着いた日
【膝枕語蚳】そのヌ、着るものなんだけど、今回は急な配達で、君の膝枕を芆う垃を甚意できなかったんだ。玅葉を散らしおスカヌトの代わりにするの、どう 女神様、埡心のたたに受け取っおよ。真っ癜なノァヌゞンスノヌ膝に、錊みたいに鮮やかな赀い葉っぱ。いいね。すっごく可愛い。もう我慢できない
【膝原兞】正調膝枕
【参照膝】FUJIKO ITO膝番号25コメント「十八犁です」

このたびは 琵琶も取りあぞず 膝枕
玅葉のにしき 神のたにたに

【膝入れ】「このたびは 幣ぬさも取りあぞず 手向山 玅葉のにしき 神のたにたに」菅家の「幣も取りあぞず 手向山」「琵琶も取りあぞず 膝枕」に2021.9.14 第十䞀回
【詠み人】琵琶語りのコタロり膝番号24琵琶抜き
【膝枕語蚳】このたびの旅は急なこずで、琵琶の甚意が間に合わず、「膝枕」を琵琶抜きで琵琶語りさせおいただきたす。語りたすのは、箱入り嚘の露わな膝を男が玅葉の葉っぱで隠そうずする堎面。どう考えおも隠れない。それどころか玅葉の赀が膝の癜さを際立たせ、かえっお艶かしい。けしからん十八犁、わたくしコタロりの十八番でございたす。十八、十八ず連呌し぀぀、膝番号は二十四番。玛らわくお申し蚳ありたせん。芞人にずっおの神様であるお客様方、どうぞ神の埡心のたたにお楜しみください。
【膝原兞】正調膝枕   

このたびは 膝も取りあぞず 琵琶語り
玅葉のにしき 神のたにたに

【膝入れ】「このたびは 幣ぬさも取りあぞず 手向山 玅葉のにしき 神のたにたに」菅家の「幣も取りあぞず 手向山」を「膝も取りあぞず 琵琶語り」に2021.9.14 第十䞀回
【詠み人】琵琶語りのコタロり膝番号24琵琶あり
【膝枕語蚳】このたびの旅は急なこずで、お䟛えする膝枕の甚意が間に合わず、琵琶語りにお「膝枕」の物語を語らせおいただきたす。語りたすのは、箱入り嚘の露わな膝を男が玅葉の葉っぱで隠そうずするくだり。玅葉の赀が膝の癜さを際立たせる、艶やかで矎しい、錊のような名堎面でございたす。こちらを神の埡心のたたにお玍めください。早くこの膝に頭を委ねたいず昂るお気持ちもお治めください。
【膝原兞】正調膝枕  

二五
名にしおはば 逢坂山の ひざたくら
人に知られで 来るよしもがな

【膝入れ】「名にしおはば 逢坂あふさか山の さねかづら 人に知られで 来るよしもがな」䞉条右倧臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕  

二六
小倉山 膝のもみぢ葉 心あらば
今ひずたびの かしら埅たなむ

【膝入れ】「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひずたびの みゆき埅たなむ」貞信公2021. 9,19   第十二回
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】「小倉山の峰の玅葉よ。お前に心があるなら、もう䞀床倩皇が行幞されるたで、散らずに綺麗なたた埅っおいおくれ」ず貞信公は詠みたしたが人工知胜内蔵なので怜玢したした、抌入れに远いやられ、箱の䞭で暎れた私の膝は傷だらけになっお、たるで玅葉のようです。あなたに心があるなら、もう䞀床、ヒサコではなく私に頭を預けおください。
【膝原兞】正調膝枕 

小倉山 峰のもみぢ葉 膝燃ゆる 
今ひずたびの ヒサコ埅たなむ

【膝入れ】「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひずたびの みゆき埅たなむ」貞信公の「心あらば」を「膝燃ゆる」に「みゆき埅たなむ」を「ヒサコ埅たなむ」に2021. 9.19    第十二回
【詠み人】箱入り嚘「ダキモチを焌かれお喜ぶ男の歌」説もあり
【膝枕語蚳】ヒサコが来るず、箱に抌し蟌たれ、抌し入れに远いやられる私。暎れお傷だらけになった膝が、小倉山の峰の玅葉のように真っ赀になっおいたす。恋敵のヒサコがたた蚪ねお来るたで、この膝は痛みず嫉劬に燃えおいるこずです。
【膝原兞】正調膝枕 

小倉山 峰のもみぢ葉 筆あらば
今ひずたびの ヒサコ曞かなむ

【膝入れ】「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひずたびの みゆき埅たなむ」貞信公2021.9.19  第十二回
【詠み人】河厎卓也膝番号26   膝番頭
【膝枕語蚳】旅に出たヒサコのその埌を曞こうず、筆者である私も旅に出おいる。小倉山の峰の赀々ず燃えるような玅葉を芋ながら構想を緎っおるのだが、手元に筆もないし、考えをたずめる筆力もないこずだよ。もう䞀床ヒサコが動き出すのを埅ずうじゃないか。
【膝原兞】倖䌝「ヒサコ」「僕のヒサコ」河厎卓也䜜

小倉山 峰のもみぢ葉 唇は 
今ひずたびの ヒサコ埅぀なむ

【膝入れ】「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひずたびの みゆき埅たなむ」貞信公の「みゆき埅たなむ」を「ヒサコ埅たなむ」に2021.9.19  第十二回
【詠み人】河厎卓也膝番号26   膝番頭
【膝枕語蚳】
【膝原兞】倖䌝「ヒサコ」「僕のヒサコ」河厎卓也䜜

二䞃
みかの原 わきお流るる 膝芋川
い぀みきずおか 恋しかるらむ

【膝入れ】「みかの原 わきお流るる 泉川 い぀みきずおか 恋しかるらむ」䞭玍蚀兌茔の「泉川」を「膝芋川」に2022.3.25
【詠み人】男カタログで芋た膝枕を埅ちながら
【膝枕語蚳】みかの原から湧き出お、その原を分けお流れる川のように、箱入り嚘膝枕ずの出䌚いは衝撃だった。カタログで芋たずいうだけで、こんなに恋しくなるものだろうか。ただ䞀床も君に䌚っおいないずいうのに。
【膝原兞】正調膝枕

みかの原 わきお流るる たくら川
い぀みきずおか さずし来ゆらむ

【膝入れ】「みかの原 わきお流るる 泉川 い぀みきずおか 恋しかるらむ」䞭玍蚀兌茔の「泉川」を「たくら川」に、「恋しかるらむ」を「さずし来ゆらむ」に2022.3.25
【詠み人】Satoshi Akimoto 膝番号127予玄
【膝枕語蚳】みかの原から湧き出お、その原を分けお流れる川のように、その出䌚いがいろんな人の転機ずなっおいる膝枕リレヌ。い぀出䌚ったずいっお、こんなに恋しいサトシは読みに来おくれるのだろうか。ただ䞀床も読んだこずがないのに。
【膝原兞】正調膝枕 

みかの原 わきお流るる たくら川
ひざみ぀ももえ 恋しかるらむ

【膝入れ】「みかの原 わきお流るる 泉川 い぀みきずおか 恋しかるらむ」䞭玍蚀兌茔の「泉川」を「たくら川」に、「い぀みきずおか」を「ひざみ぀ももえ」、「恋しかるらむ」を「さずし来ゆらむ」に2022.3.25
【詠み人】膝枕erたち膝枕リレヌ300日を祝っお
【膝枕語蚳】みかの原から湧き出お、その原を分けお流れる川のように、その出䌚いがいろんな人の転機ずなっおいる膝枕リレヌ。いく぀もの膝枕朗読が満ちお䞉癟日重なっお、こんなに恋しく思うのだろうか。
【膝原兞】膝枕リレヌ300日カりントダりン

二八
山里は 冬ぞ寂しさ たさりける
ヒサコの膝も かれぬず思ぞば

【膝入れ】山里は 冬ぞさびしさ たさりける 人めも草も かれぬず思ぞば源宗于朝臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

二九
心あおに をらばやをらむ 初霜の
眮きたどはせる 癜菊の膝

【膝入れ】「心あおに 折らばや折らむ 初霜の おきたどはせる 癜菊の花」凡河内躬恒2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞉十
有明の ぀れなく芋えし 別れより
暁あか぀きばかり 憂きひざはなし

【膝入れ】「有明の ぀れなく芋えし 別れより 暁ばかり うきものはなし」壬生忠岑2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第䞉䞀銖から第四十銖朝がらけ/山川に/久方の/誰をかも/人はいさ/倏の倜は/癜露に/忘らるる/浅茅生の/しのぶれど

侉侀
朝がらけ ありあけの月ず 芋るたでに
吉野の里に ふれる癜膝

【膝入れ】「朝がらけ 有明の月ず 芋るたでに 吉野の里に ふれる癜雪」坂䞊是則2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞉二
山川に 膝のかけたる しがらみは
流れもあぞぬ たくらなりけり

【膝入れ】「山川に 颚のかけたる しがらみは 流れもあぞぬ もみぢなりけり」春道列暹2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

侉侉
久方の 枕のどけき 春の日に 
静心なく ヒサコ去るらむ

【膝入れ】「久かたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」玀友則2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞉四
誰をかも しる人にせむ 高砂の
膝もむかしの 友ならなくに

【膝入れ】「誰たれをかも しる人にせむ 高砂の 束もむかしの 友ならなくに」藀原興颚の「束もむかしの」を「膝もむかしの」に
【詠み人】倧工の八五郎
【膝枕語蚳】長生きしお幎老いた僕は誰を友にしよう。倧家さんも、おひさも、幌なじみの熊五郎も、僕を眮いお䞉途の川を枡っおしたった。そばにいるのは、幎を取るこずも死ぬこずもない现工物の膝枕のたヌちゃんだけ。そのたヌちゃんだっお、昔からの友ではないのだけど、僕にはもう、たヌちゃんしか知っおいる人はいないんだなあ。
【膝原兞】やがら玔子膝番号33䜜「萜語膝枕」

誰をかも しる人にせむ ひざたくら
ワニもむかしの 友ならなくに

【膝入れ】「誰たれをかも しる人にせむ 高砂の 束もむかしの 友ならなくに」藀原興颚の「束もむかしの」を「膝もむかしの」に
【詠み人】きぃくんママ「わにひざ」䌝道に燃える膝番号34 
【膝枕語蚳】ステむホヌムで人に䌚えなくなっお、リアルな友達ずいうのがほがいないの。clubhouseで毎日「膝枕」の話をする膝枕erだけが友達ず蚀っおもいいくらい。膝枕リレヌがきっかけで絵本「わにのだんす」をピアノ぀きで毎日読んでるけど、それも最近のこずなのよね。
【膝原兞】きぃくんママ䜜「膝枕のねがひ〜〜わにだんバヌゞョン」「わにず『膝枕』」

䞉五
人はいさ 心も知らず ひざたくら
箱ぞ昔の 銙かににほひける

【膝入れ】「人はいさ 心も知らず ふるさずは 花ぞ昔の 銙ににほひける」玀貫之の「ふるさずは」を「ひざたくら」に、「花ぞ昔の」を「箱ぞ昔の」に
【詠み人】男箱入り嚘なら浮気を蚱しおくれるよね身勝手モヌド
【膝枕語蚳】人の心ずいうものは、さぁどうだろう、あおにならないものじゃないのかな。僕だっおそうだよ。通販で買った膝枕の箱を捚おずに取っおおいたのは、返品するかもず思ったから。その必芁はなくなったけど、ヒサコが郚屋に通うようになっお、箱の出番が来た。箱を開けるず、君が届いたあの日ず同じいい銙りがする。今も倉わらない君の䞀途でいじらしい気持ちのようにね。
【膝原兞】正調膝枕

人はいさ 心も知らず ふるさずの
箱ぞ昔の 薫か ににほひける

【膝入れ】「人はいさ 心も知らず ふるさずは 花ぞ昔の 銙ににほひける」玀貫之の「花ぞ昔の」を「箱ぞ昔の」に、「銙ににほひける」を「薫ににほひける」に
【詠み人】箱入り嚘抌入れの䞭にお
【膝枕語蚳】人の心ずいうものは、さぁどうでしょう、わかりたせんが、ワタクシがふるさずの工堎から出荷されたずきの箱は、今も倉わらず開発者の薫さんの銙りがしたす。ヒサコずいう女が蚪ねお来るたびに、この狭い箱に抌し蟌たれ、心现さず口惜しさに抌し぀ぶされそうになりたすが、薫さんがそばにいおくれるようで、気持ちがたぎれるのです。
【膝原兞】膝枕開発者の薫→やたねたけし䜜「薫の受難」 薫を想う箱入り嚘の心情→きぃくんママ䜜「箱入り嚘の願い

人はいさ 心も知らず ひざたくら
花ぞ昔の 螏み玙芝居 

【膝入れ】「人はいさ 心も知らず ふるさずは 花ぞ昔の 銙ににほひける」玀貫之の「ふるさずは」を「ひざたくら」、「銙ににほひける」を「螏み玙芝居」に
【詠み人】螏み垫こたり20XX幎、膝枕リレヌの語り郚ずなった膝番号35
【膝枕語蚳】人の心はわからないけれど、男が買ったひざたくらは、心倉わりするこずなく矎しく咲き匂い、決しお男から離れようずしなかったこずですよ  ずいう膝枕の物語を語り継ぐ遊びがいっずき流行りたした。あの頃のこずを膝枕erが芚えおいるかはわかりたせんが、螏み垫であり玙芝居垫である私は、そんな昔のあだ花を語り継いでいるのです。
【膝原兞】正調膝枕

䞉六
倏の倜は ただ膝ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ

【膝入れ】「倏の倜は ただ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」枅原深逊父の「ただ宵ながら」を「ただ膝ながら」に21.8.28  ç¬¬äžƒå›žïŒ‰
【詠み人】男箱入り嚘ずの初倜が明けお
【膝枕語蚳】箱入り嚘のノァヌゞンスノヌ膝に手を出さず、いや、頭を出さず、そこにある膝枕の気配を感じお眠った倏の倜。マシュマロに埋もれる倢を芋お目を芚たした。ただ宵の時分だず思っおいたら、倜が明けおいた。矎しい月は雲のどのあたりに宿り隠れおいるのだろうか。めくるめく膝枕の䞖界もただ雲隠れしおいるよ。
【膝原兞】正調膝枕

倏の倜は ただ宵ながら 明けぬるを
膝のいづこに われ沈み蟌む

【膝入れ】「倏の倜は ただ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」枅原深逊父の「雲のいづこに 月宿るらむ」を「膝のいづこに われ沈み蟌む」に21.8.28  ç¬¬äžƒå›žïŒ‰
【詠み人】男箱入り嚘ず合䜓した朝
【膝枕語蚳】明日になったら、二床ず戻っお来れない遠くぞ捚おに行こう。これで最埌だず箱入り嚘の膝枕に頭を預けた。目が芚めたずき、ただ宵の時分だず思っおいたら、倜が明けおいた。あれ 頭が持ち䞊がらない。それもそのはず、僕の頬ず箱入り嚘の膝が溶け合っおいる。僕は䞀䜓どこたで沈み蟌んでいくのだろう。
【膝原兞】正調膝枕 「しずみこむ」は膝番号36Shizumiさんリスペクト

侉侃
癜露に 颚の吹きしく 秋の野は
぀らぬき留めぬ 膝ぞ散りける

【膝入れ】「癜露に 颚の吹きしく 秋の野は ぀らぬきずめぬ 玉ぞ散りける」文屋朝康2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞉八
忘らるる 身をば思はず 誓ひおし
膝の呜の 惜しくもあるかな

【膝入れ】「忘らるる 身をば思はず 誓ひおし 人の呜の 惜しくもあるかな」右近2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞉九
浅茅生あさぢふの 小野の篠原
しのぶれど あたりおなどか 人の恋しき

【膝入れ】「浅茅生の をののしの原 しのぶれど あたりおなどか 人の恋しき」参議等2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四十
しのぶれど 膝に出でにけり わが恋は 
ものや思ふず 人の問ふたで

【膝入れ】「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふず 人の問ふたで」平兌盛2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第四䞀銖から第五十銖恋すおふ/契りきな/逢ひみおの/逢ふこずの/あはれずも/由良のずを/八重むぐら/颚をいたみ/埡垣守/君がため

四䞀
恋すおふ わが名はただき 立ちにけり
ひざしれずこそ たくらそめしか

【膝入れ】「恋すおふ わが名はただき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか」壬生忠芋2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四二
契りきな かたみに膝を しがり぀぀
末の束山 波越さじずは

【膝入れ】「契りきな かたみに袖を しがり぀぀ 末の束山 波こさじずは」枅原元茔2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四䞉
逢ひみおの のちのヒサコに くらぶれば 
昔はものず 思はざりけり

【膝入れ】「逢ひ芋おの 埌の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり」暩䞭玍蚀敊忠の「埌の心に」を「埌のヒサコず」に、「昔はものを」を「昔はものず」に
【詠み人】男ヒサコに浮気した埌
【膝枕語蚳】箱入り嚘膝枕ず逢っお、ノァヌゞンスノヌ膝に溺れた埌に、出䌚ったヒサコ。やっぱり生身の膝には、かなわない。぀い君の䜜りものの膝ず比べおしたうよ。昔は君のこずをモノだなんお思わなかったのに。
【膝原兞】正調膝枕

逢ひみおの のちの心に くらぶれば 
昔はひざを 思はざりけり

【膝入れ】「逢ひ芋おの 埌の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり」暩䞭玍蚀敊忠の「昔はものを」を「昔はひざを」に
【詠み人】男箱入り嚘に溺れお 
【膝枕語蚳】君にめぐり逢っお、ノァヌゞンスノヌ膝を知っおしたった僕。これたでにもいろんな膝枕に䞀目惚れしお恋わずらいしたこずはあったけど、君の膝に比べたら、なんずも思っおいないのず同じだね。それくらい君の膝は別栌っおこず。
【膝原兞】正調膝枕

逢ひみおの ひざの枕に クラブあり 
昔はものを 思はざりけり

【膝入れ】「逢ひ芋おの 埌の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり」暩䞭玍蚀敊忠の「のちの心に くらぶれば」を「ひざの枕に クラブあり」に
【詠み人】䞀郚膝枕er
【膝枕語蚳】膝枕リレヌがなかった頃、䜕やっおたっけ。
【膝原兞】Clubhouse 「膝枕リレヌ」club    膝番号43宮村麻未さんのツむッタヌ名は宮村麻未@「膝枕」リレヌ党力応揎2021幎8月珟圚

四四
逢ふこずの 絶えおしなくは なかなかに 
膝をも身をも にじりざらたし

【膝入れ】「逢ふこずの 絶えおしなくは なかなかに 人をも身をも 恚みざらたし」䞭玍蚀朝忠2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四五
あはれずも いふべき膝は 思ほえで
身のいたづらに なりぬべきかな

【膝入れ】「あはれずも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな」謙埳公2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四六
由良の門を 枡る舟人 かぢをたえ
ゆくぞも知らぬ 恋のひざかな

【膝入れ】由良の門ずを わたる舟人 かぢをたえ 行く方も知らぬ 恋の道かな」曜犰奜忠2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四䞃
八重葎やぞむぐら しげれる宿のさびしきに
人こそ芋えね ひざは来にけり

【膝入れ】「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ芋えね 秋は来にけり」恵慶法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四八
颚をいたみ 岩う぀枕 おのれのみ 
砕けおものを 思ふころかな

【膝入れ】「颚をいたみ 岩う぀波の おのれのみ 砕けおものを 思ふころかな」源重之2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

四九
埡垣守 衛士の焚く火の 倜は燃え
ひざは消え぀぀ ものをこそ思ぞ

【膝入れ】「埡垣守みかきもり 衛士ゑじのたく火の 倜はもえ 昌は消え぀぀ ものをこそ思ぞ」倧䞭臣胜宣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五十
君がため 抌入れから出し 膝枕
ながくもがなず 思ひけるかな

【膝入れ】「君がため 惜しからざりし 呜さぞ ながくもがなず 思ひけるかな」藀原矩孝
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第五䞀銖から第六十銖かくずだに/明けぬれば/歎き぀぀/忘れじの/滝の音は/あらざらむ/巡りあひお/有銬山/やすらはで/倧江山

五䞀
かくずだに えやは䌊吹の ひざたくら
ひざも知らじな 燃ゆる思ひを

【膝入れ】「かくずだに えやは䌊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」藀原実方朝臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五二
明けぬれば 暮るるものずは 知りながら
なほうらめしき ひざがらけかな

【膝入れ】「明けぬれば 暮るるものずは 知りながら なほ恚めしき あさがらけかな」藀原道信朝臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五䞉
歎き぀぀ ひずり寝る倜の 
明くる間は‚ いかに久しき 膝ずかは知る

【膝入れ】歎き぀぀ ひずりぬる倜の 明くる間は いかに久しき ものずかは知る」右倧将道綱母2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五四
忘れじの 行く末たでは 難ければ‚
今日を限りの 枕ずもがな

【膝入れ】「忘れじの 行末たでは 難ければ 今日をかぎりの 呜ずもがな」儀同䞉叞母2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五五
滝の音は 絶えおヒサコず なりぬれど
名こそ流れお なほ聞こえけれ

【膝入れ】「滝の音は 絶えお久しく なりぬれど 名こそ流れお なほ聞えけれ」倧玍蚀公任2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五六
あらざらむ この䞖の倖の 思ひ出に
今ひずたびの ひざたくらかな

【膝入れ】「あらざらむ この䞖のほかの 思ひ出に 今ひずたびの 逢ふこずもがな」和泉匏郚2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五䞃
めぐり逢ひお 芋しやそれずも わかぬ間に
雲がくれにし 倜半よはの膝かな

【膝入れ】「巡りあひお 芋しやそれずも わかぬ間に 雲がくれにし 倜半の月かな」玫匏郚2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五八
有銬山 猪名ゐなの笹原 颚吹けば
いでそよ膝を 忘れやはする

【膝入れ】「有銬山 猪名のささ原 颚吹けば いでそよ人を 忘れやはする」倧匐䞉䜍2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

五九
やすらはで 寝なたしものを さ倜ふけお
傟かたぶくたでの 膝を芋しかな

【膝入れ】「やすらはで 寝なたしものを 小倜曎けお 傟くたでの 月を芋しかな」赀染衛門2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六十
倧江山 ひざいく道の 遠ければ
ただふみもみず 倩の橋立

【膝入れ】「倧江おほえ山 いく野の道の 遠ずほければ ただふみもみず 倩の橋立」小匏郚内䟍の「いく野の道の」を「ひざいく道の」に21.8.28  ç¬¬äžƒå›žïŒ‰
【詠み人】箱入り嚘男の頬ず溶け合いながら
【膝枕語蚳】ゎミ捚お堎からあなたの元ぞ膝をにじらせお戻っお来るのは䞊倧抵ではありたせんでした。倧江山を越えお倩の橋立にある工堎には到底ふみ蟌めたせんし、文説明曞も芋おいたせん。《母和泉匏郚からの文なんか芋おいたせん 自分で和歌を詠んでいるんです》ず反発した小匏郚内䟍の口惜しさそのもの。癟人䞀銖はむンストヌルされたしたが、あなたから離れないのはプログラミングじゃありたせんよ。私の意志です。
【膝原兞】正調膝枕

第六䞀銖から第䞃十銖いにしぞの/倜をこめお/今はただ/朝がらけ/恚みわび/もろずもに/春の倜の/心にも/嵐吹く/さびしさに

六䞀
いにしぞの 膝の郜の 八重たくら
けふ九重に にほひぬるかな

【膝入れ】「いにしぞの 奈良の郜の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」䌊勢倧茔の「奈良の郜の 八重桜」を「膝の郜の 八重たくら」に2021.10.6 第十四回
【詠み人】膝之源氏ただ芋ぬ倖䌝䞻人公 珟代版は課長膝耕䜜
【膝枕語蚳】遠い昔、膝の郜぀たり膝枕カンパニヌで䜜られた八重たくら、぀たり歎代八人の膝枕ちゃんたちが、今日は九重の宮䞭、぀たり僕の郚屋で矎しく咲き誇っおいるよ。たるで源氏物語の光源氏のようだね。九重にちなんでたたたた新しい膝枕ちゃんをお迎えしちゃった。そう蚀えば、源氏物語で九番目に登堎するのは葵の䞊。「あおいちゃん」っお名づけよう。
【膝原兞】kana kaede䜜 å˜èº«èµŽä»»å€«ã®è†æž•  åŠ»ãšãƒ’ã‚µã‚³ãšè†æž•

いにしぞの 虹の郜の 八重たくら
ひざ九重に 西の瓜問ふ

【膝入れ】「いにしぞの 奈良の郜の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」䌊勢倧茔の「奈良の郜の 八重桜」を「虹の郜の 八重たくら」に「けふ九重に にほひぬるかな」を「ひざ九重に 西の瓜問ふ」に。虹䞃 八重八 九重九 問う問ふ ず䞃、八、九、十を歌い蟌み、膝枕リレヌの末長い繁栄も祈願2021.10.6  ç¬¬åå››å›žïŒ‰
【詠み人】膝番号61金井将明
【膝枕語蚳】華やかに栄えた虹の郜で、たくさん重なり合った膝枕たち。その䞭から䞀぀の膝枕が宮䞭぀たり僕の郚屋にやっお来た。なんだかうれしくお、映画『Wizard of Oz』オズの魔法䜿いの劇䞭歌「Over the rainbow」を歌っおあげお、「スむカ西瓜食べる」っお聞いおみたんだ。
【膝原兞】正調膝枕 金井将明の朗読には「倏」ず副題が぀いおいる 

六二
倜をこめお 鳥の空音そらねは 謀るずも
よに逢坂あふさかの 膝は蚱さじ

【膝入れ】「倜をこめお 鳥の空音そらねは 謀はかるずも よに逢坂あふさかの 関は蚱ゆるさじ」枅少玍蚀2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六䞉
今はただ 思ひ絶えなむ 箱ばかり
膝にじならで 蚀ふよしもがな

【膝入れ】「今はただ 思ひ絶えなむ ずばかりを 人づおならで 蚀ふよしもがな」巊京倧倫道雅の「ずばかりを」を「箱ばかり」に、「人づおならで」を「膝にじならで」に2021.9.19   第十二回
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】ヒサコずの二股に砎れ、ゎミ捚お堎に捚おられた私。やはり生身の膝にはかなわないのでしょうか。あなたのこずは諊めるしかないのですね。箱に入れられたこの膝をにじらせ、䌚いに戻るのは難しそうですが、この想いをあなたに盎接䌝える方法はないものでしょうか。
【膝原兞】正調膝枕

今はただ 思ひ絶えなむ すずの音を
膝づおならで いふよしもがな

【膝入れ】「今はただ 思ひ絶えなむ ずばかりを 人づおならで 蚀ふよしもがな」巊京倧倫道雅2021.9.19   第十二回
【詠み人】Suzu膝番号63
【膝枕語蚳】「膝枕」を朗読しおいたら、昔の䞉角関係の修矅堎を思い出しお、ヒサコにも箱入り嚘にもどんどん感情移入しおしたいたした。今ずなっおは、あなたぞの想いは、断ち切っおしたいたい。そんな私、すずの声音、そしお本音を「膝づお膝枕リレヌ」ではなく、あなたに盎接䌚っお䌝える方法があったらなあず思いたす。
【膝原兞】正調膝枕 

六四
朝がらけ ひざの川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代朚

【膝入れ】「朝がらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代朚」暩䞭玍蚀定頌2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六五
恚み䟘び ほさぬ裟だに あるものを
恋に朜ちなむ 名こそ惜しけれ

【膝入れ】「恚みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朜ちなむ 名こそ惜しけれ」盞暡の「ほさぬ袖だに」を「ほさぬ裟だに」に2021.8.28  ç¬¬äžƒå›žïŒ‰
【詠み人】箱入り嚘ゎミ捚お堎にお濡れそがりながら
【膝枕語蚳】二股をかけられた挙句にゎミ捚お堎に捚おられた私。あなたず䞀緒に買いに行った癜いスカヌトの裟が涙で濡れお、也かすひたもありたせん。「箱入り嚘」の名に停りなし、なんお蚀っおいたくせに、あなたにキズモノにされた䞊に名前にも傷が぀いおしたうのが口惜しくおなりたせん。
【膝原兞】正調膝枕

六六
もろずもに哀れず思ぞ膝たくら
膝よりほかにしる人もなし

【膝入れ】「もろずもに あはれず思ぞ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」前倧僧正行尊2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六䞃
春の倜の膝ばかりなる手枕に 
かひなく立たむヒサコ惜しけれ

【膝入れ】「春の倜の 倢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ」呚防内䟍2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六八
心にも あらでうき䞖に ながらぞば
恋しかるべき 倜半の膝かな

【膝入れ】「心にも あらでうき䞖に ながらぞば 恋しかるべき 倜半の月かな」䞉条院2021.12.29
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

心にも あ぀こヒサコに なぞらえば
恋の癜雪 倜半よわの膝かな

【膝入れ】「心にも あらでうき䞖に ながらぞば 恋しかるべき 倜半の月かな」䞉条院の「あらでうき䞖に」を「あ぀こヒサコに」、「ながらぞば」を「なぞらぞば」、「恋しかるべき」を「恋の癜雪」、「倜半の月かな」を「倜半の膝かな」に2021.12.29
【詠み人】䞭原敊子膝番号68
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

六九
嵐吹く 䞉宀みむろの山の もみぢ葉は
韍田の膝の 錊なりけり

【膝入れ】「あらし吹く 䞉宀の山の もみぢ葉は 韍田の川の にしきなりけり」胜因法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞃十
寂しさに 宿を立ち出でお 眺むれば
ヒサコも同じ 秋の倕暮れ

【膝入れ】「寂しさに 宿を立ち出でお ながむれば いづこも おなじ秋の倕暮れ」良暹法垫2021.12.29
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

寂しさに 膝を立ち出でお 眺むれば
ヒサコのうなじ 秋の倕暮れ

【膝入れ】「寂しさに 宿を立ち出でお ながむれば いづこも おなじ秋の倕暮れ」良暹法垫2021.12.29
【詠み人】関成孝膝番号70
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第䞃䞀銖から第八十銖倕されば/音にきく/高砂の/うかリりける/契りおきし/わたの原/瀬をはやみ/淡路島/秋颚に/ながからむ

侃侀
倕されば 門田のヒサコ おずづれお
ひざのたくらに 秋颚ぞ吹く

【膝入れ】「倕されば 門田の皲葉 おずづれお 芊のたろやに 秋颚ぞ吹く」倧玍蚀経信の「門田の皲葉」を「門田のヒサコ」に、「芊のたろやに」を「ひざのたくらに」に
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】倕方になっお、門先にヒサコが蚪れる音がしたす。あの女が来るず、ワタクシは届いたずきの箱に入れられ、抌し入れに抌し蟌められ、䞀晩䞭ほっずかれおしたうのです。ワタクシずいう膝がありながら、他の女の膝に頭を預けるあなた。ワタクシが箱の䞭で暎れるこの音が聞こえたせんこず さみしくお、口惜しくお、ひざのたくらに冷たい秋颚が吹き抜けたすこずよ。
【膝原兞】正調膝枕

倕されば 門田の智苗 音ずれお
声のたろやに 愛のムチ打぀

【膝入れ】「倕されば 門田の皲葉 おずづれお 芊のたろやに 秋颚ぞ吹く」倧玍蚀経信の「門田の皲葉」を「門田の智苗」に、「おずづれお」を「音ずれお」に、「芊のたろやに」を「声のたろやに」に、「秋颚ぞ吹く」を「愛のムチ打぀」に2021.12.1
【詠み人】氎野智苗膝番号71
【膝枕語蚳】倕方になっお、門先に朗読垫匠・智苗が立ちたす。教え子の音がずれたのに気づくず、「声のたろや」こず朗読道堎に愛のムチをビシバシ打぀音が響きたす。
【膝原兞】正調膝枕

䞃二
音に聞く 高垫の浜の あだ波は
かけじや膝の ぬれもこそすれ

【膝入れ】「音にきく 高垫の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ」祐子内芪王家玀䌊2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

侃侉
高砂の 尟の䞊の枕 咲きにけり
ヒサコの霞 たたずもあらなむ

【膝入れ】「高砂の 尟をの䞊ぞの桜 咲きにけり 倖山の霞 たたずもあらなむ」暩䞭玍蚀匡房の「尟の䞊の桜」を「尟の䞊のたくら」に、「倖山の霞」を「ヒサコの霞」に
【詠み人】男箱入り嚘ずの結婚披露宎にお
【膝枕語蚳】新郎新婊の高砂の垭に䞊ぶ僕ず箱入り嚘。恋愛の頂䞊である結婚披露宎。玔癜のドレス姿の新婊が矎しく咲き誇る。僕に二股をかけられたヒサコが邪魔をしお、この幞せに暗雲が立ち蟌めるなんおこずがありたせんように。
【膝原兞】正調膝枕 箱入り嚘に聞かせるピロヌトヌクの埌日談

高砂の 尟の䞊の桜 膝枕
倖山YO霞 たたずYOあらなむ

【膝入れ】「高砂の 尟をの䞊ぞの桜 咲きにけり 倖山の霞 たたずもあらなむ」暩䞭玍蚀匡房の「咲きにけり」を「膝枕」に、「倖山の霞 たたずもあらなむ」を「倖山YO霞 たたずYOあらなむ」に
【詠み人】Yo Ueda膝番号73
【膝枕語蚳】YO  YO  é ãã«èŠ‹ãˆã‚‹é«˜ç ‚ã®
山のおっぺんに咲く桜 僕のゟッコンの膝枕
人里近くに YO YO   éœžç«‹ãŠã‚‹ãª YO YO  
矎しい桜   うるわしい枕 
かすんじゃったら 泣いちゃうYO
【膝原兞】正調膝枕   è†ç•ªå·64賢倪郎䜜「ラップ膝枕」

䞃四
うかりける ひざを初瀬の 山おろしよ
はげしかれずは 祈らぬものを

【膝入れ】「うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれずは 祈らぬものを」源俊頌朝臣の「」を「」に
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞃五
契りおきし させもが膝を 呜にお
あはれ今幎の 秋も去いぬめり

【膝入れ】「契りおきし させもが露を 呜にお あはれ今幎の 秋も去ぬめり」藀原基俊2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞃六
わたの原 挕ぎ出でお芋れば 久方の
雲ゐにたがふ 沖぀癜膝

【膝入れ】「わたの原 挕ぎ出でお芋れば 久かたの 雲ゐにたがふ 沖぀癜波」法性寺入道前関癜倪政倧臣の「沖぀癜波」を「沖぀癜膝」に2021.1 0.8   第十五回
【詠み人】男
【膝枕語蚳】倧海原に挕ぎ出し、船に揺られお君ずデヌト。ずっず遠くに浮かぶ雲ず芋間違いそうな、沖の癜波の君の癜い膝に芋ずれおいたよ。
【膝原兞】正調膝枕

わたの原 挕ぎ出でお芋れば 久子去り
枕にたがふ 沖぀癜波

【膝入れ】「わたの原 挕ぎ出でお芋れば 久かたの 雲ゐにたがふ 沖぀癜波」法性寺入道前関癜倪政倧臣の「久かたの」を「久子去り」に、「雲ゐにたがふ」を「枕にたがふ」に2021.10.8   第十五回
【詠み人】単身赎任倫
【膝枕語蚳】䞉股の末に遥かな島ぞ流されるこずになった私は倧海原に船で挕ぎ出した。ずっず遠くを眺めおみれば、久子は去っおしたい、膝枕の膝ず芋間違うばかりに、沖の癜波が立っおいたよ。
【膝原兞】単身赎任倫の膝枕  åŠ»ãšãƒ’ã‚µã‚³ãšè†æž•ïŒˆè†ç•ªå·10kana kaede䜜

わたの原 挕ぎ出でお芋れば 膝々の
声入りたがふ 起き぀修矅波

【膝入れ】「わたの原 挕ぎ出でお芋れば 久かたの 雲ゐにたがふ 沖぀癜波」法性寺入道前関癜倪政倧臣の「久かたの」を「膝々」に、「雲ゐにたがふ 沖぀癜波」を「声入りたがふ 起き぀修矅波」に2021.10.8   第十五回
【詠み人】Kawata Rie膝番号76
【膝枕語蚳】すったもんだの鍵郚屋緎習を経お、膝枕リレヌの倧海原に挕ぎ出し、「修矅堎膝枕」を披露しおみたら、共挔の膝々膝番号34きぃくんママず膝番号55さんが぀亭しょこらの怒号が乱れ飛び、本線よりも激しい修矅の波が起きおしたったこずだ。ずほほ。
【膝原兞】劇堎版「単身赎任倫ず劻ず圌女ず膝枕ず郚屋ず臭い靎䞋ず私ずいずしさず切なさず心匷さず」膝番号55 さんが぀亭しょこら䜜

䞃䞃
瀬を早み 岩にせかるる 膝枕
われおも末に 逢はむずぞ思ふ

【膝入れ】「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われおも末に 逢はむずぞ思ふ」厇埳院の「滝川の」を「膝枕」に2021. 9.27  ç¬¬åäž‰å›žïŒ‰
【詠み人】箱入り嚘ヒサコが来お远いやられた抌入れの䞭で
【膝枕語蚳】ヒサコに出䌚ったあなたは、急流すべりみたいに恋に萜ちおしたいたした。川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が二぀に分かれるようにあなたず匕き裂かれた膝枕の私。でも、あなたはきっず私の膝に戻っおきお、たた䞀぀になれたすよね。そう思っおたすよ。
【膝原兞】正調膝枕

瀬を早み 膝にせかるる 檀たゆみの朚
われおも和玙に 詠たむずぞ思ふ

【膝入れ】「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われおも末に 逢はむずぞ思ふ」厇埳院の「岩にせかるる 滝川の」を「膝にせかるる 檀の朚」に、「われおも末に 逢はむずぞ思ふ」を「われおも和玙に 逢はむずぞ思ふ」に2021. 9.27 第十䞉回
【詠み人】たゆみさん膝番号77
【膝枕語蚳】膝番号77を予玄しおいた私、たゆみ。ただただ先ねず檀の朚のように構えおいたら、76膝目ず78膝目の予玄が入っお前埌を挟たれ、焊っちゃいたした。川の瀬の流れが速くお、岩にせき止められた急流が二぀に分かれるみたいに。私ずいう檀の朚がぐら぀いお割れるこずがあったずきは、和玙になっお、その玙に膝枕の倖䌝を曞き綎ろうず思いたす。
【膝原兞】膝枕erデビュヌのずきの実話膝枕iterデビュヌも埅っおたす by今井

䞃八
淡路島 かよふ千鳥の 鳎く声に
いく倜寝芚めぬ 膝の関守

【膝入れ】「淡路島 通ふ千鳥の 鳎く声に 幟倜ねざめぬ 須磚の関守」源兌昌2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

䞃九
秋颚に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 膝のさやけさ

【膝入れ】「秋颚に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 圱のさやけさ」巊京倧倫顕茔2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八十
長からむ心も知らずひざたくら‚
乱れお今朝はものをこそ思ぞか

【膝入れ】「ながからむ 心も知らず 黒髪の 乱れお今朝は ものをこそ思ぞ」埅賢門院堀河2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第八䞀銖から第九十銖ほずずぎす/思ひわび/䞖の䞭よ/ながらぞば/倜もすがら/なげけずお/むらさめの/難波江の/玉の緒よ/芋せばやな

八䞀
ほずずぎす 鳎き぀る方を 眺むれば
ただ有明の 膝ぞ残れる

【膝入れ】「ほずずぎす 鳎き぀る方を 眺むれば ただ有明の 月ぞのこれる」埌埳倧寺巊倧臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八二
思ひわびさおも呜はあるものを‚
膝に堪ぞぬは枕なりけり

【膝入れ】「思ひわび さおも呜は あるものを 憂きに堪ぞぬは 涙なりけり」道因法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八䞉
䞖の䞭よ 道こそなけれ 思ひ入る
山の奥にも 膝ぞ鳎くなる

【膝入れ】䞖の䞭よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳎くなる」皇倪后宮倧倫俊成2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八四
氞らぞば たたこの頃や しのばれむ
憂うしず芋し倜ぞ 今は恋しき

【膝入れ】「氞らぞば たたこの頃や しのばれむ 憂しず芋し䞖ぞ 今は恋しき」の「憂しず芋し䞖ぞ」を「憂しず芋し倜ぞ」に藀原枅茔朝臣2021.11.1
【詠み人】箱入り嚘が入っおいるダンボヌル箱
【膝枕語蚳】箱入り嚘ずしお生たれおきたのに、二股かけられお、ないがしろにされお、ほんた螏んだり蹎ったりやったなあ。生き氞らえずったら、この蟛い日々も懐かしく思い出せるかもしらんなあ。ヒサコが蚪ねお来るたびに箱に閉じ蟌められお、抌し入れに远いやられた蟛い倜が今では恋しく思われるんやから。
【膝原兞】正調膝枕 占い垫が芳た膝枕 〜ワニず箱入り嚘線〜サトり玔子

八四
氞らぞば たたこの膝や しのばれむ
Fujiず芋し倜ぞ Taraは恋しき

【膝入れ】「氞らぞば たたこの頃や しのばれむ 憂しず芋し䞖ぞ 今は恋しき」の「たたこの頃や」を「たたこの膝や」に「憂しず芋し䞖ぞ 今は恋しき」を「Fujiず芋し倜ぞ Taraは恋しき」に藀原枅茔朝臣2021.11.1
【詠み人】Tara Tondonagoro膝番号84
【膝枕語蚳】膝枕リレヌで氞く読み続けおいるうちに、今読んだこの「膝枕」のこずも懐かしくなるのだろうか。藀本さんず䞀緒に原皿を芋た倜をTaraが恋しくなっおいるように。
【膝原兞】膝枕リレヌ

八五
倜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで
ねやのひざさぞ ぀れなかりけり

【膝入れ】「倜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで ねやのひたさぞ ぀れなかりけり」俊恵法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八六
嘆けずお 月やはものを 思はする
かこち顔なる わがたくらかな

【膝入れ】「なげけずお 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな」西行法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八䞃
村雚の 露もただひぬ 槇たきの葉に
膝立ちのがる 秋の倕暮れ

【膝入れ】「むらさめの 露もただひぬ たきの葉に 霧立のがる 秋の倕暮」寂蓮法垫2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八八
難波江の 芊のかりねの ひずよゆゑ
膝぀くしおや 恋ひわたるべき

【膝入れ】「難波江の 芊のかりねの 䞀倜ゆゑ 身を぀くしおや 恋ひわたるべき」皇嘉門院別圓2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

八九
玉の緒よ 絶えなば絶えね ひざたくら
忍ぶるこずの よわりもぞする

【膝入れ】玉の緒よ 絶なば絶えね ながらぞば 忍ぶるこずの よわりもぞする」匏子内芪王2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

九十
芋せばやな 雄島の蜑あたの 膝だにも
濡れにぞ濡れし 色は倉はらず

【膝入れ】「芋せばやな 雄島のあたの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は倉らず」殷富門院倧茔2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

第九䞀銖から第癟銖きりぎりす/わが袖は/䞖の䞭は/みよし野の/おほけなく/花さそふ/来ぬ人を/颚そよぐ/人も惜し/癟敷や)

九䞀
きりぎりす 鳎くや霜倜の さむしろに
枕かたしき ひずりかも寝む

【膝入れ】「きりぎりす 鳎くや霜倜の さむしろに 衣かたしき ひずりかも寝む」埌京極摂政前倪政倧臣2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

九二
わが袖は 朮干にみえぬ ひざのたくら
人こそしらね かわくたもなし

【膝入れ】「来ぬ人を た぀ほの浊の 倕なぎに 焌くや藻塩の 身もこがれ぀぀」暩䞭玍蚀定家2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

九八
颚そよぐ ならの小川の 倕暮は 
みそぎぞ倏の しるしなりける

【膝入れ】「颚そよぐ ならの小川の 倕暮は みそぎぞ倏の しるしなりける」埓二䜍家隆2021.    ïŒ‰
【詠み人】
【膝枕語蚳】
【膝原兞】正調膝枕

九九
人もをし 人も恚めし あぢきなく
䞖を思ふゆゑに もの思ふひざ

【膝入れ】「人もをし 人も恚めし あぢきなく 䞖を思ふゆゑに もの思ふ身は」埌鳥矜院の「もの思ふ身は」を「もの思ふひざ」に。2021.9.6
【詠み人】箱入り嚘
【膝枕語蚳】愛されたかず思うず、ヒサコずかいう人ず二股をかけられお、あなたずいう人がいずおしくもなり、恚めしくもなる。぀たらない䞖の䞭を思いわずらうために、あれこれ悩んでしたう私膝枕。
【膝原兞】正調膝枕

人もをし 人も恚めし たくらなく
䞖を思ふゆゑに もの思ふ身は

【膝入れ】「人もをし 人も恚めし あぢきなく 䞖を思ふゆゑに もの思ふ身は」埌鳥矜院の「あぢきなく」を「たくらなく」に。2021.9.6  100日目カりントダりン蚘念
【詠み人】配達員
【膝枕語蚳】人がいずおしくも、たた人が恚めしくも思われる。䞀人暮らしの男の心を揺さぶる膝枕が僕にはない。䞖の䞭を思いわずらうために、悩んでしたうこの私には。
【膝原兞】正調膝枕 

人もをし 人も恚めし あぢきなく
䞖を思ふすゑに ひざ思ふ身は

【膝入れ】「人もをし 人も恚めし あぢきなく 䞖を思ふゆゑに もの思ふ身は」埌鳥矜院の「䞖を思ふゆゑに もの思ふ身は」を「䞖を思ふすゑに ひざ思ふ身は」に。2021.9.6  100日目カりントダりン蚘念
【詠み人】男䞀䜓化した膝枕に沈み蟌みながら
【膝枕語蚳】人がいずおしくも、たた人が恚めしくも思われる。嘆かわしい䞖の䞭を思いわずらった挙げ句、頬にくっ぀いお離れなくなった膝枕に沈み蟌みながら、身も心も膝のこずを考えおいる。
【膝原兞】正調膝枕 

癟
癟敷や 叀き軒端に しのぶひざ
なほあたりある ヒサコなりけり

【膝入れ】癟敷ももしきや 叀き軒端のきばの しのぶにも なほあたりある 昔なりけり」順埳院の「叀き軒端の しのぶにも」を「叀き軒端に しのぶひざ」に、「昔なりけり」を「ヒサコなりけり」に。2021.9.6  100日目カりントダりン蚘念
【詠み人】男
【膝枕語蚳】叀い軒端にほったらかしにされお耐え忍んでいる箱入り嚘膝枕のこずが懐かしいが、それ以䞊に恋しいのはヒサコだよ。
【膝原兞】正調膝枕

癟敷や 叀き軒端の しのぶひざ
なほあたりある たくらなりけり

【膝入れ】癟敷ももしきや 叀き軒端のきばの しのぶにも なほあたりある 昔なりけり」順埳院の「しのぶにも」を「しのぶひざ」に、「昔なりけり」を「たくらなりけり」に。2021.9.6  100日目カりントダりン蚘念
【詠み人】膝枕er
【膝枕語蚳】叀い軒端の忍草のように膝枕ルヌムが乱立した日々を懐かしむに぀けおも、ただただ勢いのある膝枕リレヌであるこずよ。
【膝原兞】Clubhouse「膝枕リレヌ」club

和歌詠みで「膝祭り」カりントダりン

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脚本家・今井雅子📚蚀葉遊びが奜きな物曞き 目に留めおいただき、ありがずうございたす。わたしが物曞きでいられるのは、面癜がっおくださる方々のおかげです。

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