40万円のコンサルに申し込んで、3日でLINEを返さなくなった話
前回、僕が「やめてきたこと」を一気に並べました。
https://note.com/nxxguchi/n/na121c193ec8d
今日はその中から、人生で一番高くついたやつを掘り下げます。
40万円のコンサル。
数字を打ち込んでいるだけで、軽くお腹が痛くなってきました。でも、やめる瞬間までさらすと宣言した手前、書きます。
一番危ない精神状態のときに、申し込みました
あれは数年前。仕事にもなんとなく行き詰まって、「このままじゃダメだ、何かを変えなきゃ」という、一番危ない精神状態のときでした。
そういうときの僕は、財布のヒモが完全にバグります。SNSで「人生変わりました」みたいな投稿を眺めているうちに、気づいたら申し込みボタンを押していました。40万。もちろん分割払い。未来の自分が払う前提の、見事なまでの他人事会計です。
中身は、ちゃんとしていました
コンサルの中身は、まあ、よくある感じでした。週1のオンライン面談と、毎週の課題。「まず理想の状態を言語化しましょう」「行動を習慣化しましょう」。言ってることは、たぶん正しい。正しいんですよ。
問題は、それを受け取る側が僕だったことです。
溶けるまで、3日でした
最初の1週間は、それはもう意識が高かった。ノートに目標を書いて、面談でもいいことを言って、「今度こそ変われる気がします!」なんてメッセージを送っていました。我ながら、スタートダッシュだけは毎回一流です。
で、2週目の課題が、ちょっとだけ面倒だった。
本当に、それだけなんです。それだけで僕は課題を後回しにして、面談の前日に「すみません、今週バタバタで……」と送り、その次の週は既読をつけるのが怖くなって、最終的にLINEを開かなくなりました。40万円を、3日分くらいの熱量で溶かしたわけです。
残ったのは、請求と納得でした
向こうは悪くないんです。プログラムもちゃんとしていた。ただ、「ちゃんとしたプログラムを続けられる人間」だったら、そもそも40万払う前に、自力でなんとかできていたはずなんですよ。残酷ですが、たぶんそういうことです。
手元に残ったのは、分割払いの請求と、「自分はやっぱりこうだよな」という、妙に納得した気持ちだけでした。立派な教訓は、特にありません。あえて絞り出すなら、「テンションが上がってるときに大金を払うな」。これに尽きます。まあ、次もたぶん払うんですけど。
同じように、勢いで高い買い物をして、勢いだけで終わった経験のある人。仲間ですね。一緒に、未来の自分へ請求書を回すのは、ほどほどにしましょう。
はい、今日も何かをやめました。今日のやつは、ちょっと高くつきました。
