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honest_turkey934
旧友とはきっともう交わらない、そんなことより
レッドブル、逆さトイレ、フィッシュボーンヘア、説教後の腑抜け面。
袂を分つまで何の感興もそそられることのなかったあの子の特徴や仕草が、するりと脳に居座るようになった。
季節の変化に追い付けない心が帳尻を合わせようと、追憶に精を出しているのだろうか。
クラスも部活もと、刻々とした時間を共に過ごしたにしては、踏み込んだ話や忘れがたきワンシーンもないのに。
ある一日の出来事をつぶさに思い出せなくても、730日が結晶化されて、意味ありげな風景を捏造してしまっているのか?
孤独を突き詰めたアラサーの深淵は計り知れない。
校内に設置された自販機を頻繁に使う人はお金があるなんて先入観はなかったけど固定観念は持っていた、遡ること10年前。
友人のきなこ太郎(仮)はレッドブル中毒者として、同級のエナドリ界隈で名が通っていた。
何がどうしたら学生生活でエネルギーが枯渇するのか、朝夕問わず、青とシルバーをベースに赤が目立つ250ml缶を片手にしていた。
エナドリ特有の甘ったるい匂いを漂わす彼女は、アンパンマンが好きなくせして愛と勇気には一瞥もしない厳しい態度があり、絶妙なコントラストであったと思う。
きなこ太郎の教えで今も役立っている一つが、洋式トレイの使い方である。
便秘のときには通常と反対に座ることで、力み易くなり便の出が良くなるという。実践したかどうかはご想像にお任せするが、そういうことだ。
フィッシュボーンヘアがトレードマークの彼女を横目に、編み込むなら寝る時間に充てたいと野暮なことを思う芋学生とよく連んでくれたよ。
芋といえばさつまいもといえば秋、も終盤に差し掛かっている。
地元物々交換系サイト経由の富有柿を貪っていたら、突然の寒波で恐れ慄いているし、冬眠しよっと〜。
