業績に裏付けられた相場展開【225先物「ハチロク」の裏話】
投資資金は内需株に向かう
先週の日経平均は前週末比約3107円高となり2週連続で週足陽線となった。
米7月雇用統計が弱めの結果となり米国の早期の利上げ観測が後退したことが大きい。
25日移動平均線(6万5847円処)を抜けてからは上昇に弾みがついた。
TOPIXは8日連続で陽線となり過去最高値を更新した。AI・半導体関連株が調整局面を迎えるなか投資資金は内需株に向かっている。
第1四半期での上方修正は珍しい
日本経済新聞が10日までに集計した東証プライム上場の3月期決算企業の26年4~6月期の連結純利益は前年同期比で7割伸びているようだ。
また7月以降で経常利益予想を上方修正した企業は17%と16年以降で最多となっている。
日本企業は通期の見通しを慎重に見る傾向があるのだが第1四半期での上方修正は珍しい。
また、上期の見通しを上方修正しても下期の見通しを変えてない企業も多く全体としてはまだまだ業績を上方修正してくる企業が増えそうだ。
業績に裏付けられた相場のためこの個別物色をする業績相場は続きそうだ。
7万円がターゲットだが・・・
チャートでは7月29日の安値(6万0448円)を起点とした右肩上がりの下値抵抗ライン(6万7500円処)を維持し上昇、13週移動平均線(6万6817円処)も上回った。
上値としては節目の7万円がターゲットになってくるが8月のSQ値は6万9702円13銭となり「幻のSQ値」となっている。
今週は「幻のSQ値」を解消する動きか?
高値圏で「幻のSQ値」が出現すると相場の転機としても捉えられるため早期に解消しないと戻り売りのパターンに入ってしまう可能性もある。
今週は「幻のSQ値」を解消する動きとなりそうだがSQ通過後需給がフラットになっているため更なる踏み上げは考えにくく高値圏でのもみ合い相場になると思われる。
今週のレンジは6万7500円~7万円を想定する。
(ハチロク)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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