2026海賊通信 Vol.10 「チーム全試合の半数近くに登板 試合中盤から後半を献身的に支える」投手 今福 孝介 背番号34

チーム全試合の半数近くの13試合に登板し、リリーフの柱の1人として試合の中盤から後半を献身的に支える左腕だ。6月15日の徳島IS戦では2ランを被弾したが、それまでの直前5試合は無失点を続けており、安定ぶりが際立っている。
防御率は昨年の13.50から今年は2.70
一昨年の7月に入団した。だが、1年目は公式戦登板はなく、昨年も初登板は6月下旬。そこからマウンドに上がったのは僅か4試合(3イニングと3分の1)で、防御率は13.50と「酷いものでした」。それが今季は6月15日現在、チーム全30試合の半数近くの13試合に登板し、セーブこそないものの防御率2.70と大きく改善。登板13試合の中で失点したのは3試合のみで、5月17日の高知FD戦から6月11日の香川OG戦の5試合は失点ゼロを続けた。勝ちパターンの1人としてセットアッパーの加納、抑えの窪田両投手に繋いでおり、とりわけ左打者キラーとして貴重な存在だ。

「去年は制球が酷かった。そこでリリースをやや下げ、スリークォーターに近いフォームに変えました。それが自分に合っていました」という。10月のフェニックスリーグに参加し「ロッテ2軍や韓国チーム等を相手に3試合投げて自信がついたことも大きかったですね」。フェニックス後のオフの個人練習ではしっかりとフォームを固め、酒井投手コーチも熱心にマンツーマンで指導した。それが今季、結果に繋がり、マウンドでの自信が生れ、「腕が振れています」と声が弾む。
ストレートの平均球速を145㌔に
今季は元々の持ち球であるストレートとスライダー、チェンジアップに加えてカットボールを新たに磨き、「これが使えています。ストレートを狙っている打者にカットが特に有効」と話す。また、「左打者は内から曲がるスライダーで嫌な見逃し方が取れますが、右打者はそれが入ってくるので、そこに1つ落ちる系の球種があると投球の幅が広がります。挟んだチェンジアップを強化したいです」。ストレートの最速は146㌔で、「平均142㌔ほどのまっすぐを145㌔に高めたい」と意欲は尽きない。

身体はひと回り大きくなった。冬場にウェイトレーニングをやり78㎏の体重を85㎏に増やした。そのため食生活も見直し、オフに帰省した時も自炊を心掛け、「高タンパクの鶏肉料理を自分で作り、タッパーに入れておやつ代わりにしていました」と笑う。
ライバルは立命館大の有馬投手
ドラフトの調査書がこれまで届いたことはない。「今年こそは貰いたい、土俵に上がりたい。愛工大名電で同期だった有馬投手(立命館大)が今年のドラフトの上位指名候補と言われています。彼に負けたくない。それがモチベーションになっています」と今福投手。チーム事情から加納投手が先発に回り、そのあとを今福投手が担うことも予想されるところで、「今後もっともっと投げて打者を圧倒的に抑えたい」と、胸の内をストレートに言い表す。
PROFILE
いまふくこうすけ
2004年7月27日生れ 21歳 173cm/85kg 左投/左打
愛知県出身 愛知工業大学名電高(甲子園出場)~日本経済大(中退)
![愛媛マンダリンパイレーツ[公式]](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77186053/profile_c541063ad710f47ed9e51ff1a709341f.jpg?width=60)