【バンコク子育て日記】我が家にナイトシッターさんがやってきた②
それまで、睡眠優等生だった我が家のもちのすけ。
全く寝なくなってしまって、夫婦ともども疲労困憊となり助けを求めたのはナイトシッターさん。
夫がシッター派遣会社を探してきてくれた。
たくさんのシッターさんが登録されていて、中でも夜間対応が可能なシッターさんを探す。そして見つけたのがタイ人のいかにもベテランシッターさんだった。
自分も母親で、フルタイム、もしくはスポットでシッターが可能。
フリーランスでやってますとのこと。
過去には、スイス人、ドイツ人、スペイン人家庭で働いたことがあるらしく英語もOKとのこと。うん、口コミも悪くない。
生後3カ月の赤ちゃんも見たことあるとのことなので、試しに来てもらおうと、彼女に決めました。
時給は500THB/1時間で、私たちは21時半から朝の6時まで来てもらいました。なので、4,250THBです。今のレートだと日本円で20,600円くらいです。
当日は、ドキドキそわそわ。
シッター会社からも、シッターさん本人からも何の連絡もないものだから、もしかしたら来ない?お金は払ったのに、大丈夫かなと心配する夫。
さらに私が追い打ちをかけるように「誘拐されて人身売買でもされたらどうしよう」「うちの子かわいいから高くで売れると思う」「シッターさんが闇の組織と繋がってたらどうしよう」
(いずれも、数週間まともに眠っていない女のたわごととお許しください)
なんて言うもんだから、ドアが開いたら分かるようにと特大のベルを買わされる夫。
そんな何とも言えない緊張感の中、ベテランシッターさんは我が家に来てくれました。
もちのすけは、今はまだ人見知りもないから笑顔でお出迎え。
さっそく抱っこされてご満悦の様子。
私がシャワーから上がってみると、ミルクも飲ませてもらって、完全に手名付けられている。
するとどうでしょう。ウトウト、あっという間にベテランシッターの腕の中で寝てる!
そして、私たちをドヤ顔で見てくるベテランシッター。
あっという間にベッドに連れて行き、寝かしつけを完了させたではないか。
「ママはもう寝ていいよ、私見とくから」と言って、セブンup(炭酸飲料)をぐびっ。
ベテランシッターの華麗な仕事っぷりに感激してしまった。
とはいえ、夜泣きするからね。
うちのもちのすけはそんなに甘い赤ちゃんではない。
45分後には泣き叫ぶからね。
なんて思いながら私は寝室へ。
もちのすけが爆誕してから、となりにもちのすけがいなかった夜はない。
なんだかそわそわしてしまって、これまた寝れない。
私はスマホをぽちぽち。久しぶりにゆっくり情報収集をすることに。
時刻はまだ22時。夜は長い。
コスメの新作情報やらなにやら、ざっと見終えたあと、時計を見ると23時前。あれ、もちのすけは泣き叫んでない。
それから、ウトウト。浅い眠りで目覚めた12時半。
あれ?泣いてない。リビングはシーンとしてる。
連れ去られたかもしれない!!!!
やっぱり、もちのすけはかわいいから連れていかれたんだ!!!
飛び起きてリビングに行くとベテランシッターは、もれなくスマホでYouTubeを見ている。
「あれどうしたの」と聞いてくる。「あなたのベビーは深く寝てるよ」と。
信じられなくて、もちのすけの寝室を覗くと、大の字で寝ているではないか。どう見ても、正真正銘の「爆睡」である。
えー、なんでなんでなんで。
不思議でしょうがない。
まあ、寝てるに越したことはない。
私も寝よう。
そのころには、なんとなくベテランシッターさんへの信頼が出てきて私はぐっすり眠ることが出来た。
次に目覚めたのは5時半。
リビングに行くともちのすけは、ご機嫌でミルクを飲んでいる。
聞いたところ、あれから2時に起きてミルクをのみ、次は、今起きて来たよ、とのこと。
めちゃくちゃいいサイクルで寝てるじゃん。
SNSでよく見る理想のやつじゃないか。
外面がいいのか?それとも睡眠退行が偶然にも今日からなくなった?
そして、6時になって無事にベテランシッターさんは帰って行った。
またいつでも連絡してきて、私フリーランスだから。と言ってた。
すっきり眠ることが出来た私は、かなりメンタルが回復していた。
やっぱり寝ないとダメ。
寝れないときは、もちのすけを連れてどこかに行く気力もなくて、ずっと家にこもりがちに。それがさらに、うつうつとした気持ちに拍車をかけてしまっていた。
その日は心に余裕が出来た気がした。
なにより、いつでも頼れる存在、ナイトシッターがいるんだと言うことを学んだ私たち夫婦はとても気が楽になった。
なにかあっても大丈夫だ、という気持ちは心を救ってくれる。
それから、なんともちのすけの睡眠退行は徐々に落ち着いてきた。
ベッドを変えてみたのもあるかもしれない。
徐々に睡眠時間を確保できはじめて、私たちには平和が戻りつつある。
もしこれから、何かの成長タイミングでもちのすけの睡眠退行が再開したら、私たちは迷わずナイトシッターに頼るだろうと思う。
もちろんお金はかかるし、気軽に呼べないことは分かっている。
だけど、親もおらず頼る先のない私たちにとっては、それは必要経費だ。
前に、看護師さんに「日本人のママは世界で一番がんばってる」と言われたことがある。育児、家事などを外注する文化がないからだ。
加えてミルクの温度や、お風呂の温度、母乳育児の推奨などいろんなルールに縛られていると。
今回の件で私が思ったのは、とにかくママである私たちが笑えること。
それが大事。睡眠不足、ストレスマックス状態では子育てはできないと思う。そのために、外注することも一つの選択肢であるよと伝えたい。
