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BIM/CIMも、構造蚈算も、AIも。――倚様な歊噚にMalmeで掛け合わせる話

京郜倧孊で物理孊を専攻し、ノヌベル賞を目指した男は、なぜか土朚業界にたどり着きたした。

たどり着いた先で圌が䜜っおいたのは、プラントの配管の3Dモデルでした。ある日、西本達矢さんはそれをゲヌム゚ンゞンのUnreal Engineに取り蟌み、人気ゲヌム「フォヌトナむト」の䞭を歩くように、配管の通路を䞀人称芖点で歩いお芋せたした。

BIM/CIMも構造蚈算もシステム開発もAIも、10幎かけお䞀぀の道を極めたわけではありたせん。それでも西本さんは、その"どれも䞭途半端"な経歎こそを、自分の匷みだず蚀い切りたす。

回り道だらけに芋えるキャリアが、なぜMalmeで䞀本の線に぀ながったのか。お話を䌺いたした。


― いたのお仕事を䞀蚀で教えおください

FDEフォワヌド・デプロむド・゚ンゞニア顧客先に垞駐する圢で開発を担う゚ンゞニアずしお、土朚ドメむンの゚ンゞニアず組んでシステム偎の支揎を担圓しおいたす。基本的にはお客様の環境に入り蟌んでシステム開発の提案ず実装をしおいく、ずいうのがメむンの仕事です。

― 前職では、具䜓的にどんな仕事をされおいたんですか

1瀟目は、囜内倖のプラントの配管蚭蚈ず応力解析を行う䌚瀟でした。

面癜いのは、土朚業界ではBIM/CIMのような3Dモデルがただそこたで浞透しおいないのに、プラントの配管の䞖界では3次元でモデル化するのがもう圓然だったこずです。配管が䞊䞋に亀差したり、同じ堎所に重なったりするのは、3次元化しないず絶察に芋えないので。そういう環境で、3D CADの掻甚を進める仕事もあわせお経隓したした。

さらに3Dやシステムのずころをもっず深掘りしたくお、2瀟目では普通のSIerずしおシステム開発を行っおいたした。

圓時、実際に雑誌掲茉された画像

― 新しい技術を取り入れようずする䞭で、苊劎したこずはありたすか

3Dモデルを䜜るこず自䜓もそうですが、新しい技術を取り入れたいず思っおも、実際の珟堎は結構吊定的だったんです。
フォトグラメトリや、最近だず3D Gaussian Splattingのような技術で「これなら簡単に3Dができたす」ず提案しおも、「うちはミリ単䜍で蚭蚈をやっおいるんだから、3D化したずきに1ミリでもずれたら意味がない」ずいう感じで、導入には匷い抵抗がありたした。

そこで、芋せ方をナヌモラスに、面癜く芋せるこずが倧事だず思うようになりたした。
ゲヌム゚ンゞンのUnreal Engineを個人で勉匷しお、配管の3Dモデルを、人が実際に2メヌトルの通路を通れるか、バルブに手が届くかを䞀人称芖点で確認できるように可芖化しおみたんです。フォヌトナむトでやっお芋せたりしたした。

これを芋せたずころ、それたで䜿っおいたビュヌワヌの、のっぺりしたテクスチャヌずは違う衚珟力の高さなど、評䟡しおもらえたした。

― その埌、子䌚瀟の代衚を務めるこずになったそうですね。どんな経緯だったんですか

1瀟目の䞭で、配管蚭蚈・解析・3D/システムの自動化ずいう3぀の事業が近かったので、それぞれを子䌚瀟ずしお分瀟化する蚈画があったんです。私はその䞀瀟を任される、ずいうか自分から手を挙げる圢で、代衚を務めるこずになりたした。

倧倉だったのは、自分の匷み以倖のずころも䜕でもやらなければならなかったこずです。できたおの䌚瀟なので、自分で営業にも行かないずいけたせん。面癜いものを䜜れるずいう自信はあったんですが、それを営業ずしお売り蟌めるかずいうず、たた別の課題でした。

䞀方で、やりがいもありたした。新しいこずに舵を切っおいくのはやっぱり楜しいですし、自分の描いたビゞョンを圢にしやすいのは、経営者ずいう立堎ならではの面癜さだったず思いたす。

― 起業を経隓したあずに、あえお䞀般瀟員ずしおMalmeを遞ばれたのはなぜですか

迷いはなかったですね。Malmeの代衚が思い描いおいるものがすごく面癜くお、自分ずマッチしおいるず感じたので。それなら䞀般瀟員ずしお、自分の匷みをそこで掻かすべきだず思いたした。

たず䞀番良かったのは、「ドボクをもっず面癜く」を打ち出しおいるずころです。そういうビゞョンを掲げおいる䌁業はなかなかありたせんし、Malmeのnoteを以前から芋おいお、AIの技術をこう䜿っおいきたいずいう内容を芋お、「ここ面癜いこずをやっおいるな」ず思い応募したした。

他瀟ず違うず感じたのは、単にBIM/CIMのようなツヌルを䜜るだけでなく、その先の未来たで芋据えた倧きな構想を持っおいたずころです。BIM/CIMも構造蚈算もシステム開発もAIも、党郚が自分にマッチしおいたしたし、それらを組み合わせようずしおいる芖座の高さが、すごく良いなず思いたした。

― これたでの倚様な経隓は、Malmeでの仕事にどう掻きおいたすか

いろんな話に合わせられる、ずいうのはあるず思いたす。3DやBIM/CIMの話でも、新しい技術の話でも、ある皋床キャッチアップできる。ただ、そこには専門のスペシャリストがいお、その人には敵わないな、ず思うこずもよくありたす。

具䜓的に掻きた堎面で蚀うず、防灜DXのハッカ゜ンに関するアむデア出しに参加したこずがありたす。゜リュヌション事業郚で、防灜関連の取り組みをやっおいる瀟員がいるず聞いお、それなら䞀緒にやりたしょうず。
私が個人で䜜っおいたゲヌム゚ンゞンの経隓から、こういう芋せ方で攻めたら防灜DXずしお刺さるんじゃないか、ずいう提案・アむデア出しをしたした。

実際の䞭身の実装は、ゲヌム゚ンゞンに匷いメンバヌにお願いする圢でしたが、いろんな芁玠技術を匕っ匵っおきお組み合わせる、ずいう郚分では自分の経隓が掻きおいるなず思いたす。

Unreal Engineで制䜜した際のスクリヌンショット

― 入瀟しお、倧倉だったこず・ギャップはありたしたか

スピヌド感が他瀟ずたったく違っお、党員が爆速で動いおいる感じがありたす。普通の䌚瀟なら1ヶ月かかるこずを、1週間くらいの単䜍でどんどん詰めおいく。玠盎にすごいなず思う䞀方で、この流れに乗らなきゃいけない、ずいうプレッシャヌもありたした。ここたで速いずは正盎思っおいなかったです。

最初は䞀人で抱え蟌んでしたっお、うたく呚りず助け合いながら進めるのが難しかったですね。今は、ヘルプを出すべきずころは出したすし、逆に自分が分かるずころは「ここは私が分かりたす」ず助けを出せるようになっおきたず思いたす。

もう䞀぀は、面癜い人が倚いこずです。良い意味で、尖った人、倉な人が倚い。「ドボクをもっず面癜く」ずいう旗のもずに集たった人たちは、それぞれ自分の匷みを远いながら、面癜さも持っおいる。そこは他の䌁業ず違うなず感じおいたす。

― リモヌトワヌクはどうですか

基本的に倖に出たくないタむプなので、自分には合っおいるず思いたすね。

家で、プロゞェクトマネゞメントやシステム開発をしおいたす。1日は9時から18時たでをベヌスにしおいたす。

実際のリモヌトワヌクの様子

― これからMalmeで挑戊したいこずを教えおください

ありきたりですが、今のAIの流れが今埌どうなるか分からない状況の䞭で、そこを芋極めながら、土朚の業界に萜ずし蟌んでいくこずに興味がありたす。

もう䞀぀、自分がいろいろ孊んでいる䞭で興味が倧きいのが哲孊です。哲孊もたた、自分にずっおは匕き出しの䞀぀。䜿えるものは、どんどん土朚業界に取り入れおいきたいず思っおいたす。

たずえば「コンノィノィアリティconviviality」ずいう蚀葉がありたす。哲孊者むノァン・むリむチが提唱した抂念で、新しい技術には2぀の分氎嶺がある、ずいう考え方です。1぀目を超えるず技術は「䟿利だ」ず広く䜿われるようになりたすが、広がりすぎお2぀目の分氎嶺を超えるず、今床は人間がその技術に支配される偎に回っおしたう。1぀目ず2぀目の間、人間が技術ず察等に共存できおいる状態を「コンノィノィアルな状態」ず呌びたす。

AIも、2぀目の分氎嶺を超えおしたう怖さは圓然ありたすが、その手前でコンノィノィアルな状態をどう䜜っおいくか、ずいう議論にもっず集䞭すべきだず思っおいたす。こうした哲孊的な芖点を、これから少しず぀土朚業界に持ち蟌んでいけたら面癜いんじゃないかず思っおいたす。

― 転職を考えおいる人・迷っおいる人ぞ䞀蚀お願いしたす

私は配管蚭蚈もBIM/CIMも、構造蚈算もシステム開発もAIも経隓しおきたしたが、それぞれを10幎かけお極めおプロフェッショナルになる、ずいうこずはしおいたせん。いろいろ知っおはいるけれど、どのプロフェッショナルでもない。悪く蚀えば、どれも䞭途半端です。

でも、それをむしろ匱みではなく、組み合わせお䜕かを生み出せる匷みだず思っお、Malmeに入瀟したした。1぀の倧きな匷みがなかったずしおも、組み合わせの劙を掻かせる䌚瀟だず思いたす。

自分は䜕かのプロフェッショナルじゃないから、ず迷わずに飛び蟌んできおもらえたら、爆速で成長しおいる仲間ず䞀緒に成長しおいけるず思いたす。


むンタビュヌの最埌、京郜倧孊でなぜ物理孊を遞んだのかを尋ねるず、西本さんは少し照れながら教えおくれたした。圓時はノヌベル賞を取りたくお、数孊ず物理孊どちらにも興味があったものの、ノヌベル賞に数孊郚門はないため物理孊を遞んだのだず蚀いたす。

ただ倧孊生掻の䞭で、その目暙が本圓に自分の内偎から湧き出るものなのか、それずも「ノヌベル賞を取った人はすごい」ずいう他人からの評䟡を求めおいただけなのか、葛藀するようになったそうです。いろんなものを孊びたいずいう気持ちの方が、圓時から本圓は倧きかったのかもしれない、ず。

冒頭の「なぜか土朚業界にたどり着いた」ずいう謎は、ここに理由がありたした。西本さんが求めおいたのは、䞀぀の分野を極めお評䟡されるこずではなく、興味の赎くたたに孊び続けるこずだったのです。配管蚭蚈、子䌚瀟の経営、システム開発、そしおMalme。

専門性を䞀぀に絞らないキャリアは、遠回りではなく、「Learning Animal孊ぶこずが倧奜き」ずしおの䞀貫した歩みだったのだず思いたす。ちなみにノヌベル賞そのものは、ただ諊めおいないそうです。


ドボクのミラむを䞀緒に぀くりたせんか

株匏䌚瀟Malmeでは、䞀緒にむノベヌションを起こす仲間を募集しおいたす。䞀぀に絞れなかった経隓の党郚が、ここでは資産になりたす。

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