中国国内線のモバイルバッテリーに必須の「3C認証」とはなに?PSEだけじゃダメです
中国への出張や旅行を控えてモバイルバッテリーを探してると「3C(認証)」という見慣れない言葉を目にし、購入を迷ったことはありませんか?
日本のPSEマークとは違うこの認証が、本当に必要なのかどうか、気になりますよね。
結論からいうと、中国国内間の航空移動時では必須です。
中国では2025年6月28日以降、中国国内線で「CCC(3C)マークがない」のモバイルバッテリーは機内持ち込みできません。
僕は2025年10月に中国へ行ったんですが、荷物からモバイルバッテリーが出てくると、保安検査員が「CCCマークがあるかどうか」を細かくチェックしていたのが印象的でした。
中国の空港の保安検査、ものすごーくしっかりしてたのが印象的で、モバイルバッテリーは「3C認証付き」じゃないとマジで持ち込めないのでご注意を…
— マクリン(新井涼太) (@Maku_ring) October 13, 2025
知ってはいたけど、めちゃくちゃ徹底されててびっくりした pic.twitter.com/mCS6iaPLJ9
3C認証は、中国国内の安全を守るために法律で定められた強制認証制度で、現在はモバイルバッテリーもその対象に入っています。
基本的には販売や流通に関するルールですが、安全性を示す大切な指標でもあります。
この記事では「モバイルバッテリーの3C認証とはなにか」をできるだけわかりやすく整理して紹介します。
モバイルバッテリーの3C認証とは?中国の必須安全基準を解説
モバイルバッテリーの3C認証とは、中国の法律で定められた「強制的な安全基準」のことです。
単なる推奨マークではなく、中国国内での販売・流通では、原則としてCCC(3C)認証の取得とCCCマーク表示が求められます。
ここでは、3C認証の仕組みやモバイルバッテリーが対象になった背景、そして日本のPSEマークとの違いを順に見ていきます。
渡航前に知っておくと、安心して製品を選べるようになりますよ!
3C認証は中国国内の安全を守る「強制認証制度」

3C認証は、中国国内で販売・流通・使用される製品が、国の定めた安全・品質基準を満たしていることを証明する制度です。
正式名称は「China Compulsory Certification(中国強制製品認証制度)」で、頭文字をとって「CCC」、通称「3C認証」と呼ばれています。
この制度の目的は、消費者の安全や環境保護、そして国の安全を守ること。
対象製品は家電やIT機器など幅広く、リストに掲載されたものは3C認証を取得し「CCCマーク」を表示しなければ、(商業目的で)出荷・販売・輸入・事業活動での使用ができません。
認証プロセスも厳しく、製品テストや工場審査など、いくつものステップをクリアする必要があります。
粗悪品や危険な製品を市場に出さないための、中国における品質保証の基盤となる仕組みです。
モバイルバッテリーが認証対象になった背景

モバイルバッテリーが3C認証の対象に加えられた背景には、安全性の問題があります。
スマホの普及で欠かせないアイテムになった一方、品質の低い製品による発火や爆発事故が世界的に増え、中国でも深刻な課題となっていました。
日本でも実際、発火事故がたびたびニュースになってますよね…。
とくにリチウムイオン電池は、設計や製造の不備、あるいは不適切な使用によって重大な事故を引き起こすリスクがあります。
こうした状況を受け、CCC認証の運用(申請受付・証書発行)が2023年8月1日から開始されました。
さらに移行期間を経て2024年8月1日以降は、未認証品の(商業目的での)出荷・販売・輸入・事業使用が認められない運用が進んでいます。
これにより、メーカーは厳格な安全基準を満たすことが義務化され、基準をクリアできない製品は市場に出せなくなっています。
日本のPSEマークとどう違うのか

日本の「PSEマーク」と中国の「3C認証」は、どちらも安全性を示す大切な認証ですが、効力の及ぶ範囲と根拠となる法律が異なります。
最大の違いは、それぞれが有効な国です。
PSEマークは日本の「電気用品安全法」に基づくもので、日本国内でのみ有効。
一方、3C認証は中国の法律に基づく制度で、中国国内でのみ効力を持ちます。
つまり、日本でPSEマークを取得して販売されている製品でも、それだけでは中国の基準を満たしているとはいえません。
両国間に相互認証の仕組みはないため、中国で販売するには別途、3C認証の取得が必要です。
個人で持ち込む場合は税関の判断にもよりますが「中国国内線ではCCCマークの有無がチェックされる点」は押さえておくと安心です。
3C認証の有無を確認する方法と日本国内での必要性
では、3C認証は実際にどこを見れば確認できるのか?
ここでは、マークの見つけ方、日本国内での必要性、そして安全な製品を見分けるポイントを紹介します。
中国に行く予定がなくても、製品の安全性を判断する基準として知っておくと役立ちます!
「3Cかどうか」はどこを見れば分かる?
3C認証を取得した製品には、その証として「CCCマーク」が表示されています。
円の中に「CCC」の文字がデザインされた特徴的なマークです。

確認するには、製品本体の裏面や側面に印刷された仕様や認証情報をチェックしてみてください。
PSEマークなどと並んで小さく記載されていることが多いので、注意深く見るのがおすすめです。
また、パッケージや取扱説明書にも表示されている場合があります。
オンラインストアで購入する場合は、商品画像や説明欄に「3C認証取得済み」と書かれているかどうかも確認してみましょう。
AnkerはZoloシリーズ、あとBelkinの製品は3C認証を取得しているケースが比較的多いです。
日本で使うだけなら3Cは必須ではない

中国に行く予定がなく、日本国内でしか使わない場合、3C認証は必須ではありません。
3C認証は、あくまで中国の法律に基づく基準だからです。
日本で販売・使用するために必要なのは「PSEマーク」。これがあれば日本の安全基準を満たしていると判断できます。
もちろん、3C認証とPSEマークの両方を取得している製品は、日中両国の基準をクリアしているため、より安心感があります。
ただし、日本で使う分にはPSEマークを優先して確認すれば十分です。
まとめ:安全な渡航のために
今回は、モバイルバッテリーの3C認証について、PSEマークとの違いや確認方法を紹介しました。
日本で使うだけならPSEマークを確認すれば十分ですが、中国への出張や旅行を予定している人にとって、3C認証は知っておくべき基準です。
もともとは販売規制のための制度ですが、空港の保安検査などで安全性を問われた際、認証マークがあると説明しやすくなります。
僕も実際、保安検査員に「スリーシー!」と言いながらモバイルバッテリーを見せると、かなりスムーズに検査場を通れました。
トラブルを避けるためにも、CCCマークのある製品を選んでおくと安心です。
どうも、マクリンでしたー!
「充電グッズ足りてる?」「なにが足りない?」を知りたい人のために、iPhoneアプリ「充電ポーチ」を作りました!
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記事内の画像は、こちらのChrome拡張機能で作成しています。
