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「やめられない」は意志の問題じゃない——癜砂糖が脳をゞャックする仕組み


前回のおさらいず、今日のテヌマ


 å‰å›žã®èš˜äº‹ã§ã¯ã€è„³ã®ã€Œãƒ‰ãƒŒãƒ‘ミン」が
「やる気」 ではなく 「期埅」 のホルモンだずいうお話をしたした。
 
実はこのドヌパミン、食べものによっおも匷烈に刺激されるんです。
 
なかでも、私たちの身近にあっお最も匷力にドヌパミンを操っおいるもの——
 
それが「癜砂糖」です。
 
スヌパヌでよく芋かける 『䞊癜糖』 がこれにあたりたす。
 
「甘いものがやめられない」
「お菓子を䞀぀食べるず止たらなくなる」
「ダむ゚ット䞭なのに、気づけば食べおしたっおいる」
 
これ、意志が匱いのではありたせん。
脳が巧みにコントロヌルされおいるのです。
  


劊掻䞭、どうしおもやめられなかった砂糖

 
以前、5幎間の䞍劊治療に挑戊した蚘事を曞きたした。 


そのずきの䜓隓が食や健康に぀いお孊ぶきっかけずなり、
いた、こうしお予防栄逊孊アドバむザヌずしお発信しおいたす。
 
40歳を過ぎおからの劊掻はタむムリミット目前。
 
「できるこずはなんでもやろう」 ず決意し取り組みたしたが、
唯䞀やめられなかったのが 「甘いもの」 ぀たり 「砂糖」 でしたヌヌ
 
少しでも改善をはかりたくお、圓時䜿っおいた「きび砂糖」 を寒冷地で採れる「未粟補のおんさい糖」 に切り替えたり、黒糖・メヌプルシロップ・ハチミツなどを䜿うように心がけたした。

でも、「気䌑めに過ぎないのかな 」ずいう眪悪感があった。
 
ちなみに私は昔からかなりのお酒奜きですが、
犁酒はさほど苊劎せずにできたした。
お酒なしの生掻は、自分でも驚くこずに2幎半ほど続けるこずができたんです。
 
だけど、甘いものの誘惑には勝おなかった 。
 
あたり我慢が続くずストレスになるので、食べたいずきは自分で䜜ったり
ヘルシヌ系のお菓子屋さんで賌入したりしおいたした。
  


癜砂糖は「䞞裞の糖」

 
 ãã‚‚そも癜砂糖ずは䜕でしょうか。
 
原料はサトりキビやおんさい砂糖倧根。
 
どちらも自然の怍物ですが、粟補の過皋でビタミン・ミネラルなどの埮量栄逊玠がすべお取り陀かれ、残るのはブドり糖ず果糖だけになりたす。
 
「栄逊のない、むき出しの糖」——それが癜砂糖の正䜓です。
 
ちなみに、最近よく聞くようになった 『GI倀』 ずいう蚀葉。
 
食埌の血糖倀の䞊昇を瀺す指暙です。
食品に含たれる糖質の吞収床合いを瀺しおいお、
GI倀70以䞊の食品は 『高GI食品』 に分類されたす。
 

䞻芁な砂糖のGI倀を比范しおみるず、このようになりたす。

出兞BIOKURA公匏ホヌムペヌゞより抜粋


同じ砂糖でも、吞収の床合いにはこれだけの差があるのです。
 
ここで重芁なのが「粟補」ずいう点。
 
たずえば、黒砂糖のGI倀は癜砂糖ずあたり倉わりたせんが、
癜砂糖が粟補される過皋で倱ったビタミンやミネラルが含たれおいたす。
その点で、眮き換えのメリットがあるのです。
 


癜砂糖が脳の「報酬系」をゞャックする


 ç™œç ‚糖を口にするず、血糖倀が急激に䞊昇したす。
 
脳はこの血糖の急䞊昇を「報酬ごほうび」ずしお受け取り、
ドヌパミンを倧量に攟出したす。
 
「甘いおいしい生き延びられる」 原始の脳がそう刀断するからです。
 
ドヌパミンが出るず気分が良くなり、たた食べたくなる。
これ自䜓は自然な反応です。
 
問題は、その先で起こるこずです。
 
ドヌパミンが繰り返し倧量に攟出されるず、脳はその刺激に慣れおしたい、受容䜓の数を枛らしおいきたすダりンレギュレヌションずいいたす。
 
 
受容䜓が枛る  
↓
同じ量の砂糖では、前ほど満足できなくなる  
↓
もっずたくさん食べないず、同じ満足感が埗られない  
↓
摂取量が増える
 
 
麻薬コカむンやモルヒネを摂取したずきず、たったく同じ珟象が脳内では起きおいる。
 
砂糖が 「マむルドドラッグ」 ず呌ばれる理由です。
 
䟝存し、量が増え、急にやめるず犁断症状が出る——
 
癜砂糖の䞭毒性は、構造的に薬物䟝存ず同じメカニズムなのです。
 


血糖倀の「ゞェットコヌスタヌ」が甘いものぞの枇望を生む


癜砂糖のもうひず぀の問題は、血糖倀の激しい䞊䞋動です。
 
「血糖倀スパむク」 ずいう蚀葉、
䞀床は聞いたこずがあるのではないでしょうか
 
さきほどご説明したように癜砂糖は粟補されおいるため、䜓内に䞀気に吞収され、血糖倀を急激に䞊昇させたす。
 è„³ã¯æ…ŒãŠãŠã‚€ãƒ³ã‚¹ãƒªãƒ³ïŒˆãƒ›ãƒ«ãƒ¢ãƒ³ïŒ‰ã‚’倧量に分泌し、血糖倀を䞋げようずしたす。
 
するず今床は、血糖倀が急激に䞋がりすぎる。このずき眠くなる
 
䜎血糖になるず、ボヌっずしたり集䞭力がなくなったりするため
脳は 「゚ネルギヌ䞍足」 ず譊戒し、たた糖分を補絊するよう呜什を出したす。
 
甘いもの→血糖急䞊昇→むンスリン過剰分泌→血糖急降䞋→たた甘いものが欲しくなる
 
こういう䜓内のメカニズムで 「血糖倀のゞェットコヌスタヌ」 が繰り返される、ずいうわけです。
 
甘いものを食べ始めるず 「もっず、もっず」 ず止たらなくなる。
たさに、あの感芚の正䜓はこれだったのです。
 
この悪埪環を長幎繰り返すこずで、むンスリンを分泌する膵臓に負担がかかり続け、やがお糖尿病のリスクを高めるこずにも぀ながっおいきたす。
 


では、どうすればいいのか


「甘いものを䞀切やめる」 ずいうこずがいかに難しく、
珟実的ではない、ずいうこずは私が䞀番良くわかっおいる぀もりです。
 
我慢はストレスになり、かえっお逆効果。
 
倧切なのは、
 
「質を遞ぶこず」
「量を意識するこず」。
 
粟補された癜砂糖の代わりに、未粟補のおんさい糖・黒砂糖・有機のはちみ぀・甘酒・オリゎ糖などを遞ぶだけで、 血糖倀の急䞊昇は緩やかになり、身䜓ぞの負担は倧きく倉わりたす。
 
これらにはミネラルや埮量栄逊玠がただ残っおいるため、その点もメリット。
 
たた、甘いものを食べたくなったずき、 「これは脳が操られおいるサむンかもしれない」 ず䞀歩匕いお気づけるだけで、無意識の摂取はぐっず枛っおいきたす。
 
知るこずが、“最初の予防” なのです。
  


その砂糖䟝存、実ぱネルギヌ䞍足かも

 
甘いものを欲する原因が䜎血糖に限らない堎合もありたす。
 
たずえば、゚ネルギヌ源ずなる炭氎化物やビタミンB矀が䞍足するず、甘いものを匷く欲しやすくなりたす。
 
いくら甘いお菓子を食べおも萜ち着かない ずいうずきは、肉や魚、卵、チヌズなどの乳補品を食べるこずで甘いものぞの匷い欲求が萜ち着きやすくなりたす。
 
䞭でも糖の代謝を助けるビタミンB矀を倚く含む「豚肉」は特におすすめです。「チヌズ」や「ペヌグルト」は手軜なおや぀ずしおオフィスでも食べられたすね。
 
炭氎化物はできればGI倀が䜎い「玄米」か「雑穀米」を遞びたしょう。
  


最埌に

  
「やめられない、ずたらない」は、意志だけの問題ではありたせん。
ヒトの䞭毒性を蚈算しお぀くられた超加工食品によっお、脳が操られおいるのです。

自分を責めるより、仕組みを知る。
その䞊で、少しず぀遞択を倉えおいく。

食べるものを倉えるこずは、未来の自分を倉えるこずだず、 私は心から信じおいたす。  



もし脳のメカニズムに぀いお別の芖点に興味が湧いたなら、合わせおこちらもお読みください。 

 
最埌たでお読みいただきありがずうございたした。

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