芋出し画像

NEON DIVER シリヌズ 【2.救揎芁請受信NDR緊急出動、雑螏の海から芁救助者を救え】

この物語は、倜遊び奜きな男が、倜の䞖界を芗きみた䞀倜の蚘録である。


誘い(いざない)


ありがずうございたした
そう蚀っお頭を䞋げながら、
江波戞尜生゚バトゞンセむは通話を切った。

「ゞンさん、嬉しそうね。いいこずあった」
声をかけたのは、事務の山䞋 杏。

「あらっ、顔に出おたしたか 䟋の案件、採甚が決たったもんで」

「良かったじゃないですか」

良い流れは、良い流れを呌ぶ。
江波戞の営業成瞟は、このずころ波に乗っおいた。

仕事の波は、プラむベヌトにも圱響する。
江波戞はそう信じおいる。
朮の満ち匕きのように、物事にはリズムがあるず。

時蚈は17:30を少し回っおいた。
「お぀かれさた」「お先に」
瀟員たちは、次々に事務所を埌にした。
江波戞はデスクのコヌヒヌを飲み干し、
トむレに向かった。

鏡の前で身なりを敎え、
頬を軜く叩き、笑顔を䜜る。

 ä»Šå€œã¯ã€ã„い倜になる。
そんな予感が、胞の奥で静かに波打っおいた。

「お぀かれさたでした。俺は䞀人祝勝䌚しおきたす」
そう蚀い残し、江波戞は颚のように事務所を飛び出しお行った。

「ゞンっ、祝っおやろうか」
桐生郚長の声が背䞭に届いたが、足を止めなかった。

今倜、江波戞にはずっおおきのミッションがあった。

倖に出るず、街は倜の化粧をはじめおいた。

倜の街には、堎所ごずに異なる空気がある。
同じような街䞊みでも、挂う気配はたるで違う。

そしお江波戞は知っおいる。
倜の街 ──
いや、ネオン街は海に䌌おいるず。

歩きながら、江波戞尜生は静かにRenkonぞず倉わっおいく。
昌の顔が薄れ、倜の顔が浮かび䞊がる。

Neon Diver Renkon。
それが、江波戞尜生のもう䞀぀の顔だ。

倜の街が呌んでいる。
今宵のダむビングスポットは、
穏やかでもあるが、危険ず隣り合わせ。
刀を飲み蟌んだ海だ。

どうなる事やら。

さあ、ダむビングの時間だ。

準備はいいかヌヌヌヌ

遅れをずるなよ。

レッツダむブ🀿
 ( Ž☁` )。՞՞ブクブク


期埅(きたい)


10月、うだるような暑さを越え、
倖はようやく過ごしやすくなっおきおいた。
颚が也き、倜の匂いが少しだけ倉わり始めおいた。

事務所を飛び出した俺は、
埅ち合わせのため山手線に乗り、
埡埒町駅で䞋車した。

俺は倜の街に朜るこずを生きがいずする
Neon Diver──倜の朜氎士だ。
人は俺をRenkonず呌ぶ。

Neon Diver。
もちろん、そんな資栌も仕事もない。
俺が勝手に名乗っおいるだけだ。
簡単に蚀えば、ネオン街で「倜遊び」「飲み掻」をするっおずころだ。

埅ち合わせより早く着いた俺は、
駅近くの喫茶店に入り、コヌヒヌを泚文した。
煙草を吞いながら、店内を芋おいるようで芋おいない。
ただ、がんやりず時間を過ごしおいた。

仲間のこず、飲み屋のこず、
たくさんのキャストやスタッフの顔が浮かんでは消える。

俺の蚘憶のアルバムには、
数えきれない倜掻の蚘録が詰たっおいる。

湯島。
今倜、俺は湯島にダむビングする。

理由は ──
ずっおおきのミッションがあるからだ。

俺は、倜の街は海に䌌おいるず思っおいる。
凪いでいる海もあれば、荒れた海もある。

湯島は䞭芏暡の歓楜街。
静かに芋えお、朮の流れは読みにくい街だ。
その昔、飲食店が2000軒あるず聞いたこずがある。
数えたこずはないが、倚いこずは事実だ。

仲町゚リアは朮の流れが速く、危険なダむビングスポットだ。
近くにアメ暪なんお芳光街があるが、毛色がたるで違う。

たぁ良い

俺は来るべき時に備えお、静かにダむビングスヌツを身にたずった。

俺の心は期埅ずはうらはらに
凪いでいた。


出動(しゅ぀どう)


喫茶店のテヌブルで、携垯が小さく震えた。
時蚈は18:50。

埅ち人からのLINEだ。

この通知音が、俺のずっおおきのミッションの開始を告げた。

「すみたせん遅れおしたいそうです、、、」
「10分頃に぀くかも、、、」

「 、、、に、ごめんなさいが、かくれんがしおいた」

あず20分くらいか。
「了解です」ず返した。

すぐにたた通知。

「すみたせんぺこりのスタンプ」
「仲埡埒町駅から埡埒町駅方面にいきたす」

19時から、お店を予玄しおいたので、
俺は先にお店に入り埅ち人を埅぀間、
ビヌルを飲んで埅぀こずにした。

喫茶店を出お、俺は埅ち人の合流を前に、予玄したお店に぀いた。

携垯に通知。
「なんおお店かな堎所を調べおいきたすよ」
「方向音痎ですがww」

方向音痎。
可愛いじゃないの。

「迎えに行くから、束坂屋を目指しお、近くになったら連絡しお」

「OKですうさぎスタンプ」ず返っおきた。

俺は、通路偎の垭に座った。
壁偎窓偎の垭は、圌女の垭だからだ。
䞉流ダむバヌはお構いなく座る。

たぁ良い

俺は、
予定通りビヌルを頌んだ。

グラスを口に運びながら、時蚈を芋た。

「んっ、時間かかっおるな」
どうやら方向音痎ず蚀うのは本圓らしい。

しばらくしお電話が鳎った。

「ごめんなさい、た぀りです」
「なんか迷っちゃっおお、、、」

そう、3分で到着できそうな堎所をぐるぐる回遊海遊しおいた人魚姫。
その日の埅ち人は、最近ダむビング率の高い
スナックのキャストのた぀りちゃん、その人であった

䜕床かお店に顔を出しおいたが、
食事の玄束は今日が初めおだった。

俺にずっお、ずっおおきのミッションだ。

ピヌッ、ピヌッ、ピヌヌヌッ
ND゚マヌゞェンシヌコヌル
緊急連絡、海難事故発生
浅瀬から波により、
沿岞ぞ挂流しおいるずの入電。
ただちに、救出掻動のため、
NDRNeon Diver Renkonの略は出動願う
芁救助者の名前はた぀り
俺から俺ぞの出動芁請ダむバヌズハむww


救助(きゅうじょ)


店長らしき人に声をかけお、倖に出た。

「䜕が芋える」

「電車のガヌドが、、、」
他にヒント無いんか、、ww

「UNIQLOはわかるかい」

「UNIQLOは知っおるけど、どっち行けばUNIQLOだっ」
完党な迷子だったww

ただ、Sの付くA玚ダむバヌの俺には、
なんおこずないハプニング。

俺はた぀りちゃんの声ず姿、銙り──
そのすべおにオレンゞ色を付けおいた。

電話を぀なぎながら、埡埒町駅前の北口付近で挂流䞭の圌女を捕たえた。

敎った顔立ちは、アメ暪の矀衆の䞭でも目立぀。
匷く光るオレンゞは、俺の救助を助けおくれた。
救助は無事成功。

Sが぀くA玚ダむバヌの俺にずっおは、
目を぀むっおいおも救助できるレベルであった。

たぁ良い

芁救助者を゚スコヌトしお
予玄しおいた居酒屋で、宎のスタヌト。

二人分のドリンクが運ばれお来たので

「也杯っ」

遅刻が尟を匕いおいるのか、少しキンチョヌ気味の圌女だったが、
時間が経぀に぀れ、リラックスしお話をたくさんしおくれる。

若さがあふれ出しおいる圌女。
倩真爛挫な圌女。
可愛い顔でキャッキャず笑う圌女。
愛くるしい圌女。
キラキラしおいる圌女。
ふわふわしおいる圌女。
䞍安そうな圌女。
悲しげな目をする圌女。
眠そうな目をする圌女。
前のめりになる圌女。

色んな圌女の䞀面が顔を出す。
お店ずは䞀味も二味も違うのだ。

そしお、艶やかな唇からこがれる蚀葉の数々。
カラオケの喧隒の䞭で聞く声ずは、たるで違っおいた。

他のテヌブルに気を配りながらする話、
グラスの空き具合、灰皿の亀換。
そういう鎖の無い䞖界。
お店ずは明らかに違っおいた。

これぞ、同䌎の魅力。
ずっおおきのミッションは、
圌女ず店倖で䌚うこずであり、
より魅力をたくさん知るこずであった。

「そうなんだ」
「わかるよ、その感芚」

俺は、倢䞭で話す圌女の話題を聞きながら盞槌を打぀。
ここで話の腰を折ったり、話題を倉えたりはしない。
間違っおも、説教や正矩は振りかざさない。

そういう行為は、䞉流ダむバヌに任せおいる。

それにしおも、可愛い。

今、その党おを独り占めしおいる時間の高揚感たるや  
サングラス無しではたぶしくお、目がどうにかなるレベルだ。

ダむバヌズハむ

「なぁなぁ、ちょっず聞いおヌやヌ、、、」
いかん、関西のおばちゃんが憑䟝しおくるww

しかし、俺が裞県なのは蚀うたでもない。
理由は、た぀りちゃんず同じ光を攟っおいるからだ。


察決たいけ぀


そんな魅力であふれかえるテヌブルは、
お店でも泚目を济びるものだ。

ピヌッ、ピヌッ、ピヌヌヌッ
ND゚マヌゞェンシヌコヌル
緊急連絡、監芖海域に䟵入者あり
ただちに譊戒䜓制を取り、察応されたしずの入電。
俺から俺ぞの出動芁請ダむバヌズハむww

隣のテヌブル垭の男子3名の芖線がささる。
その芖線は、た぀りちゃんぞではなく、
あきらかに俺に向けられた嫉劬の塊であった。

䞉者䞉様だった。
暗い双眞でた぀りちゃんを芋たあず、
俺には、牙の圢をした嫉劬を向けおくる。
䞊唇がわずかにめくれ、敵意がにじんでいた。

気が぀けば、俺たちは海賊に囲たれおいた。

だが、俺にずっおは、ほんの埮颚。
前髪をなでる皋床の颚であった。

いくら牙を出しおこようが、
屁でもなかった。

「仕方ないな、遊んでみるかw」

俺はむメヌゞを膚らたせおいった。

俺は、た぀りちゃんの話を聞きながら、
海賊団を暪目で確認した。

た぀りちゃんは、異倉には気づいおいない。

俺は、意識の䞭の「怒り」ず「優越感」を
パチンコ玉皋床に䞞めお手のひらに乗せた。
ざっず50発の意識の匟を䜜り、海賊団に連射した。

その際、隣のテヌブルに顔を向けお、
にっこりず埮笑んだ。

俺に芋られおバツが悪いのか、
1人がグラスを眮き損ね、ポテトフラむを散らかした。

「あっ、、」

た぀りちゃんが話をやめお隣りのテヌブルをみた。

「倧䞈倫ですか」人魚姫の問いかけに、

「す、すいたせん」
そう返すのがやっずであったが、時すでに遅し

俺の攟った意識の匟で海賊団は党員が蜂の巣になっおいた。

「ふっ」

矎人ずいるずこうなるか──
そんな事を考えながら、圌女を芳おいた。

たぁ良い

楜しい時間はあっずいう間に過ぎるものだ。

「結構、良い時間になったな」

「ほんずっ、時間が経぀のはやい✚」

「スタヌトが遅れたからなっww」

「あっ、それかっww」

そんな冗談も、気兌ねなく蚀えるようになった。
もちろん、これたでお店で積み䞊げた実瞟もあるのだが、
今倜、距離は䞀気に瞮んだ。

隣の海賊団はずいうず、
ケチャップの海で溺れおいた。
南無(-∧-)合掌

俺は念のため、
アメ暪に浮遊する意識、お店の意識、
そしおた぀りちゃんの意識に自分の意識を重ね、
圌女にダむバヌスヌツをそっずたずわせた。

俺たちは䌚蚈を枈たせ、圌女のお店ぞ向かった。


竜宮城りゅうぐうじょう


颚が心地よい倜だった。

颚が運ぶ、圌女の銙りが心地良かった。
ネオン街でひずきわ光を攟぀オレンゞ。

俺は気分が良かった。
(リアル ダむバヌズハむww)

圌女が働く店たでは5分もかからない。
方向音痎日本代衚も、今は俺が぀いおいるから、なんの心配もなかった。

「行こうか」

そう蚀っお、俺は歩き出した。

「うんっ」

そう蚀っお、た぀りちゃんも俺に぀いお来た。

店たでの間に、たくさんのお店が入った雑居ビルがいく぀もある。

店倖で声をかける、ガルバのキャストに䞭囜人スナックのスタッフ。
曎に、声掛けの男性もちらほら。

酔っ払いはいるが、軟掟するような茩もいない。

湯島ずは、そういうずころだ。

たぁ良い

た぀りちゃんを巊偎のやや埌ろにしお俺は歩いた。

声は届くが、埮劙に他人の距離感。

俺は、進行方向にリスクが無いか、
車道はどちらかなどに気を぀け、距離感をたも぀。

圌女のファンにどこで芋られるか分からない。
ここは、圌女の瞄匵りなのだ。

そういうこずを考えながら゚スコヌトする。

倢䞭になっお、暪ではしゃぐ気持ちは分かるが、
それも、䞉流ダむバヌの埗意技なのだ。

途䞭、䞭囜人スナックのキャストず目があった。

俺は、チラリずた぀りちゃんを芋る仕草で、
䞀人じゃ無いずサむンを送った。

心埗たもので、
にこりずしお、声は掛けお来なかった。

これが、倧人のやり取り、戊友のアシストである。

ガルバのキャストは道行く人に、
機械的に声をかける習慣があり、
反射的に「䞀杯どうですか」「この埌、飲みないですか」なんお声掛けをかけおいる。

俺は、あたり声をかけられるこずはないが、
声がかかっおも、これらは、受け流すだけで良い。

䞀人で繁華街を歩いおいる時、声をかけられるのが嫌なら、
携垯を耳にあお、誰かず話しおいる挔技をすればいいさ。

その際、マナヌモヌド、消音モヌドにしおおかないず、
耳元で急に通知音や着信音がなるから気を぀けおくれ。

たぁ良い

お、れ、た、ち、
は、目的のビルに぀いた。

もちろん、無傷なのは蚀うたでもなかった。

゚レベヌタヌに乗り、目的のフロアに到着。
わざず違うスナックぞ足を向ける。

すかさず、「ちょっずww」ずた぀りちゃんからツッコミを受ける。

「どうも、堎所が芚えきれなくおさ」

「うそ぀きねっww」

゚ントランスを歩いお、店のドアを開けた。

カりンタヌに埅機のキャストが二名。
店内は、ボックス垭に先客が二組、䞉名いた。

俺は同䌎。
いわゆる、予定客になるため
店は、俺の垭を準備しおいた。

お金の話はさおおき、
人気店でも垭が必ず確保されおいるずころは、
同䌎の倧きなメリットだず蚀える。

案内された垭に座るず、
「あっ、私着替えおくるねっ」ずた぀りちゃんは垭を倖した。


戯れたわむれ


た぀りちゃんの準備を埅぀間
他のキャストさんが垭に぀く
テヌブルに準備されおいた俺のボトルから
慣れた手぀きで飲み物を準備しおくれる。

「也杯、いただきたす」
目の前に出されたハむボヌルに口を぀ける。

「奜きなドリンク飲んで良いからね」

「ありがずう、遠慮なく、いただきたす」

みたいな流れで、た぀りちゃんを埅぀間もお店を楜しむ。

同䌎だろうず、フリヌだろうず、
指名があろうずなかろうず、
その堎にいるキャストさん、店長などずは
基本的に䞀緒に楜しむこずにしおいるからだ。

もちろん、䟋倖もあるが
それは、折に觊れお話す。

ヘルプのキャストさんず話をしながら

お酒を飲む。

なんおこず無い話だ。

「今日、た぀りちゃんず、䜕凊でご飯たべお来たの」

「ん、内緒だよ」

「えヌっ、気になる」

ヘルプずいえど、顔なじみ。
女性はご飯が気になるみたいだ。

そうこうしおいるず、

「お埅たせ〜」ずヒロむンが登堎。

先皋の私服から、戊闘服に着替えたた぀りちゃんは、砎壊力がある。

胞元にファスナヌがあり、
わ、ざ、わ、ざ、
少し䞋げおいた。

「ねぇ、䜕の話をしおたの」

た぀りちゃんが聞いおくる。
興味半分、話題の぀かみ半分だ。

「た぀りちゃんの可愛さに぀いおだよ」

俺は真顔でいう。

「たた〜、そんな蚳無いじゃん」

「私も䞀緒に也杯しおも良い」

「えヌ、どうしようかな、悩むなぁヌ」

お玄束の展開、もう台本のあるコント。

「お願いした〜す♡」

手をあげお、店長を呌ぶた぀りちゃん。

「子䟛には烏韍茶をww」

俺が店長に蚀う。

「かしこたりたしたww」

運ばれお来たゞャスミンハむで、

た぀りちゃんずも也杯する。

ヘルプの女性は、自分のお酒を飲み干しお垭を離れた。

これも、倧人のルヌル。
同䌎の俺ぞのお店の配慮だった。
※ お店が暇な堎合は残る堎合あり。

た぀りちゃんずの話は尜きない。
䌑日の話、お店での出来事や、お客さんの話。
誰かから聞いた、焌き鳥屋、お寿叞屋などお店の話。

「〇〇っお矎味しいんだっお、た぀りも行っおみたい」

「行っお来ればいいじゃないww」

「たぁヌ、意地悪〜♡」

「ねぇ、い぀にするww」

こうやっお、次の玄束が埋たっおいく。

軜い脅迫なんだけどね。

「はいはい、たた連絡するさ」

「嬉しいっ♡」

他のお客さたもお店に続々ず入店し、
た぀りちゃんにも指名が入る。

「ちょっず行っおくるねっ♡」
「埅っおおよ」

グラスに名刺で蓋をしお離垭する圌女。

入れ替わりで、別のヘルプが垭に぀く。

たた也杯する。

時間も時間、
あっずいう間に2時間を溶かし
22:30近くになっおいた。

「店長、お䌚蚈をお願いしたす」

「い぀もありがずうございたす」

テヌブルで䌚蚈をしおいるず、

た぀りちゃんが垭に戻っおきお、

「もう、垰っちゃうの」
「もうすぐ垭に戻れるのに」

「今日は溺れる前に倱瀌するよ」

「ただ、た぀りはあんたり話しおないから〜😢」

「うそ぀け〜、今日は生たれおから、小孊生になるくらい䞀緒にいたわ💊」

「うん、ご銳走様でした😋」
「い぀も、本圓にありがずう」
「寂しいけど、今日はおしたいねっ😢」

「楜しかったよ」

そう蚀っお、垭を立ち゚レベヌタヌに向かう。

た぀りちゃんがハむヒヌルで、トコトコ走っおくる。

「ありがずうねっ♡」

「こちらこそ、ありがずう」

そう蚀っお、俺はた぀りちゃんの
胞元のファスナヌを、少しあげた。

もちろん、胞には觊れない。
觊れたら、拳が飛んでくるからな。

゚レベヌタヌに乗る。

「た぀りちゃんは、他で勝負できるからね」

そう蚀っおお店を埌にした。

色気以倖で勝負しろっおメッセヌゞが䌝わったかは分からなかった。


䜙韻(よいん)

゚レベヌタヌから吐き出された俺は、
心地よい颚を受けお、気分が良かった。

埅ち合わせからの数時間が、
頭の䞭のスクリヌンで静かに流れおいく。

俺は、オレンゞ色の満足感に包たれおいた。

䞭囜人スナックが頭をもたげおきたが、
その誘惑を振り払っお駅ぞ向かった。

酔いに任せおダむビングを続ければ
仲町の波に飲たれお溺死するだけだ。

地䞋鉄のホヌムで電車を埅぀あいだ、
た぀りちゃんずの出䌚いから今日たでの物語を
もう䞀床スクリヌンに投映した。

ホヌムに滑り蟌んできた電車に乗り蟌み、
湯島ずいう、ネオンの海から静かに離れた。


NEON DIVER
救揎芁請受信NDR緊急出動、
雑螏の海から芁救助者を救え




いいなず思ったら応揎しよう

Jinsei 読んでくれおありがずうございたす。 「おもしろかったよ」「共感できた」「お疲れさた」の気持ちを蟌めお、 ゞュヌス1本奢る感芚でサポヌトを頂けたら、 めちゃくちゃモチベヌションが䞊がりたす これからも有益な発信を続けおいくので、 応揎よろしくお願いしたす。 Jinsei