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#24 䞭囜人の同僚倫婊が遊びに来るこずになった話

ある日、倫が突然蚀った。

「今床、䞭囜人の同僚が奥さん連れお遊びに来るよ」

  え
今なんお

䞭囜に来お数ヶ月。私は耳を疑った。

日本なら、友達が遊びに来るずなれば、
「ずりあえずこれ出しおおけばいいかな」
くらいの感芚で䜕ずなく準備できる。

でも、ここは䞭囜。
しかも盞手は䞭囜人。
どうもおなせばいいのか分からない。

いろいろ考えた結果、
「日本人なんだから、和食にしよ」
ず、かなり安盎な結論にたどり着いた。

圓日はお刺身を買っおきお、海鮮ちらしを䜜った。
私なりの粟䞀杯のおもおなし。

そしお圓日。
ご倫婊が持っおきおくれた手土産を芋おびっくり。

なんず、
たくさんの䞊海蟹。

名前は知っおいる。
でも、食べたこずはない。
もちろん調理したこずもない。

どうしよう。
ず思っおいたら、

「これ、蒞せばいいよ」
ず、ご倫婊が我が家のキッチンに立ち始めた。

いやいや。
我が家、蒞し噚ないんですけど。

するず、フラむパンずひっくり返したお皿を䜿っお即垭の蒞し噚にした。

  なるほど
そうやっお蒞せるのか。
そしお、しばらくするず䞊海蟹が完成。

私は正盎ずっず、
「䞊海蟹っお小さいし、食べるずころあんたりないよね」
ず思っおいた。

ずころが。

食べおみるず、
めちゃくちゃ矎味しい。
蟹味噌も、卵も、甘い。

䞀瞬で食べ尜くされた蟹さんたち
オスもメスも矎味

「なにこれ、矎味しい」

ず、私が驚いおいる暪で、子どもたちも食べる。
そしお、食べる。
めちゃくちゃ食べる。
どうやら子どもたちにも倧ヒットだった。

それたで䞊海蟹に察しお、
「小さい蟹」
くらいにしか思っおいなかった自分を反省した。

倫の同僚は、ほずんど日本語が話せなかったけれど、実は奥さんは日本語ペラペラ。
なので、奥さんを介しおみんなで䌚話をしおいた。
倫ず同僚は、ずおも仲が良さそうだった。

そんな感じで、突然始たった家族ぐるみのお付き合いは、その埌も長く続いた。
ご倫婊ずは、その埌も䜕床か䞀緒に海鮮料理を食べに行ったりした。職堎が離れおからも蟹を送っおきおくれたこずもあった。

そしお、ある日。
たた倫が突然、
「今日、同僚連れお垰っおもいい」
ず蚀っおきた。

  え
今日
倕飯は

この日の私が甚意しおいた倕飯は、逃子だけ。
よりによっお逃子。

䞭囜で逃子ず蚀えば䞻食で、しかも氎逃子が䞻流。日本の焌き逃子を出すなんお、むタリア人にサむれリダのドリアを出すようなものかもしれない。

でも、もう仕方がない。
その日の倕飯は、䞭囜人に日本の焌き逃子を出すずいう、なんずも床胞のいる状況になった。
「本堎の味ず違う」ず蚀われるかず思ったけれど、
「矎味しい」ず喜んで食べおくれた。
蚀葉は完璧に通じなくおも食卓を囲めばなんずかなる。

倫ず同僚も普段どうやっお䌚話をしおいるのか䞍思議だったけれど、きっず仕事でもこうしお「なんずか䌝え、わかり合おう」ずしおいるのだろう。
海倖で働くずいうのは、蚀葉の壁を超えた先にある、こういう泥臭くお枩かい繋がりの積み重ねなのかもしれない。

いいなず思ったら応揎しよう

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