社内ニート、魔法少女だった時の話をしようか。
どうも。万年係長です。
私のこれまでの記事を、
注意深く読んでいる人がいたとするならば、
たまにこんな文言が出てくることにお気づきでしょうか。
「魔法少女を目指すと言って、
失踪していた時期がある」
これは高校生の時、
学業からの戦略的撤退を企て、
悪友である「大川くん(仮名)」と共に、
魔法少女を目指して帝都東京を目指す物語である。
魔法少女リリカルなのは
みなさんは、
「魔法少女リリカルなのは」をご存知だろうか。

恐らく、私より少し下の世代(20代後半前後)にとっての魔法少女といえば、「魔法少女まどか★マギカ」ではないだろうか。
もちろん、私も、まどマギは視聴済みであり。
マミさんに踏まれたいのは山々である。
魔法少女史を振り返れば、
1966年の「魔法使いサリー」まで遡るであろう。
私がいわゆる "魔法少女モノ" に初めて触れたのは、
「おジャ魔女どれみ(初代)」からであり、
以降私は「メガネっ子属性」に夢中になった。
おジャ魔女に登場する「はづきちゃん」のほうきの乗り方を真似て自転車に乗って大怪我をした。
小学生の頃である。

この事故により、
大半の脳細胞が死滅した私は、
自他共に認める「阿呆」となった。
もとより阿呆であったという声もある。
しかしながら、
私は生死の境にて以下のような声を聞いた。
「僕と契約して、魔法少女になってよ🧚」
これが夢だったのか、
現実だったのかは分からない。
それから中学生に上がり、
「魔法少女リリカルなのは」に出会う。
運命の出会いであった。
失踪へのカウントダウン
アニメ「魔法少女リリカルなのは」は、
3期構成である。
魔法少女リリカルなのは(無印)
魔法少女リリカルなのはA's
魔法少女リリカルなのは StrikerS
私が高校3年生の時に、
StrikerSが放映されていた。
この時、私の高校生活は暗礁に乗り上げていた。
まず、学業である。
どの科目、何をとっても意味が分からない。
ゆえに楽しさなど微塵も感じなかった。
みんなが放課後、
図書館での勉強に勤しむ中、
私と大川くんはずっと、
「リリカルなのは会」と称して、
リリカルなのは名場面集を己の悪魔的演技力で再現することに余念がなかった。
大川くんも早々に「授業についていく」という志を捨て去り、常に教科書に絵を描き続けていた。
後に彼は、アニメ映画のスタッフロールに名前も載るようなアニメーターになる。
次に、恋愛である。
皆様ご察しの通り、
私はこの時、
3次元の女子と会話することが不可能に思われた。
そこで、「擬似的に意中の女子と会話する方法」を編み出し、大川くんのみからの賞賛を得た。
ファイナルファンタジーIXの主人公の名前を「自分」にし、ヒロインの名前を「意中の乙女」にするのである。
甘酸っぱい恋心を味わえること請け合いである。
そして、運命の時が訪れる。
夏の全国統一模試である。
私も大川くんも思っていた。
「どうせE判定しかでないのに、
やったって無駄じゃね!?」と。
そして大川くんは宣言する。
「明日、全統模試を放棄し、
帝都東京にあるという、聖地アキハバラを目指す!
そこに行けば、俺たちが魔法少女になるための、
大切な何かが見つかるかも知れない!」
既に「大切な何か」を大量喪失していた私は、
薄暗闇の中で聞いたあの言葉を思い出した。
「僕と契約して、魔法少女になってよ🧚」
E判定しかでないバグシステムに見切りをつけ、
我らは帝都を目指す。
魔法少女になるために。
親には、
「友人と勉強合宿に旅立つ」とのみ伝えた。
もちろん、
カバンの中には勉強道具など、一切入っていない。
翌早朝、駅舎の前に大川くんが立っていた。
我らはカモフラージュのため、学ランを着ていた。
魔法少女論によれば、
ステッキを一振りするだけで、
今着ている服は原子レベルに分解され、
ちょっときわどい描写の後に
魔法少女のコスチュームに再構成される。
今の姿など仮りそめの姿でしかない。
それにしても、
非モテ男子高校生の変身シーンほど、
見るに堪えないものはない。
「Are you Ready?」
大川くんが言う。
「Yes, of course!」
私は答える。
切符を気だるそうな駅員に渡し、
パチンパチンしてもらって、
汽車に飛び乗る。
目指すは帝都。
これより、
2匹の魔法少女(♂)の、
冒険が始まる。
〜TO BE CONTINUED〜
次回話👇
【参考文献】
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