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城めぐり記録23——高松城・丸亀城

はじめに

訪れたのは2022年4月。
四国〜広島・山口を6泊7日で巡る旅の初日だ。

新幹線で高松に乗り込み、高松城と丸亀城を回ってから夜は徳島へ移動した。
城・うどん・徳島グルメを1日に詰め込んだ、旅の勢いそのままの1日になった。

アクセスと道中

高松城へのルート:
JR「高松駅」から徒歩約5分。

丸亀城へのルート:
JR予讃線「丸亀駅」から徒歩約10分。

2城の回り方:
高松城を見学した後、JRで丸亀へ移動して丸亀城を見学。
その後、特急で徳島へ向かった。

高松城

高松城は別名「玉藻城」とも呼ばれ、讃岐高松藩・松平氏の居城として栄えた城だ。

高松城 天守台石垣

最大の特徴は、堀に海水を引き込んだ海城であることだ。
高松の地が海に面していることを生かした縄張りで、高松城は高知城・今治城とならぶ「日本三大水城」のひとつに数えられる。
堀を泳ぐのはコイや金魚ではなく、チヌやタイなどの海魚だ。
内陸の城とはまったく異なる、海辺の城ならではの光景が楽しめる。

日本三大海城に数えられる 手前は鞘橋

現存する建物のなかで特に印象的なのが月見櫓だ。
この櫓はもともと「着見櫓」とも呼ばれ、海から訪れる船の到着を監視する役割を担っていた。
外観には破風が設けられ、窓の上下には長押型の装飾が施されており、実用性と美しさが両立した造りになっている。
水手御門・渡櫓とともに国の重要文化財に指定されている。

高松城 月見櫓

丸亀城

丸亀城は、現存12天守のひとつで、日本屈指の高石垣で知られる名城だ。

丸亀城天守(現存)

石垣の見どころは「一二三段」と呼ばれる三段構えの積み方だ。
城の麓から本丸まで、石垣が三段に重なって立ち上がる構成で、その高さは日本屈指とされる。
さらに注目したいのが「扇の勾配」と呼ばれる石垣の反り。
下部はなだらかに、上部に向かうほど角度が急になるこの曲線は、視覚的な美しさだけでなく、外敵が登りにくい実用的な工夫でもある。

こっそりハートの石

城下から見上げる一二三段の石垣は圧巻のひと言だ。
小ぶりな現存天守が石垣の上に凜と立つ姿は、「天守より石垣が主役」という丸亀城らしいシルエットを作っている。

丸亀城天守と一二三段

立ち寄りグルメ

岡じま(高松)の釜玉うどん

高松城の見学後、市内の「岡じま」で釜玉うどんを食べた。
釜玉うどんとは、釜でゆでたてのうどんをそのまま器に移し、生卵と醤油で食べる讃岐うどんの定番スタイルだ。
ゆでたて熱々の麺に生卵がからみ、シンプルながら飽きのこない旨さがある。

岡じまの釜玉うどん

とくさんで阿波尾鶏・うつぼのから揚げ

夜は徳島に移動し、居酒屋「とくさん」へ。
徳島のブランド地鶏・阿波尾鶏は弾力があり、噛むたびに旨みがじわりと出てくる。
うつぼのから揚げは四国ならではの珍味で、淡白ながらコリコリとした食感が面白い。
日本酒と合わせながら、旅の初日の締めとして最高の時間を過ごした。

阿波尾鶏
ウツボのから揚げ

徳島ラーメン麺王

居酒屋の後、「徳島ラーメン麺王」で徳島ラーメンを食べた。
豚骨醤油ベースの濃いめのスープに、甘辛く煮た豚バラ肉が乗り、仕上げに生卵を落とすのが徳島スタイルだ。
こってり濃厚な味わいで、お腹に余裕があったら、いや無くてもぜひ食べてほしい一杯だ。

麺王の徳島ラーメン

スタンプ取得メモ

高松城(100名城 No.77)

・設置場所:玉藻公園東入口、西入口、玉藻公園管理事務所

丸亀城(100名城 No.78)

・設置場所:丸亀城天守
・開館時間:9:00〜16:30

この城の超個人的評価

高松城:★★★☆☆(海水の堀と現存建物が唯一無二。)

海水の堀に海の魚が泳ぐ光景は、内陸の城では絶対に見られない。
月見櫓の装飾性も高く、現存建物の質は高い。
海城という個性を楽しめる城だ。

丸亀城:★★★☆☆(石垣は圧巻。現存天守との組み合わせが唯一無二)

一二三段の石垣と扇の勾配は、写真で見るよりも実物がずっといい。
城下から見上げた瞬間の「これは本物だ」という感覚は、丸亀城でしか味わえない。
天守は小ぶりだが現存しており、石垣との組み合わせとして価値が高い。

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