小皿がいっぱい。それだけで豪華に見える夕食もある。
わたしの小さな台所には、実家から運んできた木製のラックが一つある。
今や、いい塩梅に飴色になり、年季入ってきた。
大きいとはいえない、その小さな木製のラックには、
わたしの大事な、レシピの本と、食器を置いている。
3段ラックの2段め、食器たちの場所。
最初は、数も少なかったけれど、
気づけば、多くなってしまった。
高価なものなんてない。
気に入ったものだけ、そこにはある。
ひとり暮らしなので、数は要らないけれど、
食器を見ると、物欲がいつもより湧いてしまう。
この柄、ステキ。
そう思って、手に取ったもの。
通販でも、いいわーと思って、ついつい買ってしまったもの。
なんだか、そんな食器に囲まれている。
いつも使うものは、決まっているのに、
わたしったら…。そう思う。
しばらく、そのラックを見ているうちに、
あらっ。
なんだか小皿が増えてきたなーと思った。
大きなお皿は、めったに使わない。
人が大勢来るわけでもないので、
小ぶりのモノが、なんとも増えてきている。
小皿、豆皿。
この種類は、ひとりには丁度いいのかも知れない。
小さな小皿に、ちょっとした料理を載せる。
例えば、漬物、煮物、お浸し。
ちょこんと載せて、テーブルに置けば、
たくさんの料理が並んでいる様を見るだけで、
とても嬉しくなってくる。
お皿の数だけ、おつまみがいっぱい。
なんて贅沢なんでしょう。
うふふ。
料理は、大したことなくても、
華やかなテーブルになるのを感じるだけで、
心はちょっと、ウキウキ気分。
小皿、豆皿って、こういう時に役に立つ。
昔、いただいた小皿で、液体をたらすと、
猫の姿が浮いてくるものがある。
可愛いということもあるが、猫の姿が浮いてくるのを見てるだけで、
あらら…と、なんとも楽しくなってくる。
白ベースなので、やはりお醤油が一番合う。
それを使って、お醤油を注ぐ。
おー、浮かんできたね、猫さんが。
そんな楽しみも、小皿から貰っている。
大皿に、ドーンと盛っている料理もいいけれど、
少しづつ、好きなモノを味わう。
それも、食事の愉しみ方だ。
歳をとると、量的に食べるのが難しくなる。
実感するわ。
でも、ちょこちょこなら食べることができる。
そういう工夫が、大事なのだよ。
栄養失調のシニアが増えているとも、ニュースで聞いたことがあるけれど、
楽しい、美味しいがあれば、気にならない。
目でも、胃袋でも楽しめるほうが、
なんだか、嬉しいが倍増するような気がする。
多少、洗い物が増えても仕方ない。
お皿の数だけ、美味しいがある。
頑張って作らなくても、
あるものでも、お皿に盛る。
それだけで、美味しさが違うのよ。
例え、お惣菜だったとしてもね。
見た目って、大事。
そんなものなのよ。
ハル ウララでした。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
「小さな台所」のエピソードは、マガジンから読むことが出来ます。
よかったら、お立ち寄り下さいね。
いいなと思ったら応援しよう!
応援感謝します。今後の励みなります。
いただいたチップは活動費に使わせていただきます♡