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葉桜や

葉桜は、満開の華やぎが去ったあとの静かな余韻を抱えた季語。

きらびやかさの裏に、時間の流れや人生の味わいが、じんわりと滲みます。


葉桜の名句を、ひとひら。

与謝蕪村

葉桜や
人に知られぬ
昼の酒


ひとの気配が引いたあとの、ひそやかな楽しみ。葉桜の静けさがよく似合います。


正岡子規

葉桜や
鐘に遠き
雨の音


音だけが残る世界。季節が視覚から聴覚へと移ろうようです。

その余韻に触れて、自分なりに詠んでみました。


葉桜や
盃のあと
夢消えゆ
まほろばごとし
名残ほのかに

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