銀座で出会った、人生を変えた3人のお客様|タオルの端を揃えることから始まった2年間
秋田でフットケアの仕事をする前、私は銀座のフットケアサロンで2年間働きました。
長年靴屋さんを営む会社の直営サロンです。
面接で副社長に「2年後には秋田に戻ります」と正直に伝えて、それでも受け入れてもらいました。
この2年間で学んだことは、技術だけではありませんでした。
今日はその話を書きます。
最初の仕事は、タオルの端を揃えること

はじめての社会人でした。
働くということへの意識が甘かったと痛感した瞬間は、一度や二度ではありません。
当時の私が最初に学んだのは、タオルの端と端を揃えてたたむことでした。
そこから、スタッフの皆さんが一つずつ、必要な知識を丁寧に教えてくれました。
マネージャーをはじめ管理職の方々は、仕事のことだけでなく私生活の相談にも、食事をしながら乗ってくれました。
スタッフもお客様も、40代〜50代の方が多い環境でした。
そういう場所に身を置くのは初めてで、毎日が刺激と学びの連続でした。
そして、この時期に、私の人生を大きく変えてくれた3人のお客様に出会いました。
1人目:独立を、広報で支えてくれた女性
ある女性のお客様は、私の技術に敬意を払ってくださり、いつも温かく支えてくれました。
私が独立を考えるようになったとき、彼女は広報活動を積極的に手伝ってくれました。
新しいサロンを広めるために、インターネットの広報に詳しい方も紹介してくれました。
彼女の支えがあったから、私の独立はスムーズに進んだと言っても、言い過ぎではありません。
それ以上に大きかったのは、「支えてくれる人がいる」と実感できたことです。
この実感は、その後どんな困難にも前向きに向かう力になりました。
2人目:「視野を広げる」「何事も楽しむ」を教えてくれた男性
大手の広告代理店に勤めていた男性のお客様です。
私の事業について、数えきれないほどのアドバイスをくださいました。
具体的なアドバイスだけでなく、彼と話す中で、人生や仕事に対する考え方そのものが変わりました。
サロンを辞めて秋田に帰ったあとも、メールや電話で何度も相談に乗ってもらいました。
彼が教えてくれた言葉は2つです。
「視野を広げることの重要性」と「何事も楽しむ心を忘れない」。
この2つは、今も私の財産です。
3人目:細かい指摘は、期待だった
最後は、当時の常連だった女性です。
大手企業に勤めるキャリアウーマンで、身だしなみにとても気を使う方でした。
だからフットケアへのこだわりも強く、施術について細かい指摘をいただくこともありました。
正直、最初はつらかった。
でもある日、気づきました。
あれほど細かく指摘してくれるのは、私に期待してくれているからだ、と。
この気づきは、私にとって大きな転機でした。
接客の仕事で、サービスが成長するきっかけは、いつもお客様の声からしか生まれない。
それを身をもって学びました。
彼女からは「自分のこだわりを貫き、妥協しない大切さ」を教わりました。
開業する前に、お客様に育ててもらった
この3人がいなければ、今の私はいません。
技術は、あとからいくらでも磨けます。
でも「支えてくれる人がいる」「視野を広げる・楽しむ」「指摘は期待」という3つは、開業前の2年間でしか受け取れなかったものだと思っています。
これからフットケアの仕事に入る方へ。
最初の職場で、お客様から何を受け取るか。
技術と同じくらい、大事にしてほしいと思います。
続きはこちら
100店舗に電話して、受け入れてくれたのは2店でした(銀座に入るまでの話)→ https://note.com/madoka_footcare/n/nd229270d41e3
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