やっぱり英語を学びたい、なら今日からやろっと
ゆる言語学ラジオというYouTubeチャンネルを拝聴している。
と、夫も一緒に聞くようになり、彼が実は語源オタクであることを初めて知った。ゆる言語学ラジオの水野さんほどではないが、学生時代英語を勉強していた時にはよく語源を調べていたらしい。
夫は受験英語をしっかり学んできたし今でも仕事で教えることがあるので、読めるし多少話せる。
私はそのことにずっと劣等感を持っていた。私と夫が歩んできた人生は全く違うし、できることとできないことで比べてもどうしようもないのに、なぜか悔しくて悔しくてたまらなかった。
でも別に、そのことは彼には言わない。言ったところで「そうなんだ、じゃあ頑張れ!」としかならないと思ったから。
話がそれた。
語源の話、ね!
英語の語源について語る動画がとても興味深かった。春とばねはなぜspringなのか?気になる方はぜひご覧くださいませ!
聞き終えた後も、夫がかつて調べた単語の語源について、夜中2時くらいまでおしゃべりした。
日本語は漢字ひらがなカタカナと使える文字の幅があるのに対し、英語はアルファベット26文字しかない。作れる単語が限られるので、同じ単語にたくさんの意味がのせられているとのこと。この日はchargeの話をした。大元はcar(車)の語源と同じところから来ているらしい。chargeのもとになったラテン語の言葉には荷車という意味があり、「車に荷物を積み込む、載せる」イメージができた。そこから「負担を課す」というイメージがうまれたらしい。料金(お金を積むことだから)や、告発(責任は肩にのっかるものだから)、はたまた充電(電気を電池に載せるから)などの意味に派生していったらしい。
そんなの、面白すぎる。
日本語にも意味が複数ある単語や漢字はあるけど、それぞれが似ていることが多い。英単語は一見「なんでこれとこれが同じ単語?」と、繋がらなそうなものばかりだから全然覚えられなかった学生時代。
語源から覚えると忘れづらくなるんだなぁ。仕事でよく「根拠を大事にしなさい」と言われてきたけどそれと同じなんだ。ちょっと感動して、英語への高いハードルが俄然下がり、興味が湧いたのであった。
少し話は変わり、夏に義両親と旅行へ行った時。立ち寄った本屋さんで、おとうさんから「Today」という詩の本を買っていただいた。「町のさんが今読むのにぴったりの本だから」と。
ニュージーランドで伝わる"Today"という詠み人知らずの詩の和訳本。小さな子を育てている母親に向けた詩なのだが、美しすぎず暗すぎず、ちょっと笑えるリアルさがある。
挿絵がついているので絵本のようにさらりと読めるし、装丁は帯も含めてとてもすてき。
本編は全て日本語なのだが、英語の原文も載っていた。
ここで、英語の話に戻る。
なんだか英語を口に出したくなって、わからない単語は飛ばしつつ読んでみた。
ああ、知らない言語って、なんて音楽みたいなんだろう?本当のリズムを知りたくなった。文字通り味わってみたくなった。
そして気がついた。やっぱり私、英語を学びたいんだ。
悔しいなんて言ってないで、さっさと自分のためだけに勉強したらよかったんだと。
とりあえず無料で始められるアプリを探して、英会話をはじめてみた。
今のところ、とっても初歩的なところからはじまるのでつまづきようもなく、続けられそうである。
いつかTodayの原文を、自分の口でしっかり味わえる日が来たら。それが息子と夫と一緒であったら、なお嬉しい。
訳者である伊藤比呂美さんのあとがきもすごくじん、ときた。
この本と出会ったのは福島駅近くのコトウという本屋さん。とっっても素敵な本屋さんでした。
