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「大規模災害時等における避難用地下シェルターの必要性について」 〜大阪市へ提言してみました〜

九條です。

9月1日は「防災の日」でしたね。

そしていま、各地で大規模災害が頻発しています。

日本政府は、今年(2026年)3月31日に「緊急事態を想定した避難施設(シェルター)の確保に関する基本方針」を閣議決定しました。

そこで私は、大阪市においても大規模災害時や有事に多くの市民の生命を守る「常設の」シェルターが必要だと思いました。

相互フォローをしてくださっている国家安全保障アナリストの永岩俊道先生がnoteにて公開された東京都への提言、

『駒沢オリンピック公園における「デュアルユース型地下防災拠点」整備に関する提言』

(永岩俊道先生がnoteにて公開されています)

に触発され、これを参考にさせていただき、私も昨夜(2026年9月2日)、大阪市公式サイト内にある「市民の声」(大阪市政策企画室市民情報部)という、市民から大阪市の政策への提言・意見・要望等を受け付ける窓口へ、一市民として以下の提言を送りました。

ただ、私は防災に関しても安全保障に関しても都市計画(都市整備)に関しても全くの素人です。ですから、以下の私の提言には、具体的な数値を書くことができませんでした。

しかし、この私の提言が、大阪市が本気になって考えてくれるひとつのきっかけとなれば、あとは専門家の皆さまが考えてくださる事だと思い、この提言を出した次第です(以下、約1,500文字)。


前略

大阪市民として、大阪市へ以下の提言を申し上げます。

【提言】大阪市における大規模災害時(および有事)の総括的な広域避難所(地下シェルター)設置について

【主旨】
2026(令和8)年3月31日、日本政府は「緊急事態を想定した避難施設(シェルター)の確保に関する基本方針」を閣議決定した。

以下の提言は、かかる閣議決定を受け、大規模災害時および有事において大阪市民の生命を守るための総括的かつ大規模な避難所(地下シェルター)設置についての提案である。

(1)候補地域
梅田地下街、難波地下街および阿倍野地下街を拡張する(それぞれ1週間程度滞在可能)。

(2)理由
梅田地下街、難波地下街、阿倍野地下街は、全ての地下鉄路線から(地下鉄のみを用いて)のアクセスが可能であり、即ちほぼ全ての大阪市民がアクセス可能な場所である。

しかも地下鉄は災害に強く、そのうえ大阪の地下鉄路線網は地上を走る区間が僅かな事から地下鉄の利用が有効である。

また、地下鉄が運行不能となった場合においても、市内各所の地下鉄駅入口から地下街へと徒歩でアクセスする事が可能である。

(3)設置
官民協力のもと、梅田地下街、難波地下街、阿倍野地下街を拡張し新設する。

(4)運用
平時は各種スポーツ競技場やコンサート会場、その他催場として民間に委託して運用し、非常時(有事)には大阪市が広域避難所として運用する。

(5)課題
大阪の地下街は、現状では迷路のような状況である。そこで非常時の広域避難所として分かりやすく各国語(日本語、英語等)での目立つ案内板を各所に設け周知する必要がある。

大阪市の市有地である大阪城公園の地下や長居公園の地下、咲洲の地下などの候補地等も考えられるが、これらの場所はアクセスが不便であり、広域避難所としては相応しくないと思われる。

(6)先例
1945(昭和20)年3月13日深夜の大阪大空襲時、大阪市は当時の市営地下鉄において特例措置として臨時列車を複数走らせ、地上での逃げ場を失った多くの市民を安全な場所へと運び、多くの市民の生命を救った先例がある。この先例を現代へと進化させ、避難所(地下シェルター)の設置へと活かすべきである。

(7)まとめ
2026(令和8)年9月1日現在において、大阪市内各所における非常時の一時避難所としては、市庁舎、各区役所庁舎、学校、公園、各所の地下街、地下鉄駅構内(99駅)等が指定されている。

しかしこれらは全て狭い範囲の施設で分散しており、また震災時や有事においては地上の施設は不利であり、非常時の大規模かつ総括的な避難場所として一元的な管理下での運用に耐えうるものではないと言える。

大規模災害時や有事において、市民が安全な避難場所として安心して利用できる地下における大規模かつ総括的な広域避難所(地下シェルター)の設置が大阪市において必要であると考える。

以上



大阪市からは、この私の提言を受理した旨について(受付番号付きで)自動返信メールが送られて参りました。

そしてその返信メールには、大阪市の関係各部署において供覧・検討し、場合によっては回答をすることもあると明記してあります。また、投稿フォームには、内容によっては大阪府や国の関係機関等にも伝達すると明記してあります。

皆さまも、いま皆さまがお住まいの地域で、または勤務されている地域で、大規模災害時や有事に誰もが安心して避難できる安全な避難所(シェルター)が必要だと思われましたならば、それぞれの自治体に対して簡単なものでも良いと思いますので、意見や要望を出してみられてはいかがでしょうか。

自身の命を守るために。
そして大切な人たちの命を守るために…。

「備えあれば憂いなし」

であると思います。^_^


©2026 九條正博(Masahiro Kujoh)



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