1956(昭和31)年・東京 〜懐かしい風景〜
九條です。
先日、YouTubeで懐かしい動画を見つけました。
1956(昭和31)年の東京の街並みを映したフィルムです。
私が生まれたのはもう少し後(1960年代)なのですが、60年代の大阪市内も似た雰囲気でした。
このフィルムに映っている、アドバルーン、路面電車、ボンネットバス、ゼブラ板の信号機などは、かつての大阪市内にもたくさんあって、その風景をリアルタイムで知っているのでとても懐かしく思います。
戦後の焼け野原からたったの10年ほどで、我が国がこれほどまでに復興したというのは、この時代はほんとうに奇跡のような時代だったのだと思います。
みんな、今日よりも明日は必ず良くなる、絶対に良くするのだと信じて、日本の将来の繁栄を誓って、一所懸命、モーレツに働いていた時代だったと思います。
大都会の街並みが、いまのように高層ビル群が建ち並ぶ風景へと大きく変化したのは、高度経済成長期も終わりに近づいた1970年代に入ってからだと記憶しています。
たとえば、新宿の安田火災海上保険本社ビル(現・損保ジャパン本社ビル)が完成したのは1976年。また、かつて「東洋一の高さ」と謳われた池袋のサンシャイン60(高さ239.7m)が完成したのは、1978年でした。大阪駅前のビル群が完成したのも1970年代〜80年代初頭です。
また、私が子どもの頃には、見出し画像のような駄菓子屋さんへ友達と一緒に100円玉を握りしめて通ったものです。当時はまだ赤い百円札も世の中に流通していました。
あの頃(私が小さかった頃)は、蒸気機関車がまだ現役で本線上を走っていました。いっぽう「夢の超特急」と呼ばれた新幹線も走っていました。
このように私は、新旧が入り混じっていた「時代の転換期」の貴重な経験をさせていだけて、とても幸運だったなと、この動画を観て改めてそういう風に感じました。
1950年代から60年代…。
あの頃は(ハッ!)、混沌としていましたが、とてもパワフルでエネルギッシュな時代だったなと思います。^_^
【補足】
この動画の終盤の神輿のシーンで、チラッと映り込んでいる(道路の端に並んで交通整理をしていると思われる)米軍のような服装をした人たちは、調べてみたところ日本の警察官でした。当時(1950年代)の警察官の夏服(盛夏服)は、薄いベージュ色だったようです。
1956年の東京(4分37秒)
©2026 九條正博(Masahiro Kujoh)
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