趣味が続かない。3日で飽きても失敗じゃない
「何か趣味を始めてみよう」。そう思って動き出しても、最初の数日は楽しいのに、1週間もしないうちにだんだんやらなくなる。すると今度は「やっぱり自分は飽きっぽい」「どうせ何をやっても続かない」「趣味って向いてないのかもしれない」、そんなふうに考えてしまう。
運動系の趣味は、自分の場合2、3日続けたあたりで「やらなきゃ」という追い込まれる感覚が出てくる。そうなると気分転換のはずが、いつの間にか義務みたいになってやらなくなる。逆にキャンプや釣りみたいな、のんびりしたものは、ふとした瞬間に「またやりたいな」と思う。同じ趣味でも、種類によってこんなに続き方が違うのかと思った。
でもよく考えると、趣味は仕事でも資格勉強でもない。続けること自体が目的じゃない。今回は、趣味が続かなかったときに「失敗だった」と決めつけるのをやめる、そこだけに絞る。
こんな人向け
・何か始めても、数日でやらなくなることが多い
・飽きるたびに「また続かなかった」と落ち込む
・買った道具を使わなくなるのが怖くて、なかなか始められない
逆に、趣味を長く続けるための習慣化方法を知りたい人には向いてない。ここで扱うのは、「続かなかった趣味をどう考えるか」それだけ。
趣味は長く続いたから趣味になるわけじゃない。3日で終わってもいい。「続くか」より「またやりたいか」で考える方が分かりやすい。
手順は4つ。①「何年続くか」を最初から考えない。「これ、一生続けられるかな」とそこまで考えると、始めるハードルが一気に上がる。でも始める前に分かることなんてほとんどない。見るのとやるのでは違うし、楽しそうに見えても自分には合わないこともある。最初に考えるのは「一回やってみたいか」そのくらいでいい。
②3日で飽きたら「合わなかった」と考える。3日で飽きると「自分は続かない人間だ」と考えやすい。でも実際は、その趣味が今の自分に合わなかっただけかもしれない。運動系のように「やらなきゃ」と追い込まれる感覚が出るものは、義務感が先に立って続きにくくなる。それでいい。やってみたからこそ「自分は何を楽しめて、何が面倒なのか」が一つ分かる。
③「ふとやりたくなるもの」を見逃さない。やめたつもりでも、何年か後にまたやりたくなることがある。忙しい時期には合わなかったけど時間に余裕ができたら楽しくなる、ふとした瞬間に思い出してやりたくなる。そういう感覚が出るものは、自分に合っているサインかもしれない。「やめた=終わり」と決めなくていい。
④続いた日数ではなく「楽しかったか」で見る。1か月続いたか、1年続いたか。そこを基準にすると趣味にも結果を求めるようになる。でも本来は、その時間が楽しかったか、気分転換になったか、またやってもいいと思えたか、その方が大事。3回しか行かなかったとしても、その3回がすごく楽しかったならそれでいい。
つまずきやすいのは「せっかく始めたんだから続けないと」と思ってしまうこと。そんなときは「今もやりたい?」「やったあと楽しい?」「また時間を使いたいと思う?」この3つで考える。全部が微妙なら、一度やめてもいい。ふとした瞬間にまたやりたくなったら、そのとき戻ればいい。

そのまま使える文例。自分に問いかける形で:「これ、続けないといけない気がしてるけど、今もやりたい?」
