亡霊
少しくすんだ白色
白は白
植物が、
時間をかけて
四角い箱に根を張った
壁に纏う細い根っこは
揺らめいていた
また、
いつかのように
それらは手を振っていた
「おーい」
誰かの呼ぶ声がする
畑に響き渡った
足下の
ラジオは喋り続けていた
自分よりも背の高い雑草を
そこいらで拾った勇者の剣で
切り分けた
モーセの海割りだ
道は開かれた
ラジオは喋り続けていた
少しくすんだ白色
白は白
植物が、
時間をかけて
四角い箱に根を張った
壁に纏う細い根っこは
揺らめいていた
また、
いつかのように
それらは手を振っていた
「おーい」
誰かの呼ぶ声がする
畑に響き渡った
足下の
ラジオは喋り続けていた
自分よりも背の高い雑草を
そこいらで拾った勇者の剣で
切り分けた
モーセの海割りだ
道は開かれた
ラジオは喋り続けていた