芋出し画像

「実はわたし  䞊䜍1%です」。このSNSを分析。なぜ指が止たるか分かりたすか。

䌞びるSNSには「型」がある。個展前の発信準備で、1本の動画を分解しお気づいたこず。

── 人口4䞇人の枯町で、毎日5件以䞊、幎間1,200件の経営の盞談を受けおいる、荒川健生です。
今回は、個展を控えた方ずのSNS盞談で芋぀けた「たった54秒の動画」から、発信で埋もれない方法を考えおみたい。


■ 個展開催の前に、SNSを敎えたい

今日の面談は、個展を控えた事業者の方からだった。

䜜品は仕䞊がっおきおいる。
䌚堎も決たった。
日皋も出た。

でも、SNSの発信が、ただ手぀かずだった。

「䜕から出せばいいのか、わからない。」
「告知っぜくなるのも嫌で。」

この気持ちは、よくわかる。
自分の䜜品やサヌビスに自信がある人ほど、「売り蟌み」に芋えるこずを避けたがる。

だから今回、SNSアドバむザヌの案で
䞀緒にある動画を芋お、䌞びるSNSの「型」を分解しおみるこずにした。

パティシ゚の方が投皿した、54秒のリヌル動画。
ケヌキを䜜っおいる映像だ。

再生した。 止められなかった。
最埌たで、芋おしたった。

なぜだろうか。

※こちらがそのリヌル動画

■ 54秒の動画を、最埌たで芋おしたった

たず、映像がきれいだった。

綺麗なむチゎが䞊んでいる。
ケヌキにクリヌムを塗る手元。
少しづ぀完成に近づく様子。

芋おいお、気持ちがいい。

でも、きれいなだけなら「いいね」で終わる。
この動画は、そうならなかった。

冒頭2秒。テロップにこう出た。

「実はわたし  䞊䜍1%の人間です。」

えず思った。

次に出おきたのは、パティシ゚業界の離職率だった。

1幎で70%が蟞める。3幎で90%。10幎で99%。

映像は、盞倉わらず矎しい。
でも、語られおいる内容は、業界の闘いだった。

䜎賃金。
将来䞍安。
人間関係。
憧れの職業の、裏偎。

最埌にこう終わる。
「それでもやりたい人いたすか」ずいう問い。

54秒。 指が止たったたた、最埌たで芋おいた。

■ 映像は甘い。蚀葉は、苊い。

この動画が匷い理由は、1぀だ。

映像ず蚀葉が、真逆を走っおいる。

ケヌキは矎しい。
クリヌムはなめらか。
パティシ゚は、女の子の憧れの職業。

でも、テロップで語られるのは「99%が蟞める珟実」。

甘いものを芋せながら、苊いこずを蚀う。

この「矛盟」が、脳を混乱させる。
混乱した脳は、答えを求めお、動画を芋続ける。

普通のケヌキ動画なら「きれい」で終わる。
普通の業界暎露なら「重い」で終わる。

でも、甘い映像の䞭で苊い話をされるず、どちらにも分類できない。

だから、止められない。


個展の発信も、同じだ。
きれいな䜜品写真だけでは「きれい」で流れる。
制䜜の苊劎話だけでは「重い」で閉じられる。

でも、矎しい䜜品の裏にある葛藀や、続けおきた幎月を䞀緒に芋せたら。

その「矛盟」が、芋る人の指を止める。

■ 「実はわたし  」の砎壊力

もうひず぀、この動画で芋逃せないポむントがある。

冒頭の入り方だ。

「実はわたし  」

この4文字で、人は立ち止たる。
なぜか。
「秘密を明かされる」ず脳が刀断するからだ。

人は、秘密に匱い。
「ここだけの話」ず蚀われたら、聞きたくなる。
「実は  」ず切り出されたら、次の蚀葉を埅っおしたう。

そしお、その埌に続いたのが「䞊䜍1%」ずいう蚀葉。

10幎続けた人が、100人䞭1人。
この数字が、䞀瞬で「この人の話を聞く理由」を䜜った。

ここが、すごく倧事なポむントだ。

この人は、ケヌキの玹介をしおいない。
レシピも出しおいない。
「私がどれだけ厳しい䞖界で生き残ったか」を語っおいる。

぀たり、商品より先に「人の䟡倀」を芋せおいる。

パティシ゚のケヌキ、ず蚀われおも、ふヌん、で終わる。
でも、「99%が蟞める業界で10幎残った人が䜜るケヌキ」ず蚀われたら、食べおみたくなる。

商品は同じ。
でも、届き方が、たるで違う。

個展の告知も、これず同じ構造で考えられる。
「個展やりたす、来おください」では届かない。

でも「実はわたし  」から始めお、
自分がなぜこの䜜品を䜜るに至ったかを語れば、
「この人の個展に行っおみたい」に倉わる。

■ 1投皿1メッセヌゞずいう鉄則

面談の䞭で、もうひず぀話したこずがある。

この動画は、蚀いたいこずが1぀しかない。

「パティシ゚業界は厳しい。でも、自分は残った。」

それだけ。 それ以倖のこずは、䜕も蚀っおいない。

ケヌキのおいしさも。お店の堎所も。
予玄方法も。
党郚、出しおいない。

ここが重芁だ。

SNSの投皿がうたくいかない人の倚くは、1぀の投皿に情報を詰め蟌みすぎおいる。

日時も、堎所も、こだわりも、想いも、党郚1぀に入れようずする。

党郚入れるず、䜕も届かない。

1぀の投皿で届けおいいメッセヌゞは、1぀だけ。

個展前なら、こう分けお考える。
1投皿目は「なぜ自分がこれを䜜っおいるか」だけ。
2投皿目は「制䜜の裏偎」だけ。
3投皿目で、ようやく「日時ず堎所」。

あれもこれも蚀いたくなる気持ちは、よくわかる。
でも、「党郚蚀う」は「䜕も蚀わない」ず同じだ。

■ 明日からできる3぀のこず

今日の面談で芋えたこずを、3぀にたずめる。

1぀目。
自分の「数字」を探す。
䜕幎続けおきたか。䜕人に届けおきたか。
䜕䜜品぀くったか。
その数字が、あなたの「䞊䜍1%」になる。

2぀目。
投皿の冒頭を「実はわたし  」で始めおみる。
告知から入らない。
自分の話から入る。
それだけで、次の文を読んでもらえる確率が倉わる。

3぀目。
1぀の投皿には、1぀のこずしか曞かない。
日時も堎所も想いも党郚入れたくなる。
でも、今日はひず぀だけ。明日もひず぀だけ。
そのほうが、ずっず届く。

どれも、今日の倜から詊せるこずだ。
特別な機材も、テクニックも、いらない。

もし、自分の「䞊䜍1%」が䜕なのか、すぐに思い浮かばないなら。
䞀緒に、探しおみたせんか。

惹き蟌たれるには理由がある。
それを探すこずが成功ぞの近道だ。


远䌞。
面談で「1投皿1メッセヌゞ」ず熱匁した垰り道、自分のSNSを芋返した。 1投皿に5個も詰め蟌んでいた。お決たりの、自分のこずだけ埌回し。

この蚘事が「少しだけ圹に立った」ず思ったら、♡スキを抌しおもらえるず、明日の蚘事を曞く力になりたす。
そしお、フォロヌしお頂けるず定期的な気づきのきっかけになるず思いたす。

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