アラ還、はじめてのひとりスシロー🍣|好きなものを、好きなだけ
先日、はじめて一人で回転寿司に行ってきました。
あの超人気の「スシロー」です。
実は、スシローに行ったこと自体がはじめて。
喫茶店のマスターから「週末の夜は29組待ちで、あきらめて帰ってきた」と聞いて以来、ずっと頭の片隅にあったお店でした。
その日は仕事帰りで、少しお腹が空いていました。
普段なら何か買って家で食べるところ。でも夕方5時とまだ早い時間だったので、思い切って初挑戦することにしたんです。
アラ還おひとりさま女子が、一人で回転寿司。
一人で来ている人なんて、いるんだろうか。
不安がなかったといえば嘘になります。
サッと食べて、サッと帰ろう。そう決めて、ドアを開けました。
受付から、もう浦島太郎
今は受付もタッチパネルなんですね。
人数を入れて、テーブルかカウンターかを選ぶと、すぐに発券。
案内されたのは、6席並んだカウンターの真ん中でした。
わたしが座ると、すぐに両隣に男性が座りました。
お二人とも、おひとりさまのようです。
なんだ、これって気楽かもしれない。
テーブルには粉茶、ガリ、3種類のお醤油、わさび。
左隣の男性が粉末を湯呑みに入れてお湯を注ぐのを見て、わたしも真似をします。
お茶を飲みながら、目の前のタッチパネルをゆっくり眺めました。
さて、何から食べよう。
汁物はほしい。
サーモン、イカ、光り物……考えすぎて、なかなか注文できません。
そのあいだにも、両隣はどんどん注文していきます。
でも、いいや。自分のペースでいい。妙に開き直っていました。
迷って選んだ、6品
まず選んだのは、大好きな「あおさと海苔の赤だし」。
にぎりはフェア商品の「青森産生サーモン食べ比べ」。
〇〇産とか、食べ比べとか、そういう言葉に弱いんです。
待つあいだに、ガリをつまみつつ「厳選まぐろ赤身食べ比べ」も追加しました。
へぇ、と思ったのは、お寿司が流れてくるのをキャッチするのではなく、専用レーンで目の前まで届くこと。
これなら、間違えて他の人のお皿を取ってしまう心配がありません。
長らく来ていなかった回転寿司は、すっかり進化していました。
赤だしを飲んで、ひと息。これでお寿司への準備は万端です。
届いたサーモンは、見るからにおいしそう。
お醤油は3種類から「減塩」を選びます。
骨折の療養中で塩分控えめを心がけている身には、これがありがたい。
わさびをつけて、いざ実食。
口の中でとろけて、サーモンの甘みがいっぱいに広がります。
もう一貫は軽く炙ってあって、これもまた良し。
まぐろも食べ比べ。……わたし、「食べ比べ」が好きなんですね、きっと。
意外な発見でした。
そのあと「〆サバ」「サーモン+いか」「牛カルビ」と続けて、全部で6品。
しめて、計1,020円。これだけ楽しめて、この値段。大満足です。
気づけば、カウンター6席はすべておひとりさまで埋まっていました。
最後に入ってきた若い女性は、パッパッと注文して、食べて、帰っていく。その姿、カッコよかったなあ。
自分で選ぶって、楽しい
食べたいものだけを、食べたい数だけ。
たったそれだけのことが、すごく楽しく感じました。
それにしても、回転寿司ひとつで、わたしはずいぶん迷いました。
そして、ふと気づいたのです。
わたしはこれまでの人生で、「選ぶ」ということをあまりしてこなかったのかもしれない、と。
介護をしていた17年間、食卓を決めるのはいつも母の体調でした。
自分が何を食べたいかなんて、考える余裕もありませんでした。
ふと、母のことを思い出します。母を見送った日、いとこに「これからは、お前の人生を生きろよ」と言われました。
好きなものを、好きなだけ。
そんな小さなことから、「選ぶ」楽しみを味わっていきたい。
迷った分だけ、「今度はこれ」が増えました。
次は、季節限定のフェアを攻めてみるつもりです。
