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【若手教員へ】宿題ゼロでも子どもが勝手に勉強するクラス。魔法の正体は「マインド」と「テスト返しの1時間」


※2026年9月現在、100のスキをいただいたことをきっかけに、少し現在の考えに再編集を加えています。


前回の記事で、「宿題を出していないのに、
子どもたちが勝手に復習をしてきた」という話をしました。
「すごい!」「どうやったの?」という声を
いただきましたが、
実はこれ、私が凄いわけでも、子どもたちが最初から天才だったわけでもありません。


私がやったのは、「学校で練習させた」
ただそれだけです。


今日は、若手の先生でも明日から実践できる魔法2つ。
「マインド」と「テスト返し」についてお話しします。



【魔法①】「100点」はゴールじゃない。「変な努力」を褒めろ。

私たちはつい、満点の答案を見て「すごい!」と言ってしまいます。
もちろん、結果を出したことは素晴らしいです。否定する必要はありません。


でも、教師が「結果」ばかり見ていると、
教室は「点数を取るゲーム」に
なってしまいませんか?




だから私は、100点を取った子には
「よくやった!」と短く声をかけ、
それ以上に「普通じゃない(変な)努力」を
全力で褒めます。


言葉を選ばずに言えば、『優れるな、異なれ』
みたいなもんです。


 ・習い事で忙しいのに、隙間でやってきた。
 ・誰も見ていないのに、復習した。
 ・宿題がないのに、勉強してきた。
 ・100文字と言っているのに、200文字の振り返りを書いた。(たとえテストが50点でも!)




「え、そこ褒めるの?」というポイントを
褒めると、子どもは「先生、ちゃんと見てくれてる!」と嬉しくなる。

私の感覚ですが、子どもたちは
結果を褒めてもらえるより、自分が頑張った過程に気づいて褒めてもらえる方が嬉しそうな気がします。


逆に、子どもたちは私に、努力のない満点を、
あまり価値づけしてもらえません(笑)。



【魔法②】自ら学ぶ子が育つ「テスト返却時間の使い方」

1. テストを「配って終わり」にしていませんか?


正直、カリキュラムはカツカツです。
テストを返して、解説をさらっとして、
「はい、じゃあ次の単元いくよー!」と
言いたくなる気持ち、痛いほどわかります。

時には、何日も経過してからテスト返しをしているという先生も見られます。


「テスト返しに1時間? そんな余裕ないよ!」

そう思いますよね。
私も毎年、時間はギリギリです(笑)。
でも、私はあえて「テスト返却にまるまる1時間」を使います。
なぜなら、ここで手を抜くと、結局あとで「勉強しなさい!」と叫ぶ時間が増えるからです。
この1時間は、未来への「投資」なんです。


テスト = スタート
テスト ≠ ゴール
「テストはゴールではなく、スタートだから」です。


2. 教室でのルーティンが、家庭学習になる


私のクラスのテスト返却は、こんな流れです。
 1. 返却・一喜一憂タイム(数分)
まずは点数を見て、喜んだり悔しがったりさせます。(心の底からの思いを吐き出させる!)



 2. 分析(振り返り)タイム(10分〜15分)
ここからが勝負。「なぜ間違えたのか?」を分析させます。
・授業ノートを見返す、教科書に戻る。
・「ケアレスミスなのか、理解不足なのか」を自分で言語化させます。
・自分にできる努力は、したのか?を問います。


 3. 練習タイム(残り30分)

分析が終わったら、ひたすら「練習」です。
・間違えた問題の類似問題を解く。
・AIドリルや紙ドリルを使って、弱点を埋める。


これを、毎回やります。



毎回やるから、子どもたちの体に「テストが返ってきたら、分析して練習する」というリズムが染み込みます。



だから、宿題がなくても、
「あ、テスト返ってきたし、分析して練習しとこ」
と、自然に体が動くのかもしれません。


3. 学校でできないことは、家でもできない


若手の先生に伝えたいのは、この1点。
「学校で教えられていないことを、家庭学習で求めてはいけない」


やり方も、振り返り方も教えていないのに、
「家で復習してきなさい」と言うのは、
泳ぎ方を教えずにプールに突き落とすようなものです。

もちろん、泳ぎ方を教えても泳がない子はいます。
でも、「泳ぎたいのに泳ぎ方がわからない子」を救うことは、教師にしかできません。
最初は時間がかかってもいい。授業が少し遅れてもいい。
(どうしても時間がなければ、最初は15分でもいいです!)
(1つの教科だけでも全く問題ない!)
※こんなに言いながら、私は算数でやってます🔥笑




教室で一緒に「勉強のやり方」を練習してあげませんか。
その投資が、半年後、
「先生に言われなくても勝手に勉強する子」という、最高の利子をつけて返ってきます。
じっくりゆっくり、長い目で見ませんか?




まずは次のテスト返却の日。
「5分」でもいいから、時間をとってこう言ってみてください。


「点数はいいよ。それより、どうして間違えたか分析してみようか」


そこから、クラスの空気は必ず変わります。




※私もまだ7年目です。偉そうなことは言えません。
一緒に頑張っていきません?

「けテぶれ」という学習法が、めっっちゃいいので、ぜひ覗いてみるのもありです。

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