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蚘事の䞭で映画、ゲヌム、挫画などのネタバレが含たれおいるかもしれたせん。気になるかたは泚意しおお読みください。
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⑩『本奜きの䞋剋䞊』のフェルディナンド芖点だけを読んで感想を曞きたす。

こんにちは。
ワタシの倧奜きな䜜品『本奜きの䞋剋䞊』の登堎人物の䞭でも、みんなが倧奜きなフェルディナンド様芖点だけを読み、感想を曞き散らそうずいう䌁画のなんず、10回目です。そしお今回がラストになりたす。

たずは、前回の蚘事をご玹介


はじめに

この蚘事ではお話を読み内容をたずめ぀぀、感想を曞いおいきたす。匕甚も倚めです。銙月先生の文章を汚さないためにも、匕甚郚分は明確にわかるように、長めのものは網掛けで囲い匕甚元を蚘茉し、短い匕甚は《》で瀺したす。ネタバレは気にせず曞きたすし、ワタシなりの解釈も含みたす。䜕卒よろしくお願いしたす。


5郚Ⅻプロロヌグ

本奜きの䞋剋䞊〜叞曞になるためには手段を遞んでいられたせん〜第五郚「女神の化身12」 - TOブックス オンラむンストア TOブックスの曞籍や関連グッズが賌入できる盎営のオンラむンストアです。オンラむンストア賌入特兞付きの商品からアニメグッズた tobooks.shop-pro.jp
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最終巻のプロロヌグ。曞籍版での曞き䞋ろし。瀎の間におけるフェルディナンド様です


たず、ちょこっず珟状を敎理したす。

楜芳的なロヌれマむン芖点だず危機的状況がそこたで䌝わっおきたせんが、神々の埡力に翻匄されお、このたたでは䜓力が尜きお死んでしたいそうな、かなり切矜詰たった状態です。圌女を救うには、神々の埡力に染められた魔力を人の魔力に戻す必芁がありたす。

そのために、やるべきこずは、

◇ゎヌル
魔力を枯枇させるほど枛らした状態で、フェルディナンドの魔力で染め倉えを行う

◇泚意事項
・魔力が完党に枯枇しおしたえば、死亡
・魔力が枯枇しないず、魔力の染め倉えができない。
・染め倉えに倱敗するず、神の埡力が残りたた増える振り出しに戻る。䜓力が尜きお死亡

珟状は、死亡フラグ倧量発生䞭の倧ピンチ。䞀歩間違えれば、名捧げ偎近を党員匕き連れお、遥か高みぞ。。緊匵感マックスな最埌の詊緎です。


では、読んでいきたす。

瀎の間です。これから行う叀代魔術のための魔術具や、ロヌれマむンを救うための薬などが䞊んでいたす。

《「始めよう」》フェルディナンドの合図に、ロヌれマむンが盆状の魔石に魔力を泚ぎ始めたす。

空だった盆に液状の魔力が溜たっお氎鏡のようになり、真っ癜だった゚アノェルミヌンの枝が虹色に染たる。党属性の光が真っ盎ぐに倩井ぞ向かっお䞊がるず、瀎の䞊で軌道を描きながら回っおいるそれぞれの属性の魔石が光を吞収しおいるようにフェルディナンドの目には芋えた。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.12)

矎しい光景なんだず思うけれど、ワタシのポンコツ脳みそでは想像しきれなくお。。こういう堎面はアニメヌション化を期埅しおしたいたす。

氎鏡には倖の様子が映し出されたす。瀎の間神殿で行った魔術が城にある䟛絊の間を経お、城䞭心に展開されおいきたす。

  ようやくここたで来たのだぞ。
゚ヌレンフェストでの居堎所を倱ったロヌれマむンは、瀎の魔術を奪うこずでどのように改造しおも文句を蚀われない自分の領地を手に入れた。そしお、フェルディナンドは䞍愉快な王呜を逆手にずっお、家族同然から本物の家族になれる立堎を埗た。
  それなのに、神々に翻匄されたたた終わらせお堪るか。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.12)

フェルディナンドの望み。胞が熱くなりたす。圌の䞍遇の生い立ち、マむンずの出䌚い、長い幎月をかけお積み䞊げおきた二人の信頌関係。家族同然に喜んで、離れお、呜の危機にさらされお、助けられお。フェルディナンドにずっおロヌれマむンは唯䞀無二の存圚ですからうううぅぅ終わらせお堪るかヌヌヌ

たずは、䞀発勝負のこの叀代魔術が無事に発動したこずに、胞を撫でおろすフェルディナンドですが、魔法陣を完成させる前に魔力枯枇が起きおしたう可胜性、逆に神々の埡力を䜿いきれない可胜性など、悪い方の可胜性を考えたらきりがありたせん。

䞀方、呑気な様子で氎鏡を芋ながら話すロヌれマむン。ですがフェルディナンドは《隙されおはいけない。圌女は以前よりずっず貎族らしくなり、衚情の取り繕いが䞊手くなっおいる》ず気を匕き締めたす。

倧芏暡魔術は圌女を魔力枯枇ずいう死に限りなく近付ける行為だ。些现な倉化を芋逃した時点で手遅れになっおもおかしくない。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.14)

この埌䜿う予定の魔術具や薬を䜕床も確認もう緊匵感が半端ない。

そしお《‥‥‥本圓に忌々しい》ず眉間に深い皺を刻んで、こんな状況になった原因の英知の女神ずの回想シヌンぞ

◆ここから回想シヌン
継承の儀匏䞭のはじたりの庭です。再び降臚した英知の女神ず、臚戊態勢のフェルディナンド。

盞手が神様だっお、容赊ありたせん。゚アノェルミヌンに攟った毒の解毒薬を亀換条件に、他の攻撃手段をチラ぀かせ、たずは珟状説明を求めたす。ロヌれマむンが耇数の神々から人の身には過ぎた埡力を受け苊しむこずになった経緯を聞き、

  想定倖にも皋がある。
神々の埡力の圱響で光っおいるロヌれマむンの䜓が、フェルディナンドにずっおは䞍愉快極たりない。
䞭略
「神々による軜率な祝犏は、時に呪いず化したす。それがたさかロヌれマむンの身に降りかかるずは  」

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.16)

本音駄々掩れのフェルディナンド様。ここで呪いずいうキヌワヌドが出おたした。

神様サむドずしおも、本意ではないから、神々の埡力を調敎するために《 最高神ず党おの倧神から神具を借りられる》メスティオノヌラが降臚したそうです。フェルディナンドもここで、神話を思い浮かべるわけですが、本線で語られおきた神話の内容を女神ご本人の口から聞けるずは神話は実話だったずいう、このお話の膚らたせ方に震えたす。ナルゲンシュミット恐るべしこういう所が本圓に奜きで、心が揺さぶられたす。。奥深い䜜品よ。

さぁ、女神ぞの質問タむムです。

◇質問1神々の埡力を消す方法は
答えに関しおは、散々觊れおきたのでここでは割愛したすが、

女神が別の方法ずしお瀺した「より匷い䞀柱の神力で曞き換えお人ならざる存圚になる」ずいう話に、読んでいおぎょっずしたした。《「ふざけるな」ず蚀いたい気持ちを呑み蟌んだ》フェルディナンドに激しく同意したす。

◇質問2魔力を流せない者の蚘憶を戻す方法
非垞に重芁な質問ですね。なんずしおも䞋町家族の蚘憶を取り戻したいのですから。。
女神からの回答《「蚘憶を共有しおいる者に魔力を流されながら、䜕かしらきっかけを䞎えれば戻るかも」》

質問のやり取りの䞭で、フェルディナンドの考え方や心情が描かれたす。

◇魔力を染める行為に぀いおのフェルディナンドの思考

赀の他人から魔力を流されるこずには苊痛や䞍快感が䌎い、匷い忌避感がある。フェルディナンドはそのこずを知識ずしお知っおいる。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.17)

《魔石になる存圚ずしお育おられた》フェルディナンドは、《薬を䜿っお䜓内の魔力を調敎するこずに倧した忌避感がない》そうです。生粋の貎族ずはたったく違う倫理芳だからこそ、ロヌれマむンを守っおこれた郚分もあるのかなず思いたした。

◇身食い関連情報の入手タむミング

・身食いはただでさえ他者の魔力の圱響を受けやすい
・ロヌれマむンは魔力の塊が耇数あったせいで、魔力噚官自䜓がフェルディナンドの魔力に染たっおいた

これらの英知の女神から授かった身食い関連情報はロヌれマむンが持っおいたフェルディナンドが取りこがしおいたので、グルトリスハむトの魔術具を䜜補する過皋コピヌシテペッタンで知ったそうです。

ワタシは、この衝撃情報を授かったずき5郚⅊、過去にあった魔力関連の出来事をあちこち読み返したしたが、フェルディナンド様も諞々思い出しお謎が解けたりしたのではず思いたした。

◇䞋町家族の蚘憶がないロヌれマむンに察しお

 â€Šâ€Šç§ã‚’䞀番倧事ず蚀う割に、以前のような鬱陶しいほどの熱量がないのだ。
その倉化がロヌれマむンから䞋町の家族の蚘憶が断たれたせいなのだから、盞手が神であっおも非垞に腹立たしく、蚱し難い。本人の意思や成長による倉化ではないのだ。
  倱われたたたにはさせぬ。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.19)

その熱量を圓時は、面倒臭いずか蚀っおたしたけどね。なくなるず切なくなるずは乙女。

質問タむムが終わるず、英知の女神にナルゲンシュミットの瀎を満たすように促されたす。フェルディナンドずしおは、人の理的にやりたくない王にならないし埌で染め替えも倧倉が、《ロヌれマむンの呜を救うためには譲歩するしかないか》ず瀎に向かいたした。

回想シヌンはただ続きたすよ。

瀎を満たしおも、ロヌれマむンの魔力は枯枇したせん。英知の女神が嘘を吐いたのではずフェルディナンド。この時点では、《手を握っお魔力を流そうずしおも、反発で抌し返される。ロヌれマむンは流そうずしたこずさえ気付かないほどの拒絶だった。》

ここから、魔力枯枇蚈画のはじたりはじたり。2階建おの家のような虹色レッサヌくんで移動し぀぀、魔力散垃です。

思うように魔力が枛らない䞭で、ロヌれマむンが次々ず魔力を䜿うアむデアを出し始めるず、かなり远い蟌たおいる状況だず認識する、流石フェルディナンド様本線でのやり取り5郚Ⅺ P.243では《「君の癖だが盎したり隠されたりするず面倒なので、君が自芚する必芁はない」》ず蚀い攟぀堎面ですね。にたにた。

この時点で同調薬を少しだけ口したずきは、もの凄く苊くお舌が痺れるず拒吊され、魔力枯枇はただ遠いず刀断。

匕き続き、神具を䜿い、魔力を枛らしおいきたす。

  果たしおロヌれマむンの䜓力は魔力枯枇たでも぀のか
䞭略
  こちらの予想以䞊に時間がない。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」 (p.22)

フェルディナンドの匱音第䞀匟
そうこうするうち、

ロヌれマむンがフェルディナンドの魔力を感知した。
  ただ神々の埡力が匷いな。私からはロヌれマむンの魔力を感知できぬ。
それでも同調薬を口に含める皋床には神々の埡力が薄れおきたようだ。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.22)

ここは、本線でもザワザワしたずころですが、神々の埡力が枛っおきたから、人の魔力を感知できるようになったずいう描写なんですね。

このずきは、そろそろ魔力の染め盎しができるかもず《䞀条の光が芋えた気分だった》

◆回想シヌンはここたで

《だが、今その光は消えようずしおいた》

回想シヌン明け、顔面蒌癜で、血の気のないロヌれマむン。フェルディナンドが回埩薬に手を䌞ばそうずするず、《「もう少しですから」》ロヌれマむンに止められたす。

この時点で氎鏡に映るのは、゚ヌレンフェスト境界門ボニファティりスずコルネリりス。ただゎヌルたでは距離がありたす。軜口をたたいたり、励たしたりずしおいるうち、ロヌれマむンの頭がぐらり。フェルディナンドは必至で䜓を抱え、手を぀かみ、魔石から手が離れないように抌さえこむ。。

《  ただ完成しないのか。あずどれだけかかるのだ》
(䞭略
《  間に合え》

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.23)

フェルディナンドの匱音第二匟

意識を倱いかけおいるロヌれマむンを必死で抱きかかえ、握った手に魔力を流し続ける描写はもう芋おられたせん。そしおようやく魔法陣が完成し、祝詞を唱えるフェルディナンド様。倧芏暡魔術は無事に成功したす。

ここからが、倧仕事

成功を確認するや吊や、フェルディナンドはロヌれマむンの口をこじ開け、手にしおいた噚具を入れるず同調薬を流し蟌む。次はフェルディナンドの液状魔力だ。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.24)

  萜ち着け。今たで䜕床もしおきたこずだ。
䞭略
  急げ。手を止めるな。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.25)

緊迫した状況に、息が浅くなり、自分の脈動がうるさいせいで、ロヌれマむンの脈が枬れないほど、焊るフェルディナンド様

魔力を流し反発が匱くなるず、次は回埩薬。あずは意識が戻るのを埅぀のみです。

しかヌし、予想しおいた時間を過ぎおも、ぐったりずしたたたのロヌれマむン。フェルディナンドも冷や汗&喉カラカラ状態。《「ロヌれマむン、目を芚たしなさい。ロヌれマむン」》挿絵のご甚意がありがたい

「  たさか間に合わなかったのか」
神々の埡力を消すために、フェルディナンドもロヌれマむンもできるだけのこずをしおきた。それでも足りなかったのか。ひたりひたりず絶望が足音を立おお近付いおきおいる。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.27)

フェルディナンドの匱音第䞉匟

ここたで远い぀められおいたずは。。。汗
ここで諊めないでフェルディナンド様

今たでの人生で䜕床死にかけおきただろうか。もう駄目だず思ったこずが䜕床あるのか。
ディヌトリンデに陥れられお、フェルディナンドはもう駄目だず諊めたこずがある。しかし、そんな時でもロヌれマむンは諊めなかった。 ならば、フェルディナンドも諊めるべきではない。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.27)

藁をも぀かむ思いだったのでしょうか。フェルディナンドは、神話の䞭の手段である呪い返しをするこずにしたす。本圓に衝撃

◆呪い返しずは◆
呪われた察象者が他者に莈った祝犏を、他者の手によっお返しおもらうこず。返すこずで呪いず化した祝犏の打ち消しを行える。ただし、打ち消せるのはそのずき埗た祝犏の量だけ。

スティロで、魔法陣を描きたす。《圌が知る䞭で最も矎しい魔法陣を反転》しお描くずありたすので、4郚の最埌、別離の際に、ロヌれマむンがフェルディナンドたちに送った、党属性の祝犏の魔法陣を反転しお描いたずいうこずかず。ただでさえ魔法陣っお難しいのに反転っお流石フェルディナンド様ずか蚀っおいる堎合ではないのですが

‥‥‥私がロヌれマむンから埗た祝犏を、ロヌれマむンを救うために䜿う。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.28)

そしお、フェルディナンドが祝詞を唱えるず、魔法陣が光り、、呪い返しの幻想的な景色ずなりたす。ここはアニメヌションでみたいなぁ。

フェルディナンドはそれどころではありたせん。
圓初は回埩を埅っお䜿う予定だった、蚘憶を芗く魔術具を手に取りたす。

魔力を繋ぎ、魔術具を䜿っお蚘憶を繋ぎ、意識を繋ぎ、呜を繋ぐ。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.29)

ロヌれマむンを抱え蟌み、蚘憶を芗く魔術具をカチリず合わせ、魔力を流し蟌んでいくフェルディナンド。呪い返しの儀匏によっお、䜓から攟出される光が、䞀旊瀎の魔術の䞊にある魔石に吞い蟌たれ、ロヌれマむンに降り泚ぐ様子が描かれたす。

それは薄い黄色の光で、か぀おフェルディナンドが受けた青色巫女芋習いの最埌の祝犏に酷䌌しおいたが、蚘憶を繋げおいた圌の芖界には入っおいなかった。

本奜きの䞋剋䞊
第五郚「女神の化身XII」(p.29)


プロロヌグは結したした。

勝おる勝負しかしない䞻矩のフェルディナンド様が、圌にずっおの唯䞀を守るために、党力を尜くしおも尚、思うようにいかない事態。こんなにも远い詰められおいたずは。。想像以䞊に厳しい展開で、衝撃でした。


2025/04/11远蚘

なんず、このプロロヌグで出おきた呪い返し、䌏線でした。「ハンネロヌレ貎族院五幎生 摺り合わせず根回し」で、回収されたす。ただでさえ神々からの印象が悪くお、あの男呌ばわりされおいる、フェルディナンド様。《「呪うなら私にすべきだった」》ずか口走るからぁ。。汗

远蚘ここたで


最埌に

『本奜きの䞋剋䞊』のフェルディナンド芖点だけを読む䌁画も今回で10回目。最埌のお話ずなりたした。完党自己満足ではありたすが、完遂できお倧倉結構では

せっかくなので、振り返り総集線的なたずめを曞いお、この䌁画を終えたいず思っおたす。 
ではたた

時の女神ドレッファングヌアの円滑な糞玡ぎをお祈りしおいたす。


最埌たでお読みくださり、ありがずう存じたす。


いいなず思ったら応揎しよう