今日もヌタ場で、ひとっ風呂|イノシシ猟
狩猟のシーズン中、
わたしはセンサーカメラを
使用している。
これは、
センサーカメラに写る
イノシシのはなし。
「あっ、うつってる……!!」
センサーカメラに写っていたのは、
「ヌタ場」に浸かるイノシシ。
まるで、露天風呂で
まったりするわたしみたいだ。

よ~く見てみてください!
周囲は竹やぶ。枯れた竹が折れてヌタ場に入っちゃってる。
イノシシの「くくりわな」は、
「けもの道」にしかける。
「けもの道」の付近には、
フン、足あと、ヌタ場【※】など
がある。
わたしはそれらを探すのが大好きだ。
動物の気配ってワクワクする。
じつはわたし、猟場で
わなにかかってない
イノシシを見たことは、
一度もない。
イノシシは、
むちゃくちゃ警戒心が強い。
本来、人の気配があるときは
ほとんど、姿をあらわさない。
(なかには、餌付けなどで
人慣れしてるイノシシもいる)
だから、わたしはセンサーカメラで、
イノシシの夜間の動きを
チェックする。
カメラ越しに見るイノシシは、
こちらのことなどおかまいなし。
いろんな姿を見せてくれる。
ひとっ風呂中のイノシシカットは
そんなヒトコマだ。
カメラにうつるイノシシは、
かわいい。
うり坊なんて、
マジでかわいいから、困る。
情がわいても、
自分がくるしくなるだけだ。
だから、
見すぎないように気をつける。
……しかないのだ。
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※ ヌタ場(ぬたば)とは
イノシシには泥の上を転げ回り、
泥を浴びる習性がある。
体についたマダニなどを
落とすためといわれる。
ドロドロの大きな水たまりの
ような場所を「ヌタ場」と呼ぶ。
ちなみに、「のた打ちまわる」
という言葉は、
この「ぬた打つ」が
由来とされている。
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