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リュックサックと歩む旅路

 荷物を詰め込んで少し体積が増えたリュックサックの肩ひもを持つ。少し勢いをつけて体の後ろ側に回すと、背中にすっと収まる。しっくりくる感覚。私はリュックを背負って旅行するのが気に入っている。

 旅行は不思議だ。趣味にしている人が多く、初対面でも話しやすい話題だが、明確に人の好みが出る。海か山か、国内か海外か、車か公共交通か。全部が二者択一できわけではないが、この手の話は不思議と盛り上がる。

 私が1番気に入っているのは、リュック派かスーツケース派かという話題だ。リュックは背中に背負えて機動力が高い。スーツケースは、収納力が高く、車輪を転がすことで楽に動かせる。一方で、リュックは重い物を背負い続けないといけないし、スーツケースは必ず手がふさがってしまうという欠点もある。その利点と欠点をどう捉えて、結果としてどちらを選ぶかというのは、旅行に対するその人の考え方が強く表れると思っている。

 私は断然リュック派だ。旅行では荷物は最小限にして、できるだけ自由自在に移動したいと思っている。スーツケースだと転がしながら歩ける距離はどうしても限られてしまうが、リュックなら階段も砂利道も気にせずに突き進める。行き先によっては、ホテルに荷物を預けることなく動き回れるのもいい。

 リュックなら、どこまでも歩いて進んでいける。しかし、実際は永久に歩けるわけでも、永久に旅行できるわけでもない。必ず旅程には終わりがあり、家に帰らなければならない。リュックは旅愁や旅のロマンを感じさせてくれる存在でもある。


6月に買った機内持ち込み可能サイズのリュック。人気商品で、先日のシカゴ旅行で同じタイプの物を持った人を複数見かけた
肩ひもや腰ベルトなどは背中のパット内に収納可能。デザインは、リサイクル素材を使用しており、継ぎはぎだらけに見える。だけどオンリーワンらしい
チャックを開くとパカっと。あれ、スーツケースじゃん?いいえ、リュックです!
5月に訪れたブライスキャニオン国立公園にて。リュックならハイキングもできる



 今回は、「エッセイしりとり」という投稿企画を回していただいたので、受け取った「り」で始まるタイトルで投稿しました。いかがだったでしょうか。特にスーツケース派の方、ご意見をお待ちしています。

 しりとりは、note毎日投稿の先輩&アメリカで生活する仲間でもあるにぎりめしさんからバトンを回していただきました。にぎりめしさんの記事はこちらですので、ぜひご覧ください。

 期日が8月31日までのようですので、私が勝手にアンカーということにしたいと思います。良い形でゴールが切れたかは分かりませんが、ここまでつないでくださった皆様、お疲れ様&ありがとうございました。


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Takaaki Ueno 最後まで読んでくださってありがとうございます。今後もいろいろなテーマで書いていく予定ですので、応援いただけると大変励みになります。