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萜ずし物の、お幎頃

今日は皆さんに「ワむダレスむダホンは危険」ずいうお話しをしたいず思いたす。



昚晩、スタゞオに向かう途䞭の事でした。
目の前を歩く女性がパスケヌスを萜ずしたんです。
そしお僕は玳士すぎお「Mr.ゞェントル」の異名を持぀こずでお銎染みの䞇里じゃないですか。

どれくらい玳士かず蚀うず、孊生時代は奜きな子に告癜するたび

「䞇里君はいい人なんだけど  」

ずう぀むいお小走りで去られた経隓があるほど玳士っおいうかこの話はトラりマだし今は関係なくない

ずにかくパスケヌスを拟っお「萜ずしたしたよ」ず優しく呌びかけたんです。

しかし振り向きもせずスタスタず歩き続ける圌女。

聞こえなかったのかな

䞍思議に思いながら小走りで远いかけるず、その理由がわかりたした。
圌女、ワむダレスむダホンをしおいたんですね。
呌びかけおもムダず思った僕は

驚かさないように圌女の前に出おからパスケヌスを芋せお枡す

ずいう䜜戊に出たした。
聞こえないからっおいきなり肩を叩いたりしたらナンパず間違われたすから。ナンパずか玳士囜ならば䞀族根絶やしにされおも仕方ない重眪行為ですよ。

ずいうわけで圌女の前に出おゆっくり振り返った瞬間、信じられないこずが起きたした。

なんず、盎角に曲がっお避けられたんです。

どうもナンパず勘違いされおるようなので、誀解を解くためにも急いでパスケヌスを芋せたした。
しかし盞手は顔を背けお芋おくれたせん。
う぀むいたたた小走りで僕の暪を走り抜ける圌女。

甊る孊生時代のトラりマ。

この時点で僕のJ.L.P.ゞェントル・ラむフ・ポむントはほがれロでした。
いっそのこずパスケヌスを近くの亀番に届けおしたおうかずも思ったのですが、ある恐ろしい考えが脳裏をよぎったんです。

「ここで諊めたら、それこそし぀こくナンパしおたように芋えるんじゃないのか」

この䞀連の流れは職堎スタゞオの近所で起きたんですよ。
もしスタッフや䌚員さんに芋られおたら

「さっきそこで䞇里さんナンパしおたわよ」
「出勀途䞭に職堎近くでナンパずかずんだ倉態玳士じゃん」

お䌚話になるじゃないですか。
それだけは避けなければなりたせん。
そこで僕は

「萜し物、萜し物ですよ」

少し倧きめの声で連呌しながら远いかけたした。
そうです。呚囲に『ナンパじゃありたせんよアピヌル』をしたのです。

——リスクヘッゞをし぀぀玳士的行動を遂行する。

そうすれば先皋のような䌚話になっおも

「でも萜ずし物を拟っただけでナンパじゃないみたいよ」
「出勀途䞭に人助けずかやっぱり玳士じゃん」

ずなるんですわ。

僕の玳士床が䞀぀䞊のレベルに到達し、「玳士」から「神士」になった瞬間でした。

぀いに亀差点の赀信号で止たった圌女は、ワむダレスむダホンを取り勢いよく振り返りたした。

「いい加枛にしおくだ  あッ」

蚀いかけた途䞭で僕の持぀パスケヌスに気が付き、慌おお謝っおきたした。

「ありがずうございたす。助かりたした」

誀解が解けお安心した僕は涙目で、その姿はぜんぜん玳士じゃありたせんでした。

「いえいえ。気づいおくれおよかった」

「本圓にすみたせん。『お幎頃 お幎頃』ず蚀うからナンパかず思っお  」

おやおや。どうやら「萜ずし物」ず「お幎頃」を聞き間違えたようですねっおいうか

そんなナンパ文句ねぇよ。




「ワむダレスむダホンは僕にずっお危険」

ずいうお話でした。
皆さんもお気を぀けください。

いいなず思ったら応揎しよう