嫁さんに「高タンパクにして」なんて言えない──家族優先パパの現実栄養設計
「今日から俺、筋トレするからさ。高タンパクで頼むわ」
──そんなこと、言えるわけがない。
仕事は毎日10時間。帰宅は20時過ぎ。
子どもは2人。宿題、風呂、寝かしつけ。
妻も一日中、家事と育児と仕事でフル稼働。
そんな家庭で
「鶏むね増やして」「揚げ物やめて」「タンパク質足りない」
なんて、どう考えても現実的じゃない。
でも、体は変えたい。
疲れやすい自分も変えたい。
子どもにかっこいい背中を見せたい。
これは、家族を最優先にしながら、それでも体を変えたパパの現実的栄養設計の話です。
理想の食事は、家庭では通用しない
筋トレを始めた当初、僕はネットで情報を漁りました。
・体重×2gのタンパク質
・脂質は抑えろ
・白米は計量
・揚げ物NG
・夜は炭水化物カット
正論です。間違っていません。
でも、わが家の夕食はこうです。
・子どもが好きな唐揚げ
・カレー
・ハンバーグ
・週末は外食
・妻の「今日はこれが食べたい」
ここに「俺は減量中だから」は持ち込めない。
なぜなら、
家庭の食卓はトレーニング場ではなく、
家族の時間だから。
ここを履き違えたら、体は変わっても、家族との空気が変わる。
僕はそれだけは嫌でした。
発想を変えた。「変える」ではなく「足す」
筋トレをはじめた当初、失敗しました。
・夜の炭水化物を抜く
・脂質を極端に減らす
・別メニューを自分だけ用意
結果どうなったか。
・空腹でイライラ
・仕事中に集中力低下
・夜にドカ食い
・妻から「なんか機嫌悪くない?」
完全に逆効果。
そこで、考え方を変えました。
「削る」のではなく、「足す」
・夕食は家族と同じものを食べる
・足りないタンパク質は“別で補う”
・完璧を目指さない
これが僕のスタート地点でした。
家族4人でも回る「現実栄養設計」
朝:5分で完結
・プロテイン1杯
・バナナ
・ゆで卵2個(前日仕込み)
これでタンパク質約35g。
朝から完璧な和定食なんて無理です。
でも「ゼロ」にはしない。
ここが最初の分岐点でした。
昼:仕事10時間パパのリアル
平日の昼は時間との戦い。
僕がやったのはシンプルです。
・コンビニサラダチキン
・おにぎり3個
・味噌汁
・ヨーグルト
これでタンパク質40g前後。
ポイントは
「選択肢をざっくり固定する」こと。
迷うと唐揚げ弁当に流れます。
人間は疲れているときほど楽な方へ行く。
だからこそ、
思考しない仕組みを作りました。
夜:家族優先、制限しない
ここが一番のテーマ。
・普通に食べる。
・カレーもからあげも生姜焼きも食べる
・外食も楽しむ
ただし、やったことは3つ。
① ご飯は最初は普通盛り、おかわりは小盛り
② 野菜を先に食べる
③ 足りないタンパク質はプロテインで調整
それだけ。
「量をコントロールする」。
これでストレスは激減しました。
4. 経過変化(3か月のリアル)
スタート時
体重:88kg
体脂肪:推定20%超
3か月後
体重:85kg(-3kg)
体脂肪:見た目で明らかに減少
何が変わったか。
・朝のだるさが減った
・夜のドカ食いが消えた
・仕事中の集中力が安定
・子どもに「パパ筋肉すごい」と言われた
劇的な減量ではありません。
でも、確実な変化でした。
そして一番は
妻に何も強要しなかったこと。
家庭の空気はそのまま。
僕の体だけが変わった。
これが大きかった。
5. 「言えない」ことは弱さじゃない
正直に言います。
僕は「高タンパクにして」と言えません。
でも、それは弱さじゃない。
家族を優先したいという選択です。
パパ層の多くは、
自分を後回しにする生き物です。
・子ども優先
・妻優先
・仕事優先
その中で、筋トレはどう位置づけるか。
僕の答えはこうです。
家族を守るための自己投資
だからこそ、家庭を犠牲にしてはいけない。
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「理屈は分かった。でも、結局どうすれば続くの?」
僕自身も、最初は同じところで何度もつまずきました。
理想の食事を調べては挫折し、極端にやっては崩れる。その繰り返しです。
そこで最終的にたどり着いたのが、
家族がいる前提で回る現実パパ専用のルールでした。
ここから先では、僕が実際に守っている
・1日のタンパク質の考え方
・家族の食卓を壊さない食事の整え方
・忙しくても崩れない栄養管理
など、現実的に続く設計の中身をまとめています。
「家族優先でも体を変えたい」
そう思うパパだけ、ここから先を読んでみてください。
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