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隅田川を往復して、こんな日もあると思えた

今日の散歩は、浅草から両国を往復しました。
コースは隅田川テラスです。

川沿いを下っていくと、両国国技館にのぼりが出ているのが見えました。
「ひょっとして場所か?」と、つい期待してしまいます。
あの独特の空気は、遠目でも少し気分を変えてくれます。

隅田川テラス
柳橋
両国橋

柳橋を渡り、すぐ先の両国橋を越えたところに回向院がありました。
これは立ち寄らないわけにはいきません。
境内で手を合わせ、ふと見ると、ありました、鼠小僧。
江戸の人たちの無念や願いが、今もひっそり残っているように感じました。

回向院は勧進相撲発祥の地
歴代力士の墓
鼠小僧の墓

両国駅へ向かう途中には、力士の手形やミニ銅像が並んでいます。
気がつけば、ちゃっかり五体も眺めていました。
江戸のれんで土俵をのぞくと、気持ちが少しずつ高まってきます。

国技館の前に立つと、気持ちがわずかに動いている自分に気づきました。
のぼりや出待ちのファン、行き交う若い力士たち。
「場所かもしれない」という期待が、ほんのり現実味を帯びてきます。
けれど、しばらく眺めているうちに、その感覚も自然と落ち着いていきました。
思っていたほど胸が熱くなるわけでもなく、かといって冷めるわけでもない。
ただ、国技館の前に立っている自分が、そこにいました。
歴史ある場所なのに、感情は思いのほか穏やかで、
そのことが、あとから静かに残りました。

気付ば一月場所中でしたね
ソールドアウトでした

国技館を一周し、休止中の江戸東京博物館を横目に
「早く開いてくれよ」と心の中でつぶやきます。
戦没者慰霊堂、安田公園を通り、
再び隅田川テラスを、今度は上って浅草へ戻りました。

江戸東博
戦没者慰霊塔
安田庭園

歩数は約一万歩でした。
今日は少なかったな、と一瞬思いました。
けれど、歩いてきた道を振り返ってみると、
無理に距離を伸ばす理由も、特別な目的もなかったことに気づきます。
気づけば、「こんな日もある」と思っていました。
それで十分だと、今日は素直に思えました。

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