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浜離宮恩賜庭園で秋のひととき ― 都会の真ん中の歴史散歩

都会の真ん中で、ゆったりと季節や歴史を感じる時間――そんな贅沢を味わえる場所が、浜離宮恩賜庭園です。

今日は浜離宮恩賜庭園に行ってきました。午後から晴れ間が広がり、庭園の緑や水面が光を浴びてきらきらと輝いているのを見て、思わず深呼吸しました。都会の真ん中にいるのに、ここだけ別世界のようで、ほっと心がほどけます。

JR新橋から歩いて15分ほど。大手門から入ると、橋や入り口の雰囲気だけでも庭園好きにはテンションが上がります。庭園の中からは高層ビル群や高速道路も見えますが、不思議と「庭園」と「都会の景色」が妙にマッチしていて、絵になる風景です。

庭園は広く、ウォーキング感覚でのんびり散策するのにぴったり。池や中島の御茶屋、富士見山などちょこちょこと見どころがあり、特別なことをしなくても、立ち止まって水面や木々、風の匂いを感じながら歩くのが楽しい場所です。作りは少しおおざっぱな印象ですが、広々として気持ちがいいです。1時間ほど歩いて7000歩、家に着くころには10000歩を超えていました。

夕方には、夕焼けがビルに反射してオレンジ色に輝き、庭園の緑とのコントラストが美しく、しばらくその光景に見とれてしまいました。都会の景色と江戸の庭園が不思議と調和している瞬間です。

浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に創設され、歴代の将軍に愛された由緒ある庭園です。江戸時代の将軍家の別邸として鷹狩り場や下屋敷として整備され、六代将軍家宣の時代には浜御殿と呼ばれました。明治3年(1870)には宮内省の所管となり「浜離宮」と改称、皇室の園遊の地として使われ、戦後は一般に開放されました。昭和27年には国の特別名勝・特別史跡に指定されています。

庭園の主な見どころ

  • 潮入の池
     都内唯一の海水の池。東京湾の干満に合わせて水門が開閉され、潮の満ち引きで表情が変わります。散策しながら池のさざ波や水面の光を眺めると、江戸時代から変わらない風景に心が落ち着きます。

  • 中島の御茶屋
     池の中島に建つ御茶屋。かつては月見や夕涼みに使われた場所で、今は畳席や庭園を一望できるテーブル席で、500〜700円でお抹茶と和菓子を楽しめます。橋を渡るとちょっとした冒険気分です。

その他の松や御茶屋、鴨場などは散策の雰囲気を味わう程度で、主な目玉は池と御茶屋の二つ。都会の真ん中で、静かに水と景色を楽しみながらのんびり歩く――そんな時間を過ごせる庭園です。

小さな発見や静かな喜びを少しずつ拾い集めて、日常を少しずつ豊かにしていけたらいいなと思います。歩きながら、自然や景色に癒され、明日も頑張ろうと思いました。



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