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デザイナーに出せない微妙な頼み事を、ChatGPTが5分で片付けた話

「社内勉強会のバナー、カジュアルな感じで作って」——デザイナーに頼むほどじゃないけど、パワポのワードアートは避けたい。そんな微妙な案件がChatGPTの画像生成で5分で片付いた。


はじめに — 「ちょっとしたバナー」に30分かけてませんか?

SNSの告知画像、ブログのアイキャッチ、社内イベントのバナー。

デザイナーに依頼するほどの案件じゃない。でもCanvaのテンプレートは「いかにもテンプレ」感が出る。Photoshopは論外。結局、素材サイトを30分さまよって妥協する――そんな経験、ありませんか?

2025年3月、OpenAIはChatGPTのGPT-4oモデルに画像生成機能を標準搭載しました。テキストで「こんなバナーが欲しい」と伝えるだけで、数十秒でそれなりの画像が出てきます。

この記事では、実際のChatGPT操作画面つきで、販促バナーを5分で作る手順をお見せします。


ChatGPTの画像生成、何ができる?

まず押さえておきたいポイントを整理します。

  • 無料プランでも使える: 1日2〜3枚まで生成可能(OpenAI公式ヘルプセンターより)

  • 日本語テキストの描画に対応: 以前は英語しかまともに描けなかったが、GPT-4o以降は日本語テキストの再現性が大幅に向上

  • 会話で修正できる: 「文字を大きくして」「背景を青にして」など、チャットで指示するだけで画像を編集可能

  • サイズ指定可能: 正方形(1024×1024)、横長(1792×1024)、縦長(1024×1792)の3パターン

Plusプラン(月額$20)なら3時間あたり50枚まで生成できるので、複数パターンの比較もストレスなく行えます。


実践: SNS告知バナーを5分で作る

シチュエーション

あなたはWebマーケティング担当。来週の「AI活用セミナー」の告知バナーをX(Twitter)に投稿したい。サイズは横長、テキスト入り、プロっぽいデザインで。


Step 1: ChatGPTにアクセスする

ブラウザで chatgpt.com を開きます。無料アカウントでもログインすれば画像生成が使えます。

[画像: ChatGPTトップページ — 01-chatgpt-top.png]


Step 2: 「具体的な指示」でプロンプトを入力する

ここが最大のコツです。「バナーを作って」だけでは汎用的すぎる画像が返ってきます。用途・テキスト・色・スタイルを明確に伝えましょう。

以下のプロンプトをそのまま使えます:

以下の条件でSNS告知用の横長バナー画像を作成してください。

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用途: X(Twitter)投稿用のセミナー告知

テキスト: 「AI活用セミナー開催」「2026年4月15日(火)19:00〜」「参加無料」

スタイル: モダンでクリーンなデザイン、青とグラデーション基調

サイズ: 横長(16:9)

その他: テキストは読みやすく大きめに配置

[画像: プロンプト入力画面 — 02-prompt-input.png]

なぜ細かく指示するのか?

AI画像生成は「具体的なほど良い結果が出る」という原則があります。色・フォントサイズ・レイアウトまで指示すると、1回目から使えるレベルの出力が得られます。


Step 3: 生成結果を確認する

送信すると、10〜20秒ほどでバナー画像が生成されます。

[画像: 生成結果 — 03-result.png]

テキストの配置、色合い、全体のバランスを確認します。「だいたいOKだけど、ここを直したい」という箇所があれば、次のステップで修正します。


Step 4: 会話で修正を重ねる

ChatGPTの画像生成の強みは、チャットで修正指示ができること。例えば:

  • 「文字をもう少し大きくして」

  • 「背景のグラデーションをもっと濃い青にして」

  • 「日付の部分を目立たせて」

1回の修正に10秒。2〜3回の修正で、かなり満足度の高い仕上がりになります。

[画像: 修正指示と結果 — 04-revision.png]


プロンプトの「型」を持っておく

毎回ゼロから考えるのは非効率です。以下のテンプレートを保存しておきましょう。

バナー作成プロンプトテンプレート

以下の条件でバナー画像を作成してください。

用途: [SNS投稿 / ブログアイキャッチ / 社内告知]
テキスト: [入れたい文字列]
スタイル: [モダン / ポップ / シンプル / 高級感]
カラー: [基調色]
サイズ: [横長16:9 / 正方形1:1 / 縦長9:16]
その他: [追加の要望]

用途別のコツ

SNS投稿バナー(X / Instagram)

スタイル: 目を引くコントラスト強め。テキストは短く大きく。背景はシンプルに。

ブログアイキャッチ

スタイル: 記事内容を象徴するイラスト or アイコン。テキストはタイトルの要約を短く。余白多めで上品に。

社内イベント告知

スタイル: 企業カラーを指定。日時・場所・参加方法を全てテキストに含める。


注意点: AI画像生成の「限界」を知っておく

無料プランの制限

無料プランでは1日2〜3枚が上限です(OpenAI公式ヘルプセンター、2026年3月時点)。本格的に使うならPlusプラン(月額$20、3時間あたり50枚)の検討を。

テキスト描画の精度

GPT-4o以降、日本語テキストの描画精度は大幅に向上しましたが、まだ完璧ではありません。特に:

  • 長い文章は崩れやすい(1行15文字以内が安全圏)

  • 小さいフォントは潰れることがある

  • 特殊なフォント指定はほぼ無視される

対策: テキスト部分だけCanvaやPowerPointで後から重ねる、という「AI + 手動」のハイブリッド運用も有効です。

商用利用について

OpenAIの利用規約では、ChatGPTで生成した画像の商用利用は許可されています(OpenAI Terms of Use, Section 3)。ただし、生成画像に含まれる人物の肖像権や、既存ブランドに酷似したデザインには注意が必要です。


まとめ — 「作る」から「選ぶ」へ

ChatGPTの画像生成で変わるのは、「ゼロからデザインする」作業が「AIの出力から選んで微調整する」作業になることです。

  • デザインツールの操作スキル: 不要

  • 所要時間: 5分(プロンプト入力1分 + 生成待ち30秒 + 修正2〜3回で3分 + ダウンロード30秒)

  • コスト: 無料(1日2〜3枚まで)

今日からできるアクション:

  1. chatgpt.com にログインする

  2. 上のテンプレートをメモアプリに保存する

  3. 次にバナーが必要になったとき、まずChatGPTに作らせてみる

「5分で作れるバナー」を知ってしまうと、もう素材サイトを30分さまよう気にはなれません。

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