【余談】恋愛以前に、自分の顔が嫌いだった
恋愛って、やっぱり見た目は大事だと思う。
最近はルッキズムなんて言葉もあるけど、結局みんな最初に見るのは外見だ。自分だってかわいい人や綺麗な人に惹かれる。
だから、「見た目じゃなくて中身を見てくれ!」なんて偉そうなことは言えない。
じゃあ中身はどうなんだと言われたら、
低学歴、低収入、そのうえ自信もない。
なかなかの三重苦だった。
もちろん、見た目を褒められたことなんて一度もない。
小・中・高と、告白されたことはゼロ。
ラブレターなんて都市伝説だと思ってたし、
バレンタインデーに義理チョコすらもらったことがない。
ちなみに人生で初めて義理チョコをもらったのは、大学受験に失敗してバイトしていた居酒屋で、パートのおばちゃんからだった。
いや、本当に。
そんな人生だったから、自分の顔が好きになれるはずもなかった。
鏡を見るのも嫌だったし、写真に写るのも苦手だった。
女性と目を合わせて話すのも苦手。
恋愛に積極的になれと言われても、スタートラインにすら立てていない感覚だった。
「どうせ俺なんか」と思っていたし、
「こんな顔を好きになる人なんているのかな」と本気で思っていた。
彼女いない歴=年齢だった理由は、
コミュニケーション能力とか恋愛経験のなさだけじゃない。
恋愛以前に、自分のことが嫌いだったんだと思う。
でも、このころの自分はまだ知らなかった。
まさか、自分にも恋愛をする日が来るなんて。
そして、自分のことを少しだけ好きになれる日が来るなんて。
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