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【外国籍保護者との面談①】通訳なし・言葉が通じない場合でも安心!教員が最初にやるべき事前準備

私はBERGAMOTと申します。

10年以上、公立学校で外国、海外にルーツを持つ児童の指導支援を行ってきました。

私は児童の指導支援はいうまでもなく、その保護者の支援、情報共有、そして日本で生活していく上でのマナー等も発信していくことを心がけていました。

でも最優先課題は、保護者との良好な関係を築くこと。

その関係を築くために私が面談等で意識していたことを、これから3回にわたって書いていきます。


一にも二にも、まずは「目を見る」!


外国籍の保護者だから、と限ったことではありません。

そして当たり前のことですが、相手の目を見ることが大前提です。

その保護者の言葉がわかるとか、わからないとか、それは問題ではありません。

とにかく「目を見て話す、聴く」

この基本を踏まえたうえで、保護者の構成によって私が特に意識していたポイントを挙げていきます。

パターン①:両親共に外国籍の場合

日本語でのやり取りに不安が大きかったり、日本の学校文化(面談の目的や雰囲気)そのものに緊張されているケースが多く見られます。

【対応のポイント】
・言葉が完璧に通じなくても、「あなたたちの話を真剣に聴いています」「歓迎しています」という姿勢を100%視線と言葉のトーンで伝えることが最優先です。

【面談での具体例】
・「今日はありがとうございます」と、ご両親の目を見て、にっこりと
おじぎをする

・お子さんの名前を呼ぶときは特にアイコンタクトを意識して安心感を持ってもらう。

パターン②片親が日本人、もう片親が外国籍の場合

この場合、日本語での実務的な会話(学校のきまりや手続きなど)は、日本人の親御さんを中心にスムーズに進むことが多くなります。

しかし、だからこそそこに欠点があります。

【対応のポイント】
・日本語が堪能な親御さんばかりを見て話を進めてしまい、外国籍の親御さんが「置いてけぼり」になってしまうのを防ぐ必要があります。

・意識して、外国籍の親御さんの方へも均等に(あるいはそれ以上に意識して)視線を向け、手振りや優しい表情を交えて語りかけるようにします。

【面談での具体例】
・日本人の親御さんに話した後、外国籍の親御さんの方に視線と体を向け直す。

・外国籍の親御さんの目をみて、ゆっくり、易しい日本語で話す。

このように、相手の状況に合わせて「視線の配り方」を少し意識するだけで、保護者側の「受け入れられている」「一緒に子育てを考えてくれている」という安心感がぐっと深まります。

「初めて話を聞いてもらえた」


学校での面談という短い時間の中で、なぜここまで「視線の配り方」が重要なのでしょうか。

通知表やプリントなどの資料ばかりに目線を向けたり、日本語が堪能な親御さん(または通訳の方)ばかりを見て話を進めたりしてしまうのが、面談でよくやってしまうことです。

その場にいるのに目が自分に向けられていないと感じる保護者は、「自分は無視されている」「自分は受け入れられていない」「自分は歓迎されていないかもしれない」と感じることがあるかもしれません。

だからこそ、一にも二にも、まずは「目を見る」こと。

言葉が完璧に通じなくても、しっかりと目を合わせて、うなずき、微笑みかける。

視線ひとつで、「あなたたちを歓迎しています」「大切なお子さんのことを一緒に考えたいです」というメッセージは100%伝わると信じています。

以前、私が日本語が堪能な日本人のご主人ばかりではなく、隣に座る外国籍のお母さんの目をじっと見てゆっくりと語りかけた時、そのお母さんが「先生が、私に初めて(話を)聞いてくれた」と、本当に嬉しそうに言ってくれました。

「受け入れられている」という安心感こそが、保護者との確かな信頼関係を築くための、何よりの土台になります。

心の壁が解けた、その次に・・・


視線を交わし、お互いにホッとする温かい雰囲気が作れたら、次はいよいよ「具体的な伝え方」への準備です。

次回(第2回)は、私が外国籍の保護者により理解してもらえるように意識していた伝え方についてお伝えします。

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