せっかく伊勢神宮に行くなら、少しだけ歴史を知ってから行きませんか。
今日、伊勢神宮に行ってきました。
平日だったため、混雑はしてなかったですが、さすがの観光客の数でした。
同世代の若い方もすごく多かったです。
ただ少し思ったことがありました。
それは、
「伊勢神宮のことをどのくらい知っているのだろう」
「ただの有名な観光地として行っているだけになっていないかな」
「おかげ横丁でご飯食べることがメインになっているのかな」
ということです。
せっかく伊勢神宮に訪れるなら少しでも歴史を知って、楽しくお参りしてもらえたらなとこの記事を書きました!
そもそも、伊勢神宮ってどんな場所?
まず知っておきたいのが、正式には「伊勢神宮」ではなく、単に**「神宮」**と呼ばれているということ。
「伊勢神宮」や「お伊勢さん」という呼び方が一般的ですが、神宮は内宮・外宮を中心とした125のお宮の集合体です!
その中でも中心となるのが、
皇大神宮(内宮)
豊受大神宮(外宮)
の2つ。
内宮には、天照大御神が祀られています。
天照大御神は太陽にも例えられる神様で、皇室の御祖先の神とされています。
そして内宮のご神体とされているのが、三種の神器の一つである八咫鏡です。
一方、外宮に祀られているのが豊受大御神。
天照大御神のお食事を司る神様で、衣食住や産業の守り神とされています!
約2000年前、なぜ伊勢だったのか?
では、なぜ天照大御神は伊勢に祀られることになったのでしょうか。
ここには、神話と歴史が重なった物語があります。
神宮の公式サイトによると、天照大御神のご神体である八咫鏡は、もともと皇居で祀られていたとされています。
その後、第10代崇神天皇の時代に皇居の外で祀られるようになり、第11代垂仁天皇の皇女である**倭姫命(やまとひめのみこと)**が、天照大御神を祀るのにふさわしい場所を求めて各地を巡ったと伝えられています。
そして、約2000年前に選ばれたのが伊勢でした!
今日、僕が歩いたあの伊勢の地は、ただ「有名だから神社が建った場所」ではありません。
長い旅の末に、天照大御神の鎮座地として選ばれた場所だったんです。
そう考えると、今日歩いた参道の見え方も少し変わってきますね!
内宮だけじゃない。「外宮」も大切だった
伊勢神宮について調べるまで、僕は「伊勢神宮といえば内宮」というくらいの認識でした。
でも、外宮も非常に重要な場所です。
内宮が約2000年の歴史を持つのに対して、外宮は約1500年の歴史があります。
外宮に祀られている豊受大御神は、天照大御神のお食事を司る神様。
そして伊勢神宮には、古くから**「お伊勢参りは外宮から」**という習わしがあります。
つまり、伊勢神宮を参拝するなら、
外宮 → 内宮
という順番にも意味があるんです。!
実は「125のお宮」からできている
さらに驚いたのが、伊勢神宮は一つの神社ではないということ。
内宮・外宮に加えて、
14の別宮
43の摂社
24の末社
42の所管社
があり、合計すると125社になります!
つまり「伊勢神宮に行く」という言葉だけでは、実はその広さや規模を表しきれていません。
僕が今日見てきたものも、その大きな神宮のほんの一部。
江戸時代には「一生に一度はお伊勢参り」
伊勢神宮が特別なのは、現代だけではありません。
平安時代末期頃から参拝者が増え、江戸時代になると街道沿いに宿泊施設や茶店などが整えられ、全国から多くの人が伊勢を目指すようになりました。
そして大流行したのが、「おかげ参り」。
「一生に一度でも」と歌われるほど、伊勢参りは庶民にとって憧れの旅になっていたそうです。
今でこそ、車や電車で気軽に伊勢へ行けます。
でも昔の人たちは、何日もかけて伊勢を目指していた。
そう考えると、伊勢神宮が日本人にとってどれほど特別な場所だったのかが、少しだけ分かる気がしますね!
約1500年間、毎日続いていること
伊勢神宮では、年間約1500回ものお祭りが行われています!
その中でも、神様のお食事である**「神饌(しんせん)」をお供えするお祭りが、約1500年間、毎日続けられている**そうです!
「有名な神社だから、たくさんの人が参拝する場所」
僕は最初、そんなイメージしか持っていませんでした。
でも実際には、観光客が来るずっと前から、そして観光客が帰った後も、毎日の営みが続いている。
伊勢神宮のすごさは、建物や歴史の長さだけではなく、今も続いていることなのかもしれません!
「知らずに行く」のが悪いわけじゃない
ここまで調べてみて、今日の自分の参拝を少し振り返ってみました。
正直、もっと歴史を知ってから行けばよかったと思います。
でも、だからといって「何も知らずに行くのはダメ」とは思いません。
実際、今日その場に立ったからこそ、
「ここってどんな場所なんだろう?」
と思って、帰ってから調べようと思えたからです。
今日見た景色を思い出しながら歴史を知ると、
「この場所にはこんな意味があったんだ」
と、少しずつつながっていく感覚があります。
たぶん、これも旅の面白さなんだと思います!
