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【25療養の記録】ステロイド服薬#18 眠れない朝に見つけたアルタイル



ステロイド服薬18日目。
明け方。
東の空にアルタイルがいるらしい。
地平線のあたりが、わずかに白みはじめていた。


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ここのところ、眠れない。
夜明け前、3時間は眠れたけれど……。
目が覚めてからは、もう戻れなかった。

眠れない朝、
頭の中だけが忙しい。

頭の中で、またマイクラでも始めようか。
家を建てたり、採掘をしたり。
けれど今朝は、思考がとっ散らかって何もできない。

何を考えていたのかも思い出せない。
ただ、癒しではなく、疲れる類のものだったことだけは確かだ。


もう十分横になっていた。
起きようか。

その前に、カーテンを開けてみる。

瑠璃色の空が、あまりにもきれい。
ベッドの上で膝を立てたまま、布団にくるまり東の空を眺める。

✴︎

強度近視の私には、星ははっきり見えない。
だから、形ではなく「気配」を見る。

東の空に、光を感じた。
輪郭はない。
ただ、そこに“ある”とわかる光。


昔、調べたことがある。
強度近視でも星を感じられるのは、網膜が光のエネルギーを拾っているからだと。

それ以来、ふと光を感じると
「きっとそこに星がある」と思うようになった。

調べてみると、アルタイルだった。
それがそうなのかはわからないけどそういうことにした。

無になって眺める。

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やがて空は白みはじめる。
ウォーキングする人。
散歩する人。
一日が始まっていく。

日の出を見た。

さあ、動こう。

眠れなかったことも、
とっ散らかった思考も、
消えたわけではない。

それでも。

東の空に光を感じて、
ただ眺めていた時間があった。

はっきり見えなくてもいい。
感じられる光があるなら、それで十分だ。

眠れない朝にも、
ちゃんと光はある。

アルタイルは、静かにそこにいた。



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体の記録
坐骨神経痛によるものだった左足裏だけだった痺れは、今は両足裏に広がっている。

左手首は、皮膚の奥からヒリヒリとした感覚。
時折、焼けるような刺激。
押さえると痛むが、見た目に変化はない。

変わらず不眠。


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