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なぜ麻辣湯はこんなに流行った?配達中に「3,000円超えの注文」を見て気づいたこと

どうも、無一文です。

最近、配達をしていて気になる料理があります。

麻辣湯(マーラータン)です。

正直、最初はこう思っていました。

春雨のスープでしょ?

ところが、配達の注文金額を見ると驚きます。

私が現場で見る範囲では、一人分と思われる注文でも3,000円前後
多いときは、5,000円近い注文を見ることもあります。

もちろん、これは麻辣湯全体の平均客単価ではありません。

あくまで、私が配達現場で実際に見ている注文の話です。

それでも気になりました。

なぜ、人はスープ料理にここまでお金を払うのか。

調べてみると、麻辣湯が流行った理由は、単に「辛くておいしいから」だけではなさそうです。



2026年上半期の食トレンド大賞は「麻辣湯」

2026年上半期の「トレンド料理ワード大賞」で、大賞に選ばれたのが麻辣湯でした。

専門店だけでなく、カップ麺や冷凍食品、コンビニ商品にも広がっています。

そして、人気の大きな理由として挙げられているのが、

好きな具材を自分で選べること。

野菜、きのこ、肉、団子、豆腐、麺。

さらに、辛さやスープまで選べる店もあります。

つまり、店に入った時点では、

自分の麻辣湯は、まだ完成していません。


食べる前から、もう楽しい

普通のラーメンなら、完成されたメニューから一つを選びます。

でも麻辣湯は違います。

今日はキクラゲを多めにしよう。
野菜も入れたい。
肉は少し。
辛さは2。
やっぱり団子も追加。

自分で一杯を作っていく。

考えてみれば、食べる前から体験が始まっています。

客は、ただ注文する人ではありません。

料理を完成させる参加者になっている。

ここが、普通の春雨スープとの大きな違いだと思いました。



なぜ3,000円を超えても注文されるのか

麻辣湯は、選んだ具材の重さや数によって価格が上がります。

選んでいるうちに、

あれ、思ったより高い。

となることもあるでしょう。

でも、その一杯に入っているのは、すべて自分が選んだものです。

キクラゲを入れたのも自分。

肉や団子を追加したのも自分。

辛さを決めたのも自分。

同じ3,000円でも、

店が決めた3,000円の商品

と、

自分で好きなものを選んだ結果、3,000円になった商品

では、受け取り方が違うのかもしれません。

私はこれを、

「納得感のある高単価」

だと感じました。


安くするだけが、店を救う方法ではない

配達をしていると、飲食店の厳しさを感じることがあります。

注文が少ない。

客単価が低い。

料理代のほかに、容器代や配達に関わるコストもかかります。

もちろん、私は店の経営数字を見ているわけではありません。

麻辣湯なら必ず儲かる、と言うつもりもありません。

ただ、現場を見ていて思うことがあります。

安く売り続けるだけでは、お店も苦しくなる。

だからこそ、

高くても客が納得する理由を作ること

が大切なのではないでしょうか。

麻辣湯は、単純に価格を上げているわけではありません。

  • 好きな具材を選べる

  • 辛さを変えられる

  • 毎回違う一杯を作れる

  • 選ぶ時間そのものを楽しめる

価格と一緒に、体験の価値も上げている。

だから高単価でも、「高いだけ」で終わりにくいのだと思います。



麻辣湯が売っているもの

麻辣湯が売っているのは、春雨スープだけではありません。

自分で選ぶ楽しさ。

自分だけの一杯。

誰かに話したくなる体験。

同じ店で食べても、人によって完成品が違います。

だから、

何を入れた?
辛さは何番?
次はそれを入れてみたい。

という会話も生まれます。

客自身が商品の話を始める。

これも、麻辣湯の強さなのかもしれません。


まとめ

最初、私は麻辣湯を

辛い春雨スープ

くらいに考えていました。

でも調べてみると、流行した理由はもっと深いところにありました。

人は、料理だけではなく「選ぶ体験」にもお金を払っている。

そして配達現場で、3,000円、5,000円近い注文を見るたびに思います。

高いから売れないとは限らない。

高くても、客自身が価格に納得できれば注文される。

安くすることだけが、お店を救う方法ではありません。

納得感のある高単価を作ることも、お店を救う一つの方法なのかもしれません。

次に麻辣湯を配達するときは、注文金額だけでなく、

その一杯に、どれだけの「選ぶ楽しさ」が詰まっているのか

を想像してしまいそうです。

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