海外にいて思う未来のために今できること
未来のためにできることは、実はとてもシンプルなのかもしれない。
私たちはいつの間にか、「未来とは輝かしいものでなければならない」と考えるようになった。けれども、未来をまぶしいものとして定義すればするほど、今の自分と理想を比較し、憂鬱になり、落胆してしまう。明るい未来を思い描かなければならないというプレッシャーが、かえって未来を見ることを苦しくさせているのではないだろうか。未来を信じる気持ちが、努力や集中力を手助けするかもしれない。しかし、今と過去では違うように思える。私たちは冷めているし、すかしている。それは多くの情報がもたらした。
もっと考えなくてもよいのかもしれない。もっと情報を集めなくてもよいのかもしれない。心はなかなか満たされない。
だから一度、何も考えず、自分が本当に好きなこと、自分がしたいことに集中すればいい。とても難しいということはわかっているが。
その好きなことはシンプルでよい。好きな食べ物を味わう。好きな人や「推し」を応援する。好きな趣味に没頭する。それは、世間から見れば小さなことかもしれない。しかし、一日のうち、たった一分でも夢中になれる時間があれば、その一分は確かに自分を支えてくれる。
未来は、いつも輝いている必要はない。遠くまで見通せなくてもよい。今日、自分の好きなことに心を向けられたなら、それだけですでに未来のためになっている。
未来のためにできること。今この瞬間に、自分の心が少しだけ明るくなるものを大切にすることなのだと思う。

