私は、歪みが好きだ。
歪みは、
モノにも、
音楽にも、
人にもある。
きっと、
自分自身も歪んでいる。
それが良いことなのか、
悪いことなのか、
私にはわからない。
少し歪んだ花瓶。
激しく歪んだ音。
少しだけ歪んだ人間。
心から笑えない人。
怒れない人。
怒りを纏った人。
考えが歪んだ人。
歪みすぎた音は、
やがて潰れてしまう。
激しく歪んだ花瓶は、
もう本来の役割を果たせない。
けれど、
適度な歪みは、
どこか心地よかったりもする。
歪みは、
本当に不要なものなのだろうか。
もし答えがあるのなら、
高名な芸術家に聞いてみたい。
歪とは、何なのか。
