お気に入りに再会する旅|ひさしぶりの京都4泊5日②
後半の京都旅も、イノダコーヒ三条店や京都府庁旧本館内のcafe『salon de 1904』、東寺の弘法市や京都国立博物館の特別展『北野天神』など、去年の滞在中に訪れていた場所を再訪しました。
『イノダコーヒ三条店』でモーニング
次の日は、まず『イノダコーヒ三条店』へ。
コーヒーがおいしいのはもちろんですが、お店全体の雰囲気がすてきで、カウンターの中で働く方々の無駄のない所作は、つい見入ってしまいます。
半年ぶりに楕円形のカウンターに座ると、落ち着くすてきな空間だなあと改めて感じました。

提供してくれます

京都府庁旧本館内のcafe『salon de 1904』で一休み
イノダコーヒ三条店から京都御所西にある京都府庁旧本館まで、ゆっくり散歩しました。
重要文化財でもある旧本館の一室が『salon de 1904』です。
店内のテーブルや椅子は、府庁時代に使われていたものだそう。赤い絨毯と重厚なアンティーク家具がとてもすてきでした。
暑い日だったので、アイスコーヒーをいただきながら、気品ある空間でゆっくり過ごしました。


旧本館の中庭へ
春には桜を見にたくさんの人が訪れますが、この日は誰もいませんでした。
ツツジと青もみじの美しい庭を独り占めです。
風の音と葉擦れ、小鳥のさえずりが聴こえるなか、しばらく中庭を眺めていました。




いつものお店へ
滞在中によく立ち寄っていたお店にも行ってみました。
『京の飴いしざき 御所乃石本舗』では、いつものハッカ飴を。
一時休店していた『京御菓子司 亀屋博永』は再開されていて、お店のおじいちゃんのお顔が見られ、ほっとしました。
『京あられ 東坂米菓』では、残念ながらお店のお母さんにはお会いできなかったので、また次のお楽しみです。
『林龍昇堂』では、お気に入りのお香「京之花」を購入しました。
久しぶりに訪れたお店の方々がお元気そうで、それだけでうれしい気持ちになりました。
初日にイベントで飲んで気に入った日本酒「伊根満開」を探してみたのですが、見つからなかったのが少し残念でした。

ハッカ飴が大好きです

『京御菓子司 亀屋博永』のわらび餅は
柔らかさが絶妙です


お香「京之花」がお気に入りです
東寺の弘法市へ
21日は東寺の弘法市へ。
境内には植木や骨董品、古着、屋台などたくさんの露店が並びます。
地元の方と観光客でにぎわう境内を、お店をのぞきながら歩いているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。



植木や花などもたくさんありました
京都国立博物館の特別展『北野天神』へ
京都国立博物館で開催中の特別展、『北野天神』を観に行きました。
絵巻物は当時の人々の暮らしぶりが描かれていて、ちょっとユーモラスで心の中でクスッと笑ってしまったり、地獄の世界の表現には、思わず見入ってしまいました。
なかでも「鬼切丸(髭切)」と「膝丸(薄緑)」の刀の輝きは、周囲の空気まで変えてしまうようで、ちょっと怖さを感じる不思議な存在感でした。
博物館を出ると、庭のツツジがちょうど見頃でした。


平成知新館

中は非公開です

夜は居酒屋『へそ』へ
帰り道に、滞在中にも行ったことのある居酒屋『へそ』で夕飯をいただくことにしました。お店は活気があって、地元の方が多いような感じです。
たけのこのお造りや天ぷら、ホタルイカの酢味噌和えとビール。
春の味を楽しみながら、京都最後の夜を過ごしました。


北海道と京都は遠く、4泊5日の旅でも、ゆっくり過ごせたのはほんの数日でした。「もう少しいたいな」と思いながら、翌日、北海道への帰路につきました。
今回の京都旅は、観光地をたくさん巡ったわけではありませんでしたが、会いたかった景色やお店、人たちに会うことができました。
新しい発見を求める旅もいいけれど、好きな場所に再会する旅も楽しいですね。
違う季節に、またゆっくり京都を歩けたらと思います。
