WISCの結果、数字だけ見ていませんか?——4つの指標が教えてくれたこと
発達検査(WISC)を受けると、「IQ◯◯」という数字が出ます。
うちの次男も受けました。
小学1年のとき、全体のIQは「85」。
正直、その数字を見たときは、少し落ち込みました。
でも、今ならわかります。
その1つの数字だけを見ても、あまり意味がなかったということが。
WISCは「4つの力」に分かれている
WISCの結果は、全体のIQだけじゃなく、4つの指標に分かれています。
言語理解(言葉で理解・表現する力)
知覚推理(目で見て考える力)
ワーキングメモリ(聞いて覚える力)
処理速度(すばやく作業する力)
次男の小1のときの数字は、こうでした。
言語理解86、知覚推理82、ワーキングメモリ103、処理速度83。
全体は85でも、ワーキングメモリだけ103。
つまり「聞いて覚える力」は、平均よりむしろ高かったんです。
数字は「優劣」じゃなく「取扱説明書」だった
この凸凹がわかってから、関わり方が変わりました。
次男は「聞いて覚える」のが得意。
だから、文字で教えるより、口で説明したり、読み聞かせたり、耳から入れる方法が効きました。
逆に、処理速度はゆっくりめ。
だから、急がせない。「早くして」を言わない。
数字は、できる・できないの優劣じゃなくて、
「この子はこう関わるとうまくいくよ」という、取扱説明書だったんです。
5年後、数字は上がったけれど
小学5年で、もう一度WISCを受けました。
全体のIQは、85から113に。
言語理解は86→115、知覚推理は82→113。
たしかに、数字は大きく伸びました。
でも、振り返って思うのは——
いちばん大事だったのは「数字が上がったこと」じゃなくて、
あの凸凹の形を、早くに知れたことでした。
得意を活かして、苦手は無理させない。
それを続けられたのは、4つの指標が「地図」になってくれたからです。
結果の数字に、一喜一憂しているお母さんへ
WISCを受けようか迷っている人。
結果の「IQ」という数字に、落ち込んでいる人。
どうか、全体の数字だけで判断しないでください。
大事なのは、平均点じゃなく、
4つの指標が教えてくれる、その子だけの地図です。
その地図さえあれば、関わり方は、きっと見えてきます。
WISC(発達検査)の見方や、次男のIQが伸びた5年間のことは、ブログにまとめています。
▶ https://hattatukyoudaitohaha.com/hattatsu-wisc-iq-matome-pillar/
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