家建てるのに必須ソーラーパネル
2025年4月から東京都や川崎市などの新築住宅で太陽光パネルの設置が義務化されます。

これは大手ハウスメーカー(年間供給延べ床面積2万平米以上)に設置義務が課されるもので、一般的な家庭への罰則はありません。
設置により電気代の節約や災害時のレジリエンス向上が期待できる一方、初期費用は約120万円〜(4.5kW程度)が相場です。

いつから?:
2025年4月より、東京都や川崎市などで新築建物への太陽光パネル設置が義務化。
誰に義務が?:
住宅購入者ではなく、一定規模のハウスメーカー(事業者)に義務付け。
対象:
2025年4月以降に建築される新築の住宅(床面積2,000㎡未満など、自治体ごとの基準あり)。
免除:
屋根が日陰になるなど、設置が適さない場合は免除されるケースもある。
屋根の面積や北向きなどの理由で設置を免除されるケースもあります。
太陽光パネル設置の義務は住宅の持ち主である一般家庭ではなく、家を建てるハウスメーカーなどに課せられたものです。
ハウスメーカーは延べ床面積2,000平方メートル未満の新築住宅を対象に、以下の内容を報告するよう義務付けられています。
太陽光パネルなどの再生可能エネルギー設備を設置できる住宅の供給数
地域ごとに日当たりの条件に応じた係数
一棟あたり2kwとする基準量を掛け合わせて算出された発電量の目安の達成状況

太陽光パネルを設置するメリット・デメリット

メリット:
電気代削減: 自家消費により電気料金を節約可能。
災害・停電対策: 停電時にも電気を使えるため、レジリエンスが高い。
環境貢献: 脱炭素社会への貢献。
デメリット:
初期費用: 4.5kWで約120万円〜143万円程度、蓄電池を合わせるとさらに高額。
投資回収: 元を取るのに10年〜15年以上かかる場合がある。
メンテナンス: 3〜4年ごとの定期点検(売電する場合)やパワコン交換が必要。

検討ポイント
長期的に住む予定があり、日当たりが確保できる場合はメリットが大きいです。
また、補助金を利用することで初期費用を抑えることが可能です。

家庭用太陽光パネルを設置することになった場合、設置の費用は各住宅の所有者が支払うことになります。2023年の家庭用太陽光パネルの本体価格は1kWあたり平均25.9万円(税込)、一般的な家庭が取り付ける太陽光パネルの設置容量は3~5kWですので、相場は以下の通りです。
3kW:77.7万円
4kW:103.6万円
5kW:129.5万円
また、太陽光パネル本体の費用とは別に設置費用が必要であり、家庭用太陽光パネルの設置費用の相場は1kWあたり5~7万円見ておきましょう。
設置容量に応じた設置工事費用の相場は、以下の通りです。
3kW:15~21万円
4kW:20~28万円
5kW:25~38万円
家庭用太陽光パネルの購入費用と設置費用を合わせると、概ね90~170万円ほどかかる計算になります。
太陽光発電は売電できる?
自宅の太陽光パネルで発電した電気は売ることが可能です。
売電価格は太陽光パネルの設置容量によって変わります。
<2025年度の売電価格>
10kW未満:15円/kWh
10~50kM未満:10円/kWh
50~250kW未満:9.5円/kWh
(すべて税抜き)
家庭での設置容量は10kW未満なので15円ということになります。
日本の平均的な年間発電量は容量1kWにつき1215kWですので、容量5kWの太陽光パネルを設置している場合は6075kWhが平均です。
そして発電した電気のうち売電されるのは平均68.8%というデータがあります。
つまり、容量5kWhの太陽光パネルを設置した家庭の年間売電収入は62,694円という計算です。
ただし、売電価格は年々下がってきており、今後さらに下がる可能性があります。
なお、2026年度以降はFIT制度の見直しが予定されており、買取価格が段階的に引き下げられる「階段型」の新制度が導入される見込みです。
売電価格や買取条件が変更される場合があります。
最新情報は資源エネルギー庁のウェブサイトをご確認ください。

