国旗損壊罪とセクハラで訴えられることって、同じじゃない?
あまり主義主張や思想の入った投稿をするべきではないと、基本的には考えている。
なので、これはただの疑問文です。
国旗損壊罪が施行されても、誰も困らなくない?
だって、日本国旗を損壊しなければいいのだから。
そこに「表現の自由を侵害する」という反論がある。
でも、国旗に限らず、世の中には「言っていいこと、悪いこと」「やっていいこと、悪いこと」がたくさんある。
「表現の自由」を理由に、誰かを誹謗中傷したり、攻撃したり、物を壊したりしていいわけではない。
表現の自由があっても、人を傷つけてはいけないということは、はるか昔から変わらない。
反対する理由として表現の自由を持ち出すのには無理がある。
そして、もう一つよく聞く反論がある。
「処罰対象の線引きが曖昧だ」
確かに、法律の線引きが曖昧になることには注意が必要だと思う。
でも、ちょっと別のことで考えてみたい。
セクハラだ。
例えば、おじさんは「スキンシップとコミュニケーション」だと思っている。
でも、やられた側は不快だった。
おじさんがどういうつもりだったかは、正直関係ない。
もちろん、「相手が不快に感じた」と言えば何でもセクハラになる、という話ではない。
行為の内容や、その場の状況、関係性など、客観的な事情も含めて判断される。
そして、悪質な性的行為であれば、セクハラという職場上の問題にとどまらず、刑法上の犯罪になる場合もある。
ここで、おじさんが、
「セクハラの処罰対象の線引きが曖昧だ!」
「自分はコミュニケーションのつもりだった!」
「表現の自由がある!」(?)
と言い始めたら、どうだろう?
たぶん、今の時代、それは通用しない。
今はそんな時代じゃない。
おじさんたちは我が身を守るために、
「これ、セクハラと思われないかな?」
と考えて行動するようになっている。
つまり、
「線引きが曖昧だから、そんなルールはおかしい」
とはならない。
むしろ、
「線引きが難しいからこそ、疑われるようなことをしない」
という方向に考えなきゃいけない。
国旗損壊罪についても、同じように考えられないだろうか。
国旗を損壊したら、何をしても即犯罪になる、という法律ではない。
公然と、国旗を著しく不快・嫌悪させるような方法で損壊、除去、汚損することが対象になる。
そこには当然、具体的な状況を踏まえた判断が必要になる。
だから、
「処罰対象の線引きが曖昧だ」
という指摘自体は分かる。
でも、
「線引きが曖昧だから、表現の自由を侵害する法律だ」
とまで言えるのだろうか?
セクハラだって、すべてのケースを一つの明確な線で切れるわけではない。
相手との関係性、場所、言動、状況によって判断される。
それでも、
「線引きが曖昧だから、セクハラという考え方自体がおかしい」
とは、今さらならない。
だから私としては
「人間関係を良くするためのコミュニケーションだった。セクハラではない」
と言っているおじさんと、
「表現の自由だ。国旗損壊罪は線引きが曖昧だ」
と言っている人。
なんとなく、どちらも残念な感じだ・・・
国旗損壊罪とセクハラで訴えられることって、同じじゃない?
これはあくまで個人的な感想。
残念だが、残念ながら、
若いイケメンが同じことをしても、相手との関係性や状況によってはセクハラにならないこともある。
一方、相手が不快に感じるような行為であれば、年齢や本人の意図に関係なく問題になることもある。
「相手を不快にさせたかどうか」という部分には、どうしても曖昧さが残る。
時には、理不尽に感じることもあるだろう。
でも、それが現実であり、今の世の中だ。
だからこそ、自分から「疑われるようなこと」をしない。
これは、そんなに難しいことだろうか。
・パートナーのいる異性と二人きりになったら、浮気を疑われる。
・階段でスマホを持っていたら、盗撮を疑われる。
・国旗にイタズラをしたら、国旗損壊罪に問われる可能性がある。
~ 李下に冠を正さず ~
疑われるようなことをしなければ、少なくとも自分からリスクを背負う必要はない。
国旗を傷つけなければいい。
国旗損壊罪が施行されても、誰も困らなくない?
それでもなお国旗を傷つけて表現したいことがあるのだろうか。
別の方法でよくない?

