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【リフィル沼】G2規格│ジェットストリームSXR-600の登場前後で変わった世界

リフィル解説シリーズです🖋
これまで、C-300系や4C(≠D1)規格についてなど書いてきましたが、今回はG2規格についてです🖋

過去のリフィル解説はこちら



G2規格は「高級ボールペンの世界」だった

パーカー互換や国際規格と呼ばれるG2規格。

現在では当たり前のようにジェットストリーム化されていますが、実は2018年以前、その世界は今とはまったく違いました。

当時のG2規格ユーザーは、

  • パーカー純正

  • シュミット EasyFlow 9000

  • モンテベルデ

  • フィッシャー

といったリフィルを選ぶのが一般的でした。

高級ボールペンの軸は魅力的。
しかし書き味はジェットストリームに慣れた日本人にとって必ずしも満足できるものではありませんでした。

「この軸にジェットストリームが入ればいいのに」

そんな願いは、多くの文具好きが抱えていた共通の悩みだったのです。



ジェットストリーム化は改造文化だった

SXR-600登場前。

パーカージョッターやロットリング600をジェットストリーム化するには工夫が必要でした。

4Cリフィルをアダプターを使いG2規格に変換するのが主流でした。



2018年、SXR-600が登場する

転機となったのは2018年。

三菱鉛筆はジェットストリームプライム向けに、国際規格G2に準拠したSXR-600を発売しました。


文具好きたちの反応はシンプルでした。

「ついに来た」

です。

これまで工夫しなければ実現できなかったことが、リフィル交換だけで可能になったのです。



G2規格の価値が逆転した

SXR-600以前。

ボールペン選びは、

「好きな軸に我慢して使うリフィル」

でした。

SXR-600以後。

ボールペン選びは、

「好きな軸にジェットストリームを入れる」

へ変わります。

つまり主役が軸になったのです。

パーカー
ロットリング
LAMY
カランダッシュ
モンブラン互換軸

これらは高級筆記具としてだけでなく、

「ジェットストリームのガワ」

として再評価されるようになりました。



G2規格は日本市場でも市民権を得た

以前の日本では、

G2規格は海外高級ボールペンの規格

という印象が強かったと思います。

しかしSXR-600登場後は、

「ジェットストリームが使える規格」

へと認識が変化しました。

実際、現在でもG2規格対応ボールペンを紹介するとき、

互換リフィルの代表例として真っ先に名前が挙がるのはSXR-600です。



SXR-600が変えたのはリフィルではなく自由だった

SXR-600が革新的だった理由は、

ジェットストリームが使えるようになったことではありません。

好きな軸と好きな書き味を両立できるようになったことです。

それまでトレードオフだった

「デザイン」
「所有欲」
「書き味」

を同時に満たせるようになりました。

G2規格の歴史を語るなら、

SXR-600登場前と登場後で時代を分けても大げさではない。

私はそう思っています。



──オマケの有料記事──


PILOTアクロインキ派の方必見、アクロインキをG2に変換する方法2つです。

まずひとつは、D1リフィルをアダプターでG2に変換するやり方です。

ただ、このやり方だとD1規格のインク量なので、交換までが早いです。

そこでBRFN-30芯をG2規格に簡単に変換(改造)する方法を書きます。


有料記事部分は、ほんとに少ししかないけど、貴重な情報です。

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