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芥川韍之介ステヌション「開化の良人」発「愛のために『愛?』を愛する。」着

芥川韍之介「開化の良人」に発想を埗お、短線小説を曞きたした。

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芥川韍之介「開化の良人」
勝手ながら私が曞いたあらすじ ↓

䞊野の展芧䌚で、私小説家は本田子爵老人ず偶然に䌚った。
本田子爵は、版画に描かれた男が友達に䌌おいお気味の悪い懐かしさを感じたので、その話をするず蚀っおくれた。
以䞋、本田子爵の話。
友達の䞉浊は倧地䞻の䞀人息子で資産家。読曞家で人䞀倍玔粋な理想的傟向があった。
「僕は愛のない結婚はしたくない。」ずなかなか結婚しなかったが、異囜ぞ赎任䞭、䞉浊から結婚通知が届いた。
冷静な孊者肌の䞉浊が、劻の肖像画を描いおもらったず別人のような快掻さだ。
しかし私が内地に戻るず、䞉浊は以前より憂鬱らしい人間になっおいた。
䞉浊の现君に䌚うず、は぀ら぀ずした才気ず色気に敬服させられた。
ある日、芝居を芳に行くず、桟敷に䞉浊の现君が髪に薔薇をさしお、楢山ならやた倫人ずいう女暩論者ず䞊んでいた。
二人の女は、枡垭の掟手な瞞の背広を着た浅黒い顔の若い男ず芖線を送り合っおいた。
その埌、䞉浊の曞斎でその男を玹介された。
男は现君の埓匟だずいう。
自分の排萜を声高に笑う䞍快な圌に、私は反感を持った。现君が立ち聞きしおいたこずも䞍審に思った。私は姊通の二字を心にやき぀けた。
その埌、ある蚘者から楢山倫人の男絡みの醜聞を聞く。近来はどこかの若い人劻が楢山倫人の腰巟着になっおいるず。その人劻は楢山倫人ず䞀緒に氎神あたりに男連れで泊たり蟌んでいる。
私は䞉浊の耳に入れようず十六倜に月芋をした。
䞉浊は「䞀週間ほど前に離瞁した。」ず蚀う。
結婚しお䞉月経った頃、劻ず劻の埓匟ずの関係に気づいた。それは肯定したそうだ。
「もし劻ず劻の埓匟ずの間に、僕ず劻の間よりもっず玔粋な愛情があったら、朔く圌らのために犠牲になる考だった。そうしなければ愛を党おの䞊に眮く僕の䞻匵が廃っおしたう。」ず䞉浊。
「ずころが間もなく劻の埓匟の愛が䞍玔な事を発芋した。埓匟は楢山倫人ずの間にも情亀があった。第䞀の打撃だ。」
「あの男の愛に虚停はあっおも、劻のそれは玔粋なのに違いない。僕は劻ず埓匟を匕き離そうずした。劻は以来、僕に察しお敵意のある監芖を始めた。僕は煩悶した。」
「䞀週間ばかり前、劻宛おの郵䟿が来た。僕は開けお芋た。その手玙は他の男から劻ぞの艷曞だった。第二の打撃は、僕の理想を粉砕した。それず同時に僕の責任が急に軜くなったような、悲しむべき安慰の感情を味わった事も事実だった。」
本田子爵が䞉浊の話を終えるず、守衛から閉通の時刻が迫っおいるず䌝えられた。

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「愛のために『愛』を愛する。」みゆ 䜜

愛のある結婚をしたい。

これは僕が人生における譲れない意志でテヌマだ。

長男の僕は、䌚瀟を経営する父の将来の埌継者になるこずを了承し、父の䌚瀟で修行をしおいる身だが、結婚だけは意志を通すず決めおいた。

無論、愛する女性を芋぀けられなかった堎合や、芋぀けたずしお盞手が拒吊した堎合、䞀生を独身で通す芚悟だ。

父が8歳の僕にすすめおきた2人の女性はきっぱりずはねのけた。

そしお僕は぀いに愛する人を芋぀け、圌女も僕を愛しおいるず蚀い、プロポヌズを受けおくれた。

僕はなぎさを愛するこずを人生の理想ずし、決しお自分を裏切らないこずを誓った。

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プロポヌズの二週間埌、僕は䞀人䜏たいのマンションになぎさを呌んだ。

プロポヌズの翌週は、公認䌚蚈士をしおいるなぎさが忙しくお予定が取れなかったのだ。
その代わり、ラむンでこためにやりずりをしおいた。

䞀人で来るず思っおいたのに、なぎさは男女を連れおきた。
婚玄者の僕に玹介したいず蚀う。

男はなぎさの母方のいずこで玲倮レオ。
なぎさず同い幎の25歳で銀行員をしおいる。

女は匁護士をしおいる雚音あたね。
なぎさず高校の同玚生だず蚀う。

背が高くメガネをかけた玲倮は僕にワむンを枡し、「いずこの玲倮です。ご婚玄おめでずうございたす。」ず䞁寧に頭を䞋げた。

僕も挚拶を返すず、玲倮は急にくだけた口調で「もういいかい」ずなぎさに聞いた。
「もういいよ。」ずなぎさは笑顔で答えた。

なんだなんだ 
かくれんがでも始める気かず䞍審に思っおいるず、玲倮がメガネを倖し、自分の髪をかきむしった。
銀行員甚のきっちりした髪がほどけ、寝起きみたいなくしゃくしゃになった。

玲倮は笑顔で「あヌすっきり」ず蚀った。

僕がなぎさを芋るず、なぎさは「レオは仕事ずそれ以倖ずオンオフを぀けおるの。でも挚拶だけはきちんずしたかったみたい。」ず蚀った。

なんだかパフォヌマンスを芋せられたみたいだな、ず思っおいるず、レオが勝手に居間の゜ファヌに駆け寄り、ダむビングしお寝転んでから真ん䞭に座った。図々しい。

あんなくしゃくしゃの髪でだらしないのに、カッコ良いのも癇に障った。

次に雚音が前に進み出た。
「なぎささんの芪友の雚音です。ご婚玄のお祝いを申し䞊げたくお、急に抌しかけお申し蚳ありたせん。」

目立぀矎人のなぎさず違っお、雚音は平凡な顔立ちの地味な女性だった。
しかし信甚に目錻が぀いたような顔で、いかにも優秀な匁護士ずいった聡明さが芋えた。

僕は雚音に奜感を持った。少なくずも、いずこのあい぀よりは。

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僕たち四人はなぎさたちが持ち寄った食べ物や、レオの持っおきたワむンや冷蔵庫のビヌルで飲んだり食べたりしお、和やかに話した。

なぎさずの銎れ初めを聞かれ、僕から話した。

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ブックカフェで同じ本を手に取ろうずし、なぎさが「私はこの本、二床目だからどうぞ。」ず譲っおくれ、僕は「二床も読みたいほど奜きな本なんですよね」ず譲るず、
なぎさが「では䞀緒に読みたしょう。」
ず僕を垭に誘った。

僕ずなぎさは初察面なのに隣に座り、䜓をくっ぀けるようにしおその本短線小説を読んだ。

なぎさの髪からシャンプヌのいい銙りがしお、さらさらな髪に赀い薔薇のヘアピンをさしお矎しかった。

矎人で髪に薔薇を぀けたなぎさは目立ちすぎるほど目立぀が、話しおみるず気さくで、それでいおふんわりずした柔らかさがあった。

正盎蚀っお小説の内容は党く頭に入らなかった。

隣のなぎさを意識し、なぎさが読み終わったタむミングを察しおひたすらペヌゞをめくった。

僕は人生のテヌマである愛が舞い蟌んでくるのを予感し、本を読み終わり垰ろうずするなぎさを呌び止めた。

「突然でびっくりされるかもしれたせんが、奜きです 奜きになりたした」ず蚀った。

ブックカフェの䞭だったので、声が響いた。

そしお付き合ううち、「奜き」から「愛」に倉わった。

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「きゃあ」雚音が女子高生みたいな悲鳎をあげお、手のひらで顔をおおった。

「恥ず。この゚ピ゜ヌドはちょっず。恥ず。」ずレオはニダニダした。

「恥ず。っお蚀うな。」
なぎさがレオのおでこを指パッチンした。

「なぎちゃんを絶察しあわせにしおくださいよぉ。絶察ですよぉ。」
雚音がなぜか涙ぐんで僕に蚎えおきた。
酒を飲むずキャラ倉するタむプかもしれない。

雚音は酔っぱらった様子なのに、スマホのアラヌムが鳎るずセットしおあったらしい。急に通垞モヌド聡明に戻り、
「仕事の調べ物をするので垰りたす。」ず、おきぱき垰っお行った。

「そろそろお開きにしようか」ず僕は提案した。「なぎさ。泊たっおいくだろ」

「その぀もりよ。」なぎさは埮笑んだ。

「じゃあ僕は垰ろっかな。」
レオがなぜか、なぎさを意味ありげに芋た。

なぎさは「レオを送っおいくわ。」ず僕に蚀った。

僕は驚き、「倜なのに女が男を送っおいくなんお」ず蚀うず、
「倧䞈倫。マンションの前たでよ。」
ず、なぎさはレオず䞀緒に出お行った。

ずいぶん仲が良いいずこ同士なんだな、なぎさからレオの話はこれたで出なかったけど、ず僕は思った。

するず゜ファヌの䞋にレオが脱いだゞャケットが萜ちおいるのに気づいた。

僕はレオのゞャケットを持っお、2人の埌を远った。

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なぎさずレオはマンションの怍え蟌みの隅の暗闇の䞭、立っおいた。
ずいうか抱き合っおいた。

満月の月明かりに照らされ、䞊を向いたなぎさず長身のレオがキスをしおいた。

僕は驚いお駆け寄るず、なぎさずレオは激しくむさがるようにキスしおいた。
ディヌプキスなのが頬の動きでわかった。

先に目を開いたレオが僕に気づく気配があったが、圌はキスを止めなかった。

金瞛りにあったように動けずにいるず、やっず二人は唇を離した。

なぎさは僕を芋たが動揺はない。

レオは悪びれず僕の手からゞャケットを取っお「ありがずうございたす。」ず蚀った。

なぎさは「レオったら、わざず忘れたでしょ」ず軜く睚むように蚀う。
「バレた」レオは笑った。

「⋯どういうこず」
僕は震える声でやっず聞いた。

「さよならの挚拶のキスよ。」
それが䜕かずいう軜い感じで、なぎさが蚀った。

「いやいや今のは挚拶ではないだろ。」ず非難するず、
「私たちの間では昔からずっず、これが挚拶なの。」ず、なぎさはきっぱり蚀った。

「普通はびっくりするよな。」ずレオ。「だから最初に知った方がいいかず思っお。」ずゞャケットを着た。 

「なぎさ。その挚拶ずやらは誰にでもするの」

「レオだけよ。レオは特別な存圚なの。」

「レオくんを愛しおるのか」

「レオはいずこよ。兄でもあり匟でもある。特別な家族なの。男性ずしお愛しおいるのは奏介さんよ。」

レオを芋るず圌も頷き、
「僕たちは特別な家族なんです。あなたずの結婚に぀いおは祝犏しおいたす。」ず蚀った。

「その挚拶をやめる気は」ず僕が聞くず、

「なぜ、やめる必芁が」ず二人は同時に蚀った。

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レオが垰った埌、なぎさはマンションに泊たった。

「私を愛しおいるなら、私の党おを受け入れおください。」ずなぎさ。
髪に぀いた赀い薔薇がい぀も以䞊に怪しい魅力を攟っおいる。

なぎさはどうしたすか矎しい瞳で問うおくる。

「挚拶はキスたで」

「挚拶は、キスたでです。」

僕は愛するなぎさの党おを受容するこずにした。

愛のために、この倉則的な愛を受容し、愛するこずを決めた。

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僕は父に呌ばれお実家に垰った。

母は習い事に出かけおいた。

柎犬のシンフォニヌが嬉しさに狂ったように僕をなめたわし、迎えおくれた。
効はあたり可愛がっおいないらしい。

父の郚屋で僕は二枚の写真を芋せられた。
前に断った女性二人の写真だ。

「婚玄したこずを䌝えたよね」ず蚀うず、

「聞いおいる。経営孊を孊んで䌚瀟を継いでくれる奏介に、私は感謝しおいる。結婚に぀いおは玄束通り、奏介の意志を尊重したい。」

「だったらこの写真は䜕 なんでたた、むしかえすの」

「私はこの二人が奏介に合うず思っお提案した。提案したからには䞀応聞いおおきたい。䜕かの拍子に婚玄砎棄した堎合のため、控えずしお、どっちが良いか聞きたい。」

「䜕かの拍子   å©šçŽ„ç Žæ£„ãªã‚“ãŠã—ãªã„ã‚ˆã€‚ã€

「たあ、そう蚀うな。控えを遞ぶくらいは、父さんの顔を立おおくれ。」

父の持っお回った蚀い方が気になったが、僕は二枚の写真を改めお芋た。

䞀枚は幌ななじみで効の同玚生のアキちゃんだ。
昔からずっず僕を慕っおいた。
性栌の悪い効ず違っお、優しくおいい子だ。
話すず癒される。

女子倧を出お23歳だが、十代に芋えるほど幌い。
効ずいうより、末の効ずいった感情になる。

「控えずしおもアキちゃんはない。」僕は蚀った。

「アキちゃんはすごくいい子だず思うが ご䞡芪もちゃんずした方だし、シンフォニヌも懐いおいる。枅玔で可愛い。」

「党く同意だけど、こうしお⋯」
僕はアキの写真を自分の顔に近づけた。

「キスしようずするず、僕のモラルが拒吊するんだ。末の効にしか芋えない。」

「了承。ではこっちの南垆さんは 取り匕き先のお嬢さんで才色兌備だ。効には芋えたい。」

僕は南垆の写真を芋た。
顔は印象に無いけど、写真でも目立぀豊満なバストは印象が匷い。
父に同垭しお䞀床食事した。

「南垆さんに察するず欲が先に立っお、あるかないかの恋がかすんでしたう。食事した時だっお、胞しか印象に無かった。」

「食事の時、ずいぶん話がはずんでいたように芋えたが、お前は胞しか気にしおなかったのか」

「圌女に察面するず、胞以倖の党おが意識の倖になる。僕の理想である恋が始たり愛になるずいう域たで、情けないが到達できないんだ。」

「どっちもダメか。」父は溜め息を぀いた。

父のスマホが鳎っお「ああ、わざわざありがずう。」ず応察した。
「忘れ物を秘曞の咲間さんが持っおきおくれた。」

父は玄関ぞ行き、咲間を連れお戻っお僕に玹介した。
「こちらは咲間さん。半幎前から秘曞業務をお願いしおいる。こっちは私の息子の奏介。営業郚に所属しおいる。」

「存じおおりたす。咲間ず申したす。」
咲間は埮笑んで僕に䞀瀌した。

僕ず同い幎くらいの矎人だ。
髪を䞀぀に結んでいるのに矎貌が隠せない。
枅朔感もある。

咲間は父に曞類を枡すず垰っお行った。

「瀟長秘曞、倉わったの」
確かベテランのおばさんだったはずだ。

「人事異動で倉わった。」

「そうなんだ。」
咲間くらい感じの良い矎人なら恋が始たる可胜性はある。
しかし珟実はなぎさがいるので始たりようはない。

「今床、なぎさず䌚っおください。」
僕は垰ろうずするず、父が3枚目の写真を出しおきた。
し぀こいな、ずうんざりし぀぀、写真が目に入っお固たった。

なぎさずレオがラブホテルから出お来る写真だった。䜓を寄せ合っおいるのが、連写で数枚あった。

「奏介から婚玄した報告を受けおすぐ、悪いが玠行調査した。婚玄盎埌の写真だ。それゆえ控えの話をしたのだ。」ず父。

僕は実家を飛び出した。

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挚拶はキスだけ、ず蚀っおいたはずだ。

たさかレオずそこたで深い関係だずは。

しかし䜕かの間違いずいうこずもある。

僕はなぎさのマンションぞ乗り蟌んで、単刀盎入に聞いた。

するず、なぎさはあっさり認めた。

「慰めの儀匏よ。」

「慰め」

「レオずはどちらかが深く傷぀いた時、慰めの儀匏をするの。高校受隓に倱敗した時も、倱恋した時も、倧孊受隓に倱敗した時も、おじいちゃんが死んだ時も、おばあちゃんが死んだ時も、飌い猫が死んだ時も、資栌詊隓に萜ちた時も。どちらかが傷぀くず、い぀も慰めおいるの。」

「高校受隓っお⋯。䞭3 そんな昔から」

「私たちには歎史があるの。」

「僕ず婚玄した埌も」

「あれはレオが私の結婚にショックを受けお慰めたの。兄ず効でも、姉ず匟でも、結婚したら耇雑でしょ 私たちは特別な家族だから、男女の愛ではないわ。」

僕はショックすぎお、しばらく思考停止になっおいたが、なぎさを芋぀めるず⋯その矎しい瞳ず芋぀め合うず、自分の気持ちは䜕䞀぀しがんでいかないのを感じた。

これが愛なのか

「今埌のこずを聞きたいんだけど。レオくんずは」

「私を愛しおいるなら、レオのこずを含めお。これが私で、私の歎史だから。」

「今埌もレオくんが傷぀いた時は」

「レオが望むなら慰めの儀匏をするわ。でも⋯」

「でも」

「私が傷぀いた時はもうレオに頌らない。奏介さんに慰めおもらうから。」

僕はなぎさが愛おしくなっお抱きしめた。

なぎさは自分に関しおは䞭3からの歎史を倉えようずしおいるのだ。

その倜、なぎさは僕のために手料理を぀くっおくれた。
突然乗り蟌んで行ったのに、ありあわせで぀くったずいう料理は最高に矎味しかった。

なぎさずキスをする時、僕の脳内にレオのなぎさずディヌプキスした時の顔が浮かび、その先の行為の時、レオの筋肉質の腕が浮かんだ。

私を愛しおいるならレオのこずを含めお。

これがレオを含めるずいうこずか。

慣れる日は来るのだろうか

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僕は䞀人になっお思考をフル回転させた。

僕ずなぎさは愛し合っおいる。
それは確かだ。

正盎に蚀えばレオは邪魔だ。排陀したい。

しかし、なぎさの歎史でもある。

なぎさにずっお、レオは特別な家族で、兄であり匟であり、男女の愛は無いず蚀う。

レオの心は違うのではないか

なぎさの結婚に深く傷぀いたず蚀う。

レオはなぎさを女ずしお愛しおいる可胜性が高い、ず僕は掚理した。

レオはなぎさをずっず愛しおいるけど、なぎさの方は家族ずしか思っおいない。

そこにレオの葛藀があり、傷぀いた心を隠しおきた歎史があり、なぎさの愛を獲埗した僕ぞの嫉劬がある。

あの嫌味ったらしい無遠慮な態床や、僕に芋せ぀けるようなキスも、僕ぞの嫉劬で、なぎさを愛するゆえず思えば玍埗できる。

レオの嘆きを、なぎさが姉ずしお効ずしお受け止めおいるのだ。

僕はレオのこずは受容するこずを決意した。

レオに関する党おが䞍快だが、自分がレオより優䜍に立っおいる、その䞀点だけは心地よかった。

なぎさぞの愛のために、この耇雑な愛の党おを、包み蟌むように愛するこずを決めた。

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僕は倧孊時代の友達数人ず賑やかな街で飲み歩いた。

結婚匏の時、いろいろ頌みたいため、今日は僕が奢るこずにしお、仲が良かった男友達を呌び集めた。

二軒目に行くため、孊生時代の懐かしい気分で連なっお街を歩くず、芋た顔の二人が歩いおいるのに気づいた。

レオず雚音だ。

雚音が酔っぱらった様子で、レオにしなだれかかっおいる。

僕は目が離せなくなった。
友達みんなを二軒目の店に先に行かせた。

レオがタクシヌを止めた。
雚音を乗せようずするが、雚音はレオの腕を離さない。
レオは匕っ匵られお、䞀緒にタクシヌに乗った。

拒吊しろよ。䜕をやっおるんだ

レオはなぎさの䞭に含たれ、僕の䞭にも含たれおいるのだ。

僕は埌から来たタクシヌに乗っお、二人を远いかけた。

圌らのタクシヌがマンションの前で止たり、レオず雚音は降りた。

僕も少し埌ろでタクシヌを止めお降りた。

雚音は長身のレオに背䌞びしお抱き぀き、マンションを指しお䜕か蚀っおいる。

レオを萜ずそうずしおいるのは明癜だった。
自分のマンションに連れ蟌もうずしおいるのだろう。

冗談じゃない、ず僕は思った。

雚音などにやすやすずよろめいおもらったら困る。

レオはなぎさをずっず昔から愛しおいお、それが叶わず、僕に嫉劬しおいるはずではないか。

䞀芋、軜薄に芋えるレオの䞭に哀しみず玔愛があるからこそ、僕はなぎさずのこずを受容したのだ。

ずころがレオは、し぀こい雚音を突き攟すこずなく、応じおキスをした。さすがに軜い感じで。
ふたりはマンションぞ入っお行こうずした。

「ちょっず埅った」

僕は二人の前に進み出た。

「拒吊しろよ」
僕はレオに詰め寄った。「誰でもいいのか」

雚音が突然珟れた僕に驚き぀぀、タコのように顔を赀くしお蚀った。
「私のこずを䟮蟱するんですか 人暩䟵害です。私たちは独身で、恋も、それに䌎うあれこれも自由です。あなたはなぎちゃんの婚玄者で、私ずレオに関係ないでしょ」

「雚音さんは知らないかもしれないけど、なぎさずレオくんは⋯」

「知っおたすよ。挚拶ず、慰めでしょ あなたは受容したっお、なぎちゃんから聞きたしたよ」

「レオくん蟌みは受容したけど、雚音さんたでくっ぀いおくるのは無理だ。頭がおかしくなる」

「切り離しお考えれば良いのでは 私ずレオ、レオずなぎちゃん、なぎちゃんずあなた。くっ぀いおくるっお倱瀌ですよ。私はダマトノリじゃない」

僕ず雚音がやり合っおいる間、レオは無衚情で受け流しおいた。

雚音ずレオはマンションぞ入っお行った。

⋯レオよ、行くのか。

僕は完党にレオに倱望した。

今倜限り、レオを芋限るこずに決めた。

雚音ずのこずを話しお、なぎさからレオを匕き剥がすのだ。

これは逆にいい機䌚なのかもしれない。

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なぎさのマンションに急に抌しかけお、今芋たこずを党おたくしたおた。

なぎさは僕の混乱ぶりに銖を傟げた。

「お酒に酔った勢いかもしれないけど、レオも雚音ちゃんも独身なんだから問題ないのでは」

「僕がレオくんのこずを受容したのは、もっず玔粋だず思ったからだ。」

「奏介さんが、なぜ怒るのかわからない。」

「酒に酔っお雚音さんを拒吊しない男なら、今埌は慰めなんおいらないだろう」

「レオの恋愛に぀いおはレオの問題よ。私ずレオの関係は倉わらないわ。歎史があるの。」

どうやらレオを匕き剥がすこずは無理らしい。

僕が倱望しおいるず、なぎさは「お腹、空いおない」ず聞いおきお、ありあわせで䜕か䜜っおくれるこずになった。

酒ばかり飲んで、ろくに食べおなかったので、なぎさの矎味しい料理を食べお萜ち着こうず思った。

ふず゜ファヌの暪のラむティングデむスクの䞊を芋るず、手玙が乗っおいた。

手玙には男の名前が曞いおあった。封はただ切られおいない。

僕は料理をしおいるなぎさに近づき、「あの手玙は」ず聞いた。

なぎさは料理しながら「ああ。黒厎くんの手玙 先々週、 䞭孊の同窓䌚で䌚ったからお瀌の手玙じゃないかしら」ず蚀った。

「先々週っおプロポヌズの翌週で、仕事が忙しいず蚀っお䌚えなかった週だよね」

「同窓䌚はめったに無いし、前から決たっおいたから行ったの。」

そこたでは理解できるが、単なるお瀌を今どき手玙を曞いおよこすだろうか

僕は埗䜓のしれない気味の悪い疑いの虫が、胞の底のほうに棲み着くのを感じた。
棲み着くだけではない。
バッタのように跳ねお、僕を急かす。

このたた食事しお垰ったら、氞遠にあの手玙を芋るこずはできないだろう。

あの手玙をどうしおも芋たい、ずいう切実な欲求を僕は無芖できなかった。

するず、なぎさが料理の手を止め、「スパむスが切れおる。」ず蚀った。「この料理に合うスパむスが空なの。」

なぎさは拘りが匷く、家にはたくさんのスパむスを垞備しおいお、食材によっおプランを組み立お料理する。
そのため、スパむスの品揃えが充実しおいるスヌパヌの近くのマンションに䜏んでいるくらいだ。

そこたで拘るから、ありあわせの食材でもめちゃくちゃ矎味しい料理になる。

僕はグルメでもないし完璧じゃなくおいいから、なるべく早く食べたいタむプだが、今回は枡りに船だった。

なぎさはスパむスを買うため倖出した。

さお。僕は深呌吞した。

さっきの黒厎ずいう男から来た手玙を手に取った。
厚みがあるので、䟿箋2枚か枚あるだろう。

なぎさに気づかれないよう封を開ける方法はないものか
詊行錯誀したが、ダマトノリがしっかり぀いおいる。

「私はダマトノリじゃない」
蚱容範囲を越えおくっ぀いおきた䞍快な雚音を思い出す。

いたいたしいダマトノリだ。

綺麗に剥がすこずは無理だず刀断した。

二択。
他人の手玙を勝手に開けたら眪になるし、なぎさずの仲がこじれるリスクがあるが、封を切っお䞭を芋るか。
芋ないか 。

心は決たっおいた。 

僕はハサミで封を切った。

手玙を読むず、疑いを持った想像の範囲におさたらないこずが曞いおあった。

以䞋、ざっず手玙の芁玄。

䞭孊の時、僕はずっずなぎさちゃんのこずが奜きだった。
なぎさちゃんも僕をずっず奜きだったず、先日の同窓䌚で知った時は、二人で驚いたね。
初恋同士だったんだ。

僕は君のいずこのレオくんの存圚が気になっおいたから、勇気を持おなくお告癜せず付き合う機䌚を倱い、卒業しお䌚えなくなった。

君は結婚するず蚀う。

僕は悔やんだ。
あの時なぜ奜きだず蚀えなかったのか
今の君は過去のなぎさちゃん以䞊に魅力的で⋯以䞋、䞭略

僕たちは同窓䌚の埌、2人だけの二次䌚でバヌぞ行ったね。
そこで僕からキスをし、結婚しないでほしいず懇願した。
君は提案しおきた。
「初恋を終わらせる儀匏をしたしょう、ず。」

ホテルで服や䞋着を脱いだ君はよりいっそう倧胆で魅力的で、僕は君に倢䞭になっお、君の党おを愛し⋯以䞋、䞭略

ホテルから出るず君は「さよなら初恋」ずさばさばした感じで僕ず別れた。

僕は党く理解できない。

婚玄者のこずを本圓に愛しおいるのか

愛しおいたら、僕ずあんなふうにならないのでは

婚玄を砎棄しお僕ず付き合っおください。

✹✹✹

僕は䟿箋を握りしめたたた攟心しおいた。

朔いほど僕に情景を理解させる手玙で、僕の脳内でありありずなぎさず黒厎の同窓䌚の倜が映像化された。

最埌の䞀文「婚玄を砎棄しお僕ず⋯」は図々くお嫌悪するが、
「僕は党く理解できない。婚玄者のこずを本圓に愛しおいるのか  愛しおいたら僕ずあんなふうにならないのでは」
には、いちいち同意で頷きながら読んだ。

なぎさが垰っお来た。

僕は䟿箋を握り締めたたた、立ち䞊がった。

「人の手玙を勝手に読んだら眪よ」

「承知した䞊だ。僕は謝らない。君も読んで間違ったこずが曞かれおないか確認しおほしい。」
僕は手玙を枡した。

なぎさは衚情を倉えずに手玙を読み、
「間違ったこずは曞いおないわ。」ず蚀った。
誀字脱字を調べお確認した皋床の感じだった。

「じゃあ聞くけど。なぜ」

「手玙に曞いおあるでしょう 初恋を終わらせる儀匏よ。」

「圌の方は終わっおない。かえっお火が぀いた。」

「私は終わったのよ。この手玙をこうしお、」
なぎさはガス台で手玙を燃やした。
「無くしお終わりだわ。」

「僕の蚘憶や心からは消えない。」

「ちゃんず終わらせお進みたかったの。それが私なの。」

それが私だから、これも受容しろず

愛っお奎の懐が深いなら、そうできるのだろうか。

僕には無理だ。

愛が党く理解できない。

い぀も劖しく矎しく魅力的に芋えおいたなぎさの髪の薔薇のヘアピンが、けばけばしく安っぜく映った。

僕は婚玄砎棄を申し出お、なぎさのマンションから倖ぞ出た。

✹✹✹

倜の街を䞀人がっちで歩きながら、僕は䞍芚にも涙が出た。
空腹だからか、寂しいからか、虚しいからか、絶望したからか、わからない。

理想があり倧切にしたかった愛ずやらは幻想だった。
少なくずも僕の前には「愛」は正䜓を珟さなかった。

スマホにラむンがきた音がした。

なぎさかず思っお読むず、今日、結婚の報告で呌び集めた倧孊時代の友達の䞀番芪しい奎からだった。

「二次䌚に来なかったけど、どうした 䜕かあった」ず曞いおあり、
「僕が二次䌚の飲み代を立お替えおおいたよ。」
ず、領収曞の画像がラむンに貌り付けおあった。
そしお圌の銀行口座が曞かれ、
「来週䞭に振り蟌んでね。」
ず曞いおあった。
「結婚匏の時はスピヌチでも、二次䌚の幹事でもなんでもやるよ」
ず、めちゃくちゃ明るくお胜倩気な動物のスタンプが抌しおあった。

僕は脱力しお、2日、既読無芖し、3日埌にお金を振り蟌んだが、ラむンのメッセヌゞに「振り蟌みたした。」以䞊の文字をただ曞けおいない。

✹✹✹✹✹

手玙を芋た3日埌、僕は瀟長宀ぞ行き、父に婚玄砎棄を䌝えた。

あの埌、2日は寝蟌んでいたのだ。
実際に高熱が出た。

父は「䌚瀟を䌑んだから心配したぞ。」ず蚀った。
父からの電話もラむンも無芖しおいた。

「奏介は愛を厇高なものに思っおいたのだろうが、」
父は僕の沈黙を倧事にした埌、ぜ぀りず話し始めた。
「愛なんお、䜕幎もしおからやっず、これがそうなのかなず気づく皋床の曖昧なものだず思う。私が母さんず結婚する時、奜きかどうかさえ埮劙だった。ちょいブスだず思った。」

確かに母は、端正な顔立ちの父ずは違い、今にも笑い出しそうな感じのひょうきんな顔をしおいる。

「嚘時代の母さんず過ごすず楜しかった。それは確かで、いい子で自分を奜きだず蚀っおくれるから結婚しおみようか そんな皋床だった。しかし、愛なんおよくわからないけど、これは䜕ず呌ぶんだろう それなのかず今は思ったりもする。」

僕は父の話にじヌんずした。

二人の息子であるこずを誇りに思った。

「シンフォニヌ犬だっおそうだろう 最初は奏介、うるさがっおいたじゃないか なのに今はどうだ」

シンフォニヌは効が欲しがっお飌った柎犬で、子犬時代のシンフォニヌはよく動くし吠えるし萜ち着かなくお、僕は嫌っおいた。

しかし今では僕が぀いに芋぀けられなかった愛の端っこがあるなら、シンフォニヌのしっぜにリボン結びされおるんじゃないかずさえ思う。
愛おしい存圚。

父がさりげなくさりげなさを装っお䟋の二枚の写真を出しおきた。

「ずりあえずお喋りしたり遊びに行ったり、䜕床か䌚っおみたらどうだ この二人なら母さんより、だいぶ矎人だぞ。」

改めおアキちゃんずボむヌンちゃんの写真を芋るず、確かに可愛くお感じがいい。

䜕床か䌚ううち、僕のモラルも厩壊しなくなったり、意識が胞以倖にも向く可胜性があるかもしれない。

そこぞ秘曞の咲間さんがコヌヒヌを持っおきた。
二床目なので、僕にも芪しげな笑顔を向けた。

咲間さんは圌氏はいるのだろうか

僕は咲間に話しかけた。
「突然ですが、結婚を考えおいる圌氏はいたすか」

咲間はびっくりし぀぀答えた。
「結婚ですか そんな話が出おいる人はいたせん。」

「写真を䞀枚撮っおもよろしいですか」

「⋯あ、はい。」

僕は咲間の䞊半身の写真を撮った。

咲間が瀟長宀を出るず、父が「なぜ私の秘曞の写真を撮る」ず聞いた。

「択にするためです。」僕は答えた。

✹✹✹✹✹✹✹

芋晎らしのいい䞘の䞊に立った僕は、はるか䞋の方で朚に繋いだシンフォニヌに向かっお手を振った。

シンフォニヌが僕を芋䞊げお、尻尟を振っおいるのが芋える。

僕は䞉枚の写真を裏返しお、䞉角圢になるように足元に眮いた。

「シンフォニヌに遞ばせたす。択。」
僕は暪にいる父に宣蚀した。

写真はアキちゃん、ボむヌンちゃん、秘曞の咲間さんだ。

「写真を衚にした方が、シンフォニヌが遞びやすいのでは」ず父。

「衚にしたら、シンフォニヌはアキちゃんを遞ぶから択じゃなくお䞀択になる。」

父はバレたか、ずいう顔をした。

準備が終わるず、僕は父を連れおシンフォニヌのずころぞ䞋りた。

「シンフォニヌ」
僕は愛情を蟌めおシンフォニヌの頭に手を眮き、犬の瞳を芋぀めた。

「僕の人生を愛するお前に委ねた。」

シンフォニヌは理解しおるのかしおないのか知らないが、嬉しくお仕方ないずいうふうに尻尟をブンブン振っおいる。

「行け」
僕はシンフォニヌを䞘の䞊ぞ解き攟った。

シンフォニヌは勢いよく駆け䞊がっおいく。

僕はシンフォニヌの愛を芋抜く力を信じお祈った。
父も暪で祈っおいた。

シンフォニヌが写真をくわえお駆け䞋りおくる。

たっすぐ僕の元に来お、写真を差し出すようにぶ぀かっおきた。

僕はシンフォニヌが持っおきた写真を芋た。

秘曞の咲間さんだった。

僕は咲間さんが遞ばれるこずを期埅しおいた。

しかし自分の遞択県の無さを痛感しおいたので、シンフォニヌに委ねたのだ。

これで咲間さんの遞択に自信が持おた

シンフォニヌよ、ありがずう

シンフォニヌのしっぜに、愛の端っこがリボン結びされおいるのが芋えた。

僕が感動しながら咲間さんの写真を胞に抱くず、暪からすっず父が写真を奪っお「ダメだ。」ず蚀った。

䜕がなんだかわからず父を芋るず、父は「察しおくれ」ず叫んで、写真を抱いお走っお逃げた。

父は逃げ足が早かった。

28歳の息子がいる幎で、あんなに早く走れるこずに僕は驚いた。

僕は走っお行く父を芋送りながら、質問に察する咲間の答えを思い出した。
「結婚ですか そんな話が出おいる人はいたせん。」

結婚の話が出ない圌氏なら、いるずいうこずか。

僕は芝生に倒れ蟌み、寝転んだ。

「愛なんおよくわからないけど、これはなんお呌ぶんだろう それなのか」父。

母ずの愛を語る父の蚀葉に感動し、息子ずしお誇らしく思った自分が情けない。

僕は寝転び、絵の具をこがしたような氎色の空を芋䞊げながら、結論づけた。

愛なんお幻想だ。

愛ずいう芳念による束瞛だ。

 æ‹ã ã£ãŠã‚ˆãã‚ã‹ã‚‰ã‚“し、もうめんどくさい。

恋なんかするから、愛ずかわけわからんものを考えるのだ。

䞀生、恋なんおしない。䞀生は倧げさか

あの空に誓う。

少なくずも5幎は恋しない。

シンフォニヌが僕のそばに来た。
ボヌルをくわえおいる。

はあ おいおい、よその家のボヌルを持っおきちゃったのか

「すみたせん。それ、うちのボヌルなんです。」

はずむような若い女性の声がしお、寝転んだたた芋䞊げるず、これたで芋たこずがないような可愛くお矎しい女神が、氎色の空を背景に、犬を連れお枅らかに埮笑んでいた。

僕は飛び起きた。

5幎は恋しないず誓ったが。

秒で恋しおしたった。


終わり

✹✹✹✹✹✹


↑今たでの䞭で䞀番スキが぀くペヌスが早く、
初めお「1週間で特にスキされた蚘事」バッゞをもらいたした。

挿絵のむラストを描いおくださったクリ゚むタヌさんです。↓


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