【たかりょー先生の経済ニュース】AIブームで「記憶」を作る会社が大もうけ!?キオクシアが過去最高益のヒミツNO.13
こんにちは!社会科のたかりょー先生です。
今日(2026年5月15日)、ものすごいニュースが飛び込んできました!
「キオクシア」という日本の会社の決算(けっさん)が発表されて、なんと売上が初めて2兆円(にちょうえん)を超える見込みになったんです!営業利益は前の年から約67%アップの7,545億円。1年前の1.6倍以上にもうかっているということになります。
「キオクシア?聞いたことないなあ」「2兆円ってどのくらい?」「なんで急にもうかってるの?」
そう思った人、大正解!今日はこの「メモリ大もうけ事件」を、たかりょー先生がやさしく解きほぐしていきますよ〜!

そもそも「キオクシア」ってどんな会社?
キオクシアは、日本にある「半導体(はんどうたい)メモリ」をつくる会社です。もともとは「東芝(とうしば)メモリ」という名前で、世界的に有名だった東芝という大きな会社の一部分でした。それが2017年に独立して、2019年に「キオクシア」という名前に生まれ変わったんです。
「キオクシア」という名前は、日本語の「記憶(きおく)」と、ギリシャ語で価値を意味する「アクシア(axia)」を合わせた言葉なんですって。つまり「記憶って大事だよね!」という気持ちがこめられた名前なんです。なんだかロマンチックでしょ?笑
そしてこのキオクシア、「NAND型(ナンドがた)フラッシュメモリ」というものを作る会社としては、世界で3番目に大きいんです!日本の技術って、やっぱりすごい!

「NAND型フラッシュメモリ」って何?お弁当箱みたいなもの!
ここで出てきた「NAND型フラッシュメモリ」、ちょっとむずかしい名前ですよね。でもじつは、みんなのまわりにたくさんあるものなんです。
たとえば——
スマホで撮った写真や動画を保存している部分
ニンテンドースイッチやプレステに入っているゲームデータの保存場所
パソコンの中で、データをすばやく読み書きする「SSD」
USBメモリやSDカードの中身

ぜんぶ、NAND型フラッシュメモリが使われているんです!
たかりょー先生流にたとえると、メモリは「お弁当箱(べんとうばこ)」みたいなもの。中にデータ(おかず)をいっぱい入れておけて、電源を切っても中身が消えないんです。お弁当箱の容量が大きければ大きいほど、たくさんのおかず(データ)が入る。便利でしょ?

なんで急にメモリがバカ売れしているの?答えは「AI」だ!
ここで本題!なんでキオクシアの売上が急にぐんぐん伸びているのか?
答えはズバリ、「AI(人工知能)ブーム」なんです!
最近、ChatGPT(チャットジーピーティー)とか、絵を描いてくれるAI、宿題を手伝ってくれるAIとか、いろんなAIサービスが流行っていますよね。みんな使ったことあるかな?
このAI、じつはとんでもなく「大食いさん」なんです。

AIが賢くなるためには、ものすごい量のデータを「勉強」しないといけません。たとえるなら、図書館にある全部の本を、何回も何回も読み返すようなイメージ。そしてその「お勉強場所」を「データセンター」と言います。
データセンターには、巨大なコンピューターがズラーッとならんでいて、その中にものすごい数のメモリが入っているんです。AIが賢くなればなるほど、もっと大きなお弁当箱(メモリ)が必要になる。だから、世界中のAI会社がこぞって「メモリちょうだい!」とキオクシアに買いに来ているわけです。
キオクシアの売上のうち、約6割がこのデータセンター向けのSSDになっているそうですよ。すごい変化!
「需要」と「供給」のバランスがくずれちゃった!
ここで先生がちょっとだけむずかしい言葉を使うね。でも、すぐにかんたんに言いかえるから安心して!
「需要(じゅよう)と供給(きょうきゅう)」という言葉、知ってる?
需要=「欲しがる人の数」
供給=「作って売れる量」
たとえば、お祭りでりんご飴(あめ)が大人気で100人が欲しがっているのに、お店は50個しか作れない!となったら、どうなる?
そう、値段が上がるんです。「もっと高くてもいいから買いたい!」っていう人が出てくるから。

今、メモリの世界でこれと同じことが起きています。AIブームでメモリを欲しがる人が爆発的に増えたのに、メモリを作る工場はそんなに急には増やせない。だから、メモリの値段がぐんぐん上がって、キオクシアの利益も増えているんです!
世界のメモリ会社5社合わせると、利益は63兆円にも達する見込みだとか。63兆円って、日本の1年間の国の予算の半分以上ですよ。とんでもない金額!

でも、いいことばかりじゃない…私たちへの影響は?
「キオクシアがもうかってよかったね!」で終わらないのが、経済のおもしろくて、ちょっとこわいところ。
メモリの値段が上がると、メモリを使って製品を作っているスマホメーカーやゲーム機メーカーは「材料費が高くなった〜!」と困ってしまいます。すると、私たちが買うスマホやゲーム機の値段も、ちょっとずつ上がっていく可能性があるんです。

実際、専門家の予想では、ゲーム機の出荷台数が前の年より4.4%減るかもしれない、と言われています。「ゲーム機、値上がりするかも!」と聞いたら、ちょっとドキッとしますよね…笑
まとめ:「記憶」が世界を動かす時代がやってきた!
今日のポイントをまとめると——
キオクシアは日本のメモリ会社で、今日2兆円超えの売上を発表!
もうかっているのは、AIブームでデータセンター向けメモリの需要が爆発しているから
「需要>供給」になると値段が上がって、もうかる会社が出てくる
でもメモリが高くなると、スマホやゲーム機の値段も上がるかも…
AIという「新しい技術」が、メモリという「古くからある技術」を引っ張り上げて、世界経済を大きく動かしている。これってすごくおもしろいことだと思いませんか?

きみがスマホで撮った写真も、ゲームで遊んだ思い出も、AIが学ぶデータも、ぜんぶ「メモリ」という小さなチップに記憶されている。それを日本のキオクシアが世界に送り出している——なんだか誇らしい気持ちになりますね!

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